フェイスリフト 手術かマシンか

 リフトは、顔の輪郭とくにフェイスラインが気になってきた時の若返りの手術です。法令線とか鼻唇溝とか呼ぶ口の横のラインも浅くなります。

  そのフェイスラインの改善を望むときに、一番大きな選択が、手術を受けるのか、マシンを使うのかにあります。

 サーマクールやポラリスなどのマシンはまさに、リフトはしたいけれど、手術はしたくないという患者さまのニーズが生み出した器械だと思います。 どちらが良いかは患者さまによります。でも2,3考慮すべき事柄があります。

 効果が高いのは、やはり手術だと思います。比較的年齢の低い40歳前後の患者さまでも、フェイスリフトの手術をすれば、耳の前で最低15-20mmくらいの幅で、皮膚は切除されます

 (もちろんSMASという筋膜様組織で引き上げて、皮膚はゆったりと縫合します。)場合によっては、35mmくらいの切除幅になります。これを、マシンで引き上げるというのは、並大抵のことではありません。

 手術における一番の問題は、私はやはりダウンタイムだと思います。皮膚の剥離範囲によって、人前に出られない期間は異なります。でも剥離を最低にしても、リフトの効果を出すには最低10日間の期間は必要です。

 場合によって、血腫や傷の治りが悪いなどその期間が延びることがあります。

 また、年齢の高い方では、皮膚の剥離範囲が効果を出すためには、それなりに広くなります。その時には3週間くらい、お外に出たくなくなります。

 フェイスリフト博士という方のブログを最近大変楽しく読ませていただきました。そこで、マシン系の治療よりも手術による治療のほうが、結局は安上がりである旨書いておられました。 私も賛成です。

  でもそのダウンタイムの期間の重みや重要性、その期間の金銭的損失が大きい人には、ひょっとするとマシン系の治療の方が良い人がいると思います。 

 マシン系の治療をなさるときには、他のコンビネーション治療を一緒になさる方が、満足度は高いと思います。

 フェイスリフトの手術を終了され、若返ったお顔をご覧になると、本当にうれしそうなお顔をなさいます。そのお顔を見るのが、形成外科医美容外科医にとって至福のときだなあといつも感じています。

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