コメットという器械は、ダイオードのレーザーによるエネルギーとRF(高周波という電磁波)のエネルギーの二つがでます。

 コメットのユーザーズミーティングでは、男性のヒゲ脱毛に、今までの器械に比べて効果が高いという評価が出ていました。 このところコメットの評価が高くなったためか、ヒゲ脱毛を希望なさっておいでになる男性患者さんが、少しずつ増えています。

  コメットのほかに男性のヒゲ脱毛に効くとされているのは、ロングパルスヤグです。どちらもやはり照射はそこそこ辛そうです。

 ところで、女性の顔の脱毛について コメットはもともと脱毛専用器械ですので、脱毛目的のみで使っていました。でも、お顔に照射していますと、女性の皮膚がだんだんきれいになっていきます。皮膚の色が白くなり、毛穴も縮小してゆきます。脱毛されて毛根の色も見えなくなってきますと、よくいうあかぬけしたお顔になります。

 ポラリスという若返りの照射するマシンがあります。このポラリスという器械もコメットと同じ、ダイオードとRFの組み合わせなんですね。

 ポラリスの一番のウリは顔の色をとりつつ、引き締め(若返り)を、というものです。このポラリスの効き方と、良く似ているんだなあと思っています。

 ポラリスとの違いはダイオードの波長がポラリスは900nm、コメットは810nm、パルス幅がポラリス200msでコメットが100ms、照射出力は同じ。RFはポラリスが80-90J、コメットが50で、どちらもバイポーラタイプ。パルス幅の違いでポラリスによる脱毛効果は低いが、RFが高い分だけ引き締め効果はポラリスのほうがある。ということだそうです。(美夏クリニックにはポラリスはないから、本当の効果の違いは分からない)

 お顔にレーザーや光を照射するときには、気をつけなくてはならないことがあります。肝斑や炎症後色素沈着というおしみがある人では、そのしみが悪化することがあります。コメットの場合、ダイオードのエネルギーは10Jまで下げることが可能です。ハイドロキノンなどでメラノサイトの活動を抑えておけば、しみが悪くなるリスクを下げることができます。

 肝斑は長い治療期間が必要なしみです。充分気をつけて治療しましょうね。 ポラリスの講演会でUSAからきていた講師が、「ポラリスで肝斑を悪くするのは、とっても簡単です。自分は肝斑のある患者さんには、オバジのクリームプログラムを必ずやった上で照射しています」と発言していたのが、心に残っています。

  ポラリスが日本に出回る直前の話でしたが、この講師も辛い思いをしたのが伺える渋い表情でした。(ちなみにこれは日本語に翻訳されていなかった!!)

 また、エステさんなどで顔に光治療やレーザー脱毛をなさる場合があります。肝斑が悪化する危険性をご存じないエステサロンも、かなりの数あります。お顔のしみは、光治療やレーザー照射で悪くなることがあります。脱毛の治療でもリスクは一緒です。ちゃんと診断してから照射しましょう。左よりの波長はリスクが高いので、気をつけてくださいね。

美夏クリニックでは、2008年夏現在ロングパルスヤグレーザーによる脱毛も行っております。特に男の方では、コメットとの使い分けで、良い成績が挙げられています。

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