こすらないで No2.

 しみを作らないためのスキンケアについての続きです。

 赤ら顔の原因はいくつかあります。その中で、こすって赤くしてしまったお顔の特徴をお話します。

 さかさパンダのように、目の周辺や法令線、フェイスラインなどお顔の周辺は、肌理が細かくて白い。それなのに眉の上、頬骨の上など出っ張っている部分は、毛穴が目立ち皮膚そのものも厚く赤みがかっている。医者の用語を使えばやや浮腫っぽく、血管が拡張している。

 毎日物理的にこすられるのは皮膚にとっては大きなダメージ。その摩擦の力に対抗して、精一杯の防御をしている姿が赤ら顔。 つまり、皮膚の浅いところまで血管は拡張し、酸素を運ぶ赤血球や外敵と戦う白血球を増やす。(赤み=血管拡張) 臨戦状態になって、炎症惹起物質という免疫系の物質がたくさん出てくる。その結果、血管の外へ水分が流れ出て皮膚そのものも厚くなります。まさに、炎症そのものです。

 この赤みや厚みは、接触性皮膚炎というかぶれやアトピーなどの湿疹、ニキビなどでも起こってきます。かぶれると赤くなって腫れるでしょ? 一般的に、血管の拡張や皮膚が厚くなる現象は、その原因が取り除かれれば消失します。
 でも長い期間炎症が続くと元へ戻る力がなくなり、湿疹や摩擦など炎症の原因をとりのぞいても、赤く肌理の粗い皮膚がそのまま残ります。

 赤ら顔が気になる場合には、まずかぶれ(接触性皮膚炎)やアトピー、脂漏性皮膚炎、にきび、こすっているなど赤くなる原因があるかどうか診断が必要です。診断の結果、病的な状態ならば皮膚を健康にするために治療や皮膚にあったスキンケアが最初のステップ。

 その上で残ってしまった赤み(血管の拡張)や厚み、毛穴については美容外科的な治療が必要です。 美容外科的な(美容皮膚科的な)治療の中で赤みに対して直接働くものは、光治療(フォトセラピー)や赤用のレーザー(Vビームやダイレーザーなど)があります。
 それらの治療は、もともとの病的な状態や不健康なスキンケアを改善した上でなされなければ、良い結果を出すことは難しいと思っています。

 せんせ!!痒いんでしょ?掻いているよ。駄目だったらあ。掻いたら、皮膚は余計痒くなるし、色がつくって自分で言ってるじゃあない。
 でもね、痒いのを我慢するのはとっても大変なこと!なすびは痒くない人だからーーー。シャワーを浴びて、締めている下着をはずすと楽になるんだけどね。部屋も冷やさなくちゃ。 おかしいなあ?なすびよりひと回りは年上のはず。どうしていつも怒られているのかな?

美夏クリニック http://www.mika-clinic.com

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このページは、美夏クリニック Dr.美夏が2006年6月19日 09:08に書いたブログ記事です。

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