2006年10月アーカイブ

Mrs.Floraからトレチノイン療法体験記 第4弾が届きました。Mrs.Floraは美夏クリニック http://www.mika-clinic.com  の事務の女性です。よろしくお願いします。

濃度アップ!?4週間経過
今日からトレチノイン0.4% と ハイドロキノン乳酸の使用がスタート。今まで使用していたものは使いません。

前回はトレチノイン0.1% と(乳酸の入らない)ハイドロキノンでしたので、濃度とピーリング効果が高くなりました。

今日は秋晴れになりそう。日焼け大敵なので夜から使用することに。

Dr.の指示通りトレチノイン→ハイドロキノン→トレチノイン。しかも、トレチノインは2度付けです。トレチノインの濃度UPのせいか伸びにくい。ハイドロキノンを塗ると少し刺激がある

明朝の肌状態はどうなっているのでしょう・・・


☆真っ赤~!!25日目
朝起きて顔を見ると頬全体が真っ赤。額、顎も少し赤みがあり、顔全体がやや腫れぼったい。少し熱っぽい。頬の高い部分の少し下、毛穴がかなり開いている。普通この部分の毛穴って目立たないですよ~

濃度UPが原因かな。早速洗顔して様子をみてみましょっ。いつもの泡洗顔でこすらない様に

化粧水は今まで使用していた刺激のないハー○ー。真っ赤だからかなり心配。良かった~付けてもヒリヒリしない。

今日は秋晴れ日焼け止めをしっかり塗って帽子を被ってちょっとお散歩。帰宅しても、赤みは引かない。。。どころか火照った感じがやや強くなって。
日焼けして赤い、というよりかぶれて赤くなっている・・・そんな感じです。

休日はいつもですが、今日はコンタクトの方が良さそうだゎ

1日中赤みは引かず、範囲は顔の80%位を占め、朝よりも広がったようです。引き続き火照った状態ですが、痒み、痛みはありません。

 穏やかすぎて結果が出そうにないので、スピードアップを図りました。少々辛そうですね。
 このように赤みが出ているときに、紫外線を浴びると返って黒くなるので注意が必要です。トレチノインをつかっていらっしゃる方は、いつもハンドバッグにサンスクリーンと帽子、日傘を入れておかれた方が良いと思います。つい、うっかりが後悔の元です。頬に陽射しを感じたら、すぐに塗りましょうね。

 美夏Dr.も乳酸入りのハイドロキノンでヒリヒリ赤くなっています。ゆっくりやっていて、どこまで結果が出ることやらという状態です。

posted at 2006/10/31 13:41 | kojitomika |
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もともとは脱毛を手広くなさっていた医師たちが立ち上げた学会だと思います。MBF medical beauty forum とも言います。昨日秋から冬のセミナーがありまして、参加してまいりました。

 日本美容外科学会が、やや手術治療にシフトしているのに比べ、この学会は非侵襲的な治療 つまり手術ではなくて、レーザーなどの照射する治療や薬による治療にシフトしています。

 研究会や学会は乱立しており、全部に参加していると、返って勉強する時間がなくなりそうです。でもこのセミナーはなるべく参加するようにしています。何回かに分けてご紹介したいと思います。

 「歴史は繰り返す」というお話を会長講演として、大宮スキンクリニックの石井先生(私と縁戚関係はありません。)がなさっていました。とくにFILLERについてのお話です。

 長時間持続するタイプのFILLERの危険性について、何回か触れさせていただいています。

 ずいぶん昔にシリコンジェルを直接注入するという手技が行われた時期があります。いわば注射するだけなので、お手軽です。注射されたシリコンは周辺に少しずつ広がって行きます。その注射された物質の周りに身体がその異物である物質を囲い込もうとしてカプセルが出来ます。異物肉芽腫といいます。
 私が形成外科医になりたての頃にも、乳房の広い範囲にシリコンジェルを注射され、その後しこりが多数でき、また皮膚が損傷し、乳房の形が変形した方の、そのシリコンジェルを周囲の線維組織と共に摘出する手術を時に拝見いたしました。美しい乳房を望んで変形がきているわけですから、その悲しみは察するに余りあります。

 現在長期間残存するFILLERとして種々の製剤が出回っています。
長時間残存した結果、場合によっては手術的に摘出する(取り出す)以外、方法がなくなる場合があります。そういった製剤によるしこりや色のトラブルは最近良く耳にします。
 どうぞFILLERは、コラーゲンやヒアルロン酸など吸収される製剤を選択なさるよう、お勧めいたします。吸収されれば、嫌な結果もなくなります。

 過去のシリコン注射による合併症を考えれば、FILLERも注意して使わなければ、大きな問題が起こりうる。過去の歴史に学びなさいという講演の一部分をご紹介いたしました。

 美夏クリニックはこちらです http://www.mika-clinic.com

 Fillerとは、シワやくぼみを持ち上げたり、顎を出す、鼻を高くするなど、膨らます目的で使われる、液状の注射製剤を言います。
 現在(人由来)コラーゲンやヒアルロン酸が一番一般的です。製剤は多種類使われています。

 その中で、長時間作用するとされている製剤がいくつかあります。長時間作用性の製剤について、トラブルの報告が増えていること。20年前にシリコン製剤で悪い結果があったけれど、それをご覧になったことがない若い医師が増えていることから、講演で警告がなされたと思っています。

posted at 2006/10/30 09:55 | kojitomika |
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「インフルエンザは予防で対処しましょう」

インフルエンザは、場合によって重症化し死亡する可能性のあるウイルス感染症です。普通の風邪とは違います。

 インフルエンザウイルスはA型、B型、C型があります。AとBは重症化しやすく、毎年12月から3月にかけて大流行を起こしやすいので前もって手を打っておく必要があります。

 現在のところこれらのウイルスを殺す薬は無く、予防接種で身体に免疫力をつけておくことが最善の対処法です インフルエンザワクチン接種に関してはWHOによって流行が予測された型に対するワクチンを使用することになります。型(ウイルスの表面抗原)が違うと予防効果はありません。

 このシーズンに使用されるワクチンは、Aソ連型、A香港型とB型インフルエンザの混合ワクチンです。予防効果(インフルエンザウイルスに暴露された場合にインフルエンザの症状が出ないようになる確率)は70-90パーセント期待できます。予防接種を受けていた人では、インフルエンザに罹患しても死にいたるほど重症化する例は極めて少ないとされています。

 ワクチンは若い人では1回接種で充分です。高齢者、小児あるいは重症慢性疾患の方などは2回接種が良いと思います。ワクチン接種の効果は2週後くらいから出てきますので、今頃の時期からワクチン接種を受けるのが望ましく思います。

 2回目の接種は間を2-4週間空けます。副作用では卵アレルギーの人は注意が必要です。局所の腫れ、発熱を認めることがありますが、それ以上の重篤な合併症が起こることは大変まれです。インフルエンザにかかった場合のリスクと予防接種で合併症の出るリスクと比較した場合、インフルエンザそのものが場合によっては死にいたる感染症であることを考えると、予防接種を受ける方が良いと考えています。

 今流行した場合に大きな被害が出ると心配されている新型鳥インフルエンザへは今までのワクチンは残念ながら無効です。それには他の手段が必要になってきます。 例えば、タミフルなどある程度効果が期待されていますが、早く鳥インフルエンザにたいする特異的ワクチンの開発が望まれます。
 
国立感染症研究所のインフルエンザのウェブサイトをご紹介しておきます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html

posted at 2006/10/26 09:04 | kojitomika |
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 今月始めの美容外科学会では、皮膚表面のレーザー治療や高周波治療から、フェイスリフトをはじめ手術治療まで、それぞれの手技の詳細や成績について、たくさんの討論や発表がありました。

 抗加齢治療はアンチエイジング治療と呼ばれ、話題の中でかなり大きな部分をしめます。
 そしてその内容はターゲットの深さや手技により、さまざまです。このブログでもお話いたしました。

 この学会で感じたことのひとつに、患者さまのニーズが、比較的短期間にはっきり改善が見える治療と日々の生活の中で負担なく少しずつ改善するタイプの治療に分けられているという事があります。

 例えば、美夏クリニック( http://www.mika-clinic.com/ ) でもさせていただいている治療のひとつに、ヤグレーザーによるレーザーピーリングがあります。北里大学の先生によるご発表では、母集団30人のうち、平均4年2月の間に平均26.5回このレーザーピーリングをなさった結果、20人の方で非常に効果があり、6人の方で効果あり、不変が一人だったそうです。
 治療回数の多い方を選択した上で、結果がどうであったかという御発表でした。でも、この施設でのもともとの治療回数も平均12.77回とかなりの数です。

 レーザーピーリングは、一回一回の効果がそんなに眼に見えるものではありません。多少の赤みは出ることがありますが、いわゆるローリスク、ローリターンの治療です。それを回数を重ね時を経れば、その時が経つ前よりも皮膚の状態が良くなる。
 日々の生活の中で負担なく少しずつ改善するタイプの治療は、はっきりと結果が見えるタイプの治療ではありません。それでも患者さんに喜んでいただける治療であり、それなりに価値のある治療なんだと認識しました。

 

posted at 2006/10/26 18:57 | kojitomika |
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Mrs.Floraのトレチノイン体験記です。よろしくお願いします

シミ治療開始から3週間経過☆15日~23日目
この1週間は引き続き同じ様に塗布。トレチノインをスポット塗布した部分数ヶ所が(5ミリ程の大きさで)赤くなっています。と言っても痒みや痛みがあるわけでもなし。日焼けしないようにだけ気をつけました。
塗布部分を顎のあたりまで少し広げたので、新たな皮剥けが始まりました
ハイドロキノンの2本目使用開始。同じ濃度のものです。トレチノインより広い面積に塗布するので、早く無くなりますね。

ところで使用中のハイドロキノンですが、変色してきます。これは特質らしいです。できるだけ早く使い切らないと。


トレチノイン療法をスタートして1ヶ月が経ちました。
シミもスタート当初より、薄くなったり、ほとんど消えた所、大きさが半分程になったり、と効果がありました。私的には結構満足感有り


ここで感想

まず、日焼け対策。
9月中旬からは晴天の日が殆ど。行楽日和が続きとても気持ちのいい快適な気候。日焼け止めと帽子、日傘と・・とにかく気をつけました。

悲しきかな、できるだけ外出しないようにしました。まるでオタクのような生活。洗濯干すのも日差しが差し込む前、お買い物も夕方か、日が沈んでから健康の為のウォーキング(お散歩)も暗くなってから。治療前より確実に明るい時間の外出が減りました。バンパイアかいッ


次に皮剥け。
これはどうしようも無し。放っておくしかないです


赤み化粧水がシミたので、刺激のないものに変更。
幸い、手持ちの安心して使用できるものがあり、又痒みもなかったのでホッ


お化粧
 仕事等でお化粧する場合、皮剥けをカバーするのは難しい。外出すると、外気やエアコンにさらされて、結構乾燥するのがよく分かるので、2~3時間程で皮剥け、皮膚荒れ状態に。
こまめに、保湿をしてお化粧直しをしないとかなり気になる。友人にもいちいち説明してました。説明したくない人は、外出の機会の少ない期間を選んだ方がいいかも。


朝夕2回
Dr.には内緒だけれど、夕食に美味しいをいただいたりしたら、そのまま寝ちゃった事が2~3回m(*T▽T*)mおゆるしを・
あまり几帳面過ぎずに気軽に気長に続ける方が結果オーライかも


 美夏Dr.も現在トレチノイン療法中
ハイドロキノンを当初ナノテクノロジーによるdrug delivery systemで1.9%の濃度でも4%なみに効くとされているジェイメックの製品を使っていました。少々弱いようで、乳酸というピーリング剤の入っているものに変更しています。トレチノインが基底層に働いて結果としてのピーリング剤なのですが、乳酸は皮膚表面に直接働くピーリング剤です。
 使い始めるとヒリヒリしますが、やはり反応を強め、効果を高めるには適当です。

 Mrs.Floraも書いていましたが、日焼けはやはりトラブルのもと。そう分かっていても外出せざるを得ない時もあり、かなり気をつけてはいますが、なかなか難しいものです。
 Dr.美夏は先週末富士見高原で登山。右頬の肝斑は少々黒くなったようなーーー。サンスクリーンはSPF50で重ね塗りでしたけれど。

 日焼けなどリスクのある場合は、返ってトレチノイン量の多いオバジのニューダーム(ヌダーム)の方が成績にばらつきがなくて、良いかなあと感じています。ニューダームは皮向け、赤みが強くて、オバジ顔になって日常生活はさらに大変です。

 メラフェードというあまり赤くならないのがウリのトレチノインとハイドロキノンのプログラムで、やっとステロイドの入っていない製品がリリースされました。試供品を手に入れましたので、こちらをしばらく試してみようかなあなどと考えています。ご報告しますね。


posted at 2006/10/25 09:26 | kojitomika |
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現在通院してくださる患者さまの中で最高齢のかたは92歳。男の方です。
徒歩10分くらいのところにお住まいで、週に1-2回おいでになります。美夏クリニックでは、薬を塗らせていただいています。

 耳は少々遠くていらっしゃるのですが、常に朗らかで、クリニックやスタッフそのほかを毎回誉めてくださいます。勿論至らないところが多いのに、それでも誉めてくださる。私が処方した抗真菌剤でかぶれてしまったときにも、そのかぶれが治ったことを喜んでくださる。

 おみ足も健やかで、足取り軽くおいでになります。元気でかくしゃくとして生活しておいでの姿には、頭が下がります。

 いつも拝見させていただいて気がついたことがあります。
いつも笑ってらして、ご自分のことはご自分でなさっておられます。この"笑顔"で、物事の良い面をご覧になり、いつも上向きに考え感じておられる姿勢が、長寿と元気の源なのでしょう。

 いつまでもいつまでもお元気でと、願っています。


posted at 2006/10/24 13:37 | kojitomika |
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 冬になると、皮脂欠乏性湿疹といって、皮膚が乾き痒くなる患者さまが増えます。皮膚はだいたい6週間前後で、ターンオーバーします。つまり6週間で新しい皮膚に生まれ変わります。毎年冬に痒くなる方は、今の時期から冬に向けたスキンケアが必要になります。

 皮膚は、皮脂が覆っています。車で言えばワックスのように。
その下には角層とか角質層という垢となって落ちる前の核のない(言い換えると細胞としては生きていない)細胞が並んでいます。車で言えば、塗料の層かもしれません。
 この二つは、洗いすぎで簡単に取れてしまいます。
新車を金属のタワシでこすって傷つける人はいません。でも身体をこすって洗うのは、カネのタワシで新車をこすって傷を作るのと同じようなものかもしれません。

 もともと皮膚は外界から自分自身を守るバリアです。そのバリアを守るためには

  1. お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
  2. 身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
  3. ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
  4. 背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
  5. お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
  6. 乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。

 痒くて湿疹が出ている場合には、上記のことを守った上で是非お近くの皮膚科におかかりくださいね

 お顔の皮膚でも、こすらないでというお話を以前させていただきました。ご興味がありましたら、こちらも読んでみてくださいね
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/308390/

 美夏クリニックはこちら http://www.mika-clinic.com


posted at 2006/10/24 15:03 | kojitomika |
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 メソセラピーによる部分痩せは食餌療法、運動療法ではなかなか得られないプロポーションを作るには安全で確実な方法です。リポスタビルを中心に数種類の薬剤のカクテルを、注射する治療です。
 三月にパリで開かれた国際アンチエイジング学会でもこのことが確認され、その効果の確実性を多症例で確認し、自信をもって皆様にお勧めできます。 

 モニターの方は、41歳女性
 体全体は均整が取れ、夜銀座を歩くと高級クラブのママとして挨拶されてしまう方です。お尻の形が気になるとのことでした。

meso-buttock-pre.jpg
注射前(4月18日)です。
当人が気になるように重力に逆らず、お尻がやや下垂しています。
 主に下部内側を中心に計3回リポスタビルなどのカクテル注射を行いました。

 

 

 

meso-buttock-post.jpg
これは10月6日のものです。

余分な脂肪が消失して、角ばった尻の内側下部の角も取れ、円く上方に引き上げられています。小股が切れ上がった印象ですね。

この結果について、何処に出してもいい形になりましたよといっているのですが、当人はもう少し治療続行を希望しています。経過中痛みは3-4日あったものの特別なトラブルなしに済んでいます。


 先日の美容外科学会総会でも、強調されていたことがあります。
 脂肪吸引や脂肪溶解は、結局「痩せる」ということとは別のものです。いかに美しい形を作り出すか。

 絵や彫塑など、美に関して非常に造詣の深いDr.筑田には、ぴったりの分野だと思います。全体肥満の指導も健康状態のチェックもしてもらえますし、メタボリックシンドローム指導もしてもらえます。
 そうそう最近の美夏クリニックに飾られている油絵で、Dr.筑田が描いたものが数点あります。どれが筑田画伯のものか当ててみてくださいね。

 筑田先生、先生の描いた絵は公開できますが、先生の作った良いプロポーションの形はモニターさん以外は公開できなくて残念ですねえ!!(おふざけですみません。)


 中年期の峠を越え、そろそろ更年期の美夏Dr.が、全体肥満と部分痩せで、自分自身をモニターとしてレポートしなければ、ならなくなりそう。少々気が重いですね。仕事ですから仕方がないかしら?

posted at 2006/10/20 10:48 | kojitomika |
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 美夏Dr.はやっと手に入れたスキャナで、余分な部分をトリミングして、画像を取り入れることがなかなかできず、朝から悪戦苦闘していました。ようやく何とかアップできそうなので、まず筑田先生の写真をトライしてみます。

 筑田先生は、美夏クリニック http://www.mika-clinic.com にサーマクールを導入するにあたり、御自分にまず照射してもらって効果を確認することにしました。それが、全然効果がないだの、どこが変わったのかなど、まあやりがいのない!!それが2-3月した頃から少し良いのではないかなど肯定的な評価に変わっていく過程は、ブログに書かれています。

http://www.mika-clinic.com/invitation/blog2.html

kojipretherma.jpg

まずこちらは、サーマクール照射前です。

 

 

 

 

 

 

 

kojiposttherma.jpg
 結局2回照射しています。こちらの画像は2回目照射直後です

 アンチエイジングの治療で、手術やFiller、ボトックスなど以外では効果が少しずつ現れます。この写真はかなり変化があるように思いますけれど、それでも筑田先生も不満たらたらでした。毎日少しずつ変わってゆき、半年たってきちんとした効果が出る治療で、患者さんが満足なさるのは結構難しいものだと思いました。

 斜め方向の写真も、次回どこがどう変化したのかの解説も含めてさせていただきますね。


posted at 2006/10/16 18:55 | kojitomika |
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 お顔の若返りのお話をするときに、手術(フェイスリフト)が良いのかマシン系(サーマクール)の治療がよいのかブログに書かせていただいたことがあります。
 美夏Dr.は形成外科医ですので、どちらかというとはっきり効果を出すことができるフェイスリフトの手術が好みです。それでも、ダウンタイムとリスクの少ないサーマクールの利点も最近実感しています。

 そのリフトアップの治療についてのお話を書いたときに、フェイスリフト博士と名乗っていらっしゃる方のブログをご紹介したことがあります。

http://www.mika-clinic.com/invitation/blog3.html

 そのときにはこのフェイスリフト博士という方が誰なのか、狭い世界なのに色々探してみたのですが分かりませんでした。
 今回美容外科学会に参加して旧知の鈴木芳郎先生とお話致しました。現在の美容医療について話が尽きなかったのは勿論のことですが、鈴木芳郎先生が開業なさり、しかもこのフェイスリフト博士であったことを知りました。

 現在先生のブログでは、フェイスリフトのモニターさんの経過が写真入りで丁寧に紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/faceliftdrspa/フェイスリフトに興味をお持ちの方にとっては大変有益なブログであると思います。

 また、先生がなさっているクリニックのウェブサイトも見つけました。一度ごらんになってくださいね。
http://www.geocities.jp/antiagingdrspa/

 Baker-Gordonシンポジウムというフロリダで毎年開催されている美容外科のセミナーがあります。ここでは手術室と学会場がビデオでつながれ、ライブサージェリー(現在進行形の手術)を拝見しながら、聴衆が議論できるという非常に高度なセミナーです。
 美夏Dr.が開業直前に参加したときに、鈴木先生も参加されていました。熱気あふれるセミナーに参加し、手術の醍醐味を感じて、興奮して帰国したのが昨日のことのようです。

 現在では、フェイスリフト博士Dr.SPAこと鈴木先生のブログにお書きになっていらしたように、日本美容外科学会もビデオによる手術風景がライブではないものの、直接見られることが増え、私たち外科医にとっては学会が本当に実践的になって来ました。より知識と技術の習得が身近に実践的になったということです。

おなじみキリコさんが今回は二の腕の部分痩せに挑戦

 メソセラピーはポイントに薬を注射してゆく手技を言います。リポスタビルという脂肪を溶解させる薬を注射し、部分痩せによって、美しい形を作ろうというものです。リポライシスとかメソライシスなどとも言います。

meso_arm_kiriko.jpg

 4回の注射の結果をまず写真でお見せしましょう。(やっとスキャナが使えるようになりました。)


 それではキリコさん、実況中継をお願いいたします。

二の腕の脂肪が気になりませんか?

私が気になりだしたのは、以前海外で旅行したときに、その土地のの60過ぎの上品なご夫人の二の腕を見たときです。車を運転して観光名所に連れて言ってくれた御婦人の腕の脂肪の抜けた皮膚が、まるで旗のように盛大にヒラヒラひらめいているのを見たとき・・・あァ。自分もやがては、ああなるのかぁ~としみじみ思いましたね。
でもリポスタビルの治療にトライ!

5月12日
 注射そのものは痛いは痛いけれど、予防注射などで日本人は慣れていると思うのですが、個人差があるのでしょうか?私はチクッとする痛みには耐えられます。何箇所か二の腕に注射。先生から、数日筋肉痛のような痛みがありますよ・・・と説明されました。
 そして、そして、その後、買い物にいって、ビニールに詰めた荷物を持つのが、「おいおい、だいじょうぶ?」と自分に問いかけるような痛みが・・・・あぁ、それは腕が上に上がらないほどのまさしく筋肉痛のような
ひどい痛みでした。数日(4~5にち)段々痛みが取れてきました。腕に包帯を巻いてもらって良かったですよ、部分的に注射の後で出血しましたから。ダカラ夏にはしないほうがいいと思います。
 ちなみに注射の跡は、水分を含んだように皮膚が垂れます!まるで水の袋を腕が抱えているみたい。

5月26日
その筋肉痛のような痛みも取れ、また懲りずに美の追求めがけて出かけて、生板の上の鯉。2度目は注射の跡、やはり少し出血しました、で、包帯を巻いてもらって帰りましたが、2度目は確か少し違う成分を
薬に調整された気がする・・・・・やはり痛みに耐えて、そのころ悩んだのは、暖かくなると(体温が上がると)注射を打った部分が痒くなるんです。痛みと腫れで赤くなっている部分を、夜猛烈に掻きました。

6月23日
 水の袋は段々小さく治まってきますが、かゆみは続きます。水の袋が小さくなると、かゆみの方が激しくなるという具合です。ただ脂肪が減ってきている様子は徐々にわかります。
 夏、ノースリーブを着る方が半袖よりおしゃれだと思っているので、ノースリーブの腕が逞しくなるのは嫌なのです。
ほら、バレリーナの○○さんのような腕です!いつもお稽古されているのでまるで少女のように、ほっそりした腕ですよね。
心が丈夫でずうずうしくなった分、せめて腕だけでも可憐さを取り戻したいじゃありませんか?

7月10日
 水袋は相変わらずですが、心なしか前より少し小さくなった気がします。不思議なことに段々垂れる皮膚の面積が少なくなってきて、自分でもしげしげと眺めると、腕をプルプルふっても、皮膚があまり揺れずにしまっていまう。
 年中トレーニングジムやテニスに励むと、腕もたるまないのでしょう。それも出来る人と出来ない人がいるしねぇ。。。
短期集中で、私のように怠惰な人には即効力でオススメです!
注射の跡の痛みも回を追うごとに少しづつ減ってきます。

 今はときどきかゆみはありますが、それも思い出したほどで、確実に脂肪は減りました。逞しさと可憐さと、女性らしさを両方取り戻すことが今後の目標です。

 http://www.mika-clinic.com

 一番上の写真が、5月12日
 真ん中の写真が、5月27日
 下の写真が4回終了後、10月6日

 細かいデータと手技については、別の日に筑田Dr.にお願いすることにします。お楽しみに。

posted at 2006/10/14 21:38 | kojitomika |
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陽子さんの報告から続いてきた筑田先生のダイエットについての考え方 完結編です。それでは先生よろしくお願いいたします。

  ダイエットをしている人で、汗をかいて減量したなどと聞きますが、これはあまり意味がありません。水代謝に異常がある人以外は水を飲みますと、その水は尿となって排泄されますので、また元に戻ります。いわゆるダイエットという言葉を使うときには、水分量が問題なのではなくて、脂肪の量が問題です。 脂肪は汗と共には出て行きません。脂肪はエネルギーとして燃やす必要があります。汗をかくほどの運動を続ければ減量できますが、それは運動でエネルギーを消費した結果です。

  また水を飲んでも太ると話す人がいます。ジュースなどであれば、糖がエネルギーとして入っていますので、当然肥満の元になります。でもカロリーを含まない単なる水で太ることはありません。
 余分な水は水代謝の異常がない限り排出されます。

 ダイエットを計画するときは、摂取エネルギー量と消費エネルギー量のバランスを考えることが必須です。エネルギーバランスで太ったり痩せたりするだけのことです。みなさんご存知ですよね?

 肥満で悩んでおいでの方のエネルギー量の側面からみると、多くの人は運動不足です。摂るエネルギーが消費量より多いのです。年齢が高くなるのとともに基礎代謝は低くなります。当然若いときと同じように食べていますと、同じ運動量を確保していたとしても、基礎代謝が低下した分だけ確実に肥満します。

 漢方薬を肥満改善のために使うというコンセプトは何でしょうか?

 漢方薬の防風通聖散は基礎代謝を上げエネルギー消費を高めてます。
消費エネルギーを高めて、エネルギーバランスが負になり、肥満改善の助けになります。その効果は痩せ薬として話題になったエフェドラに匹敵します。エフェドラは代謝を高めて痩せる効果がある欧米で話題になったことがあります。死亡を含む重症例が1000例以上報告され、FDAが警告をだしているそうです。突然死もあるようなので、非常に危険です。

 防風通聖散は処方薬として長年使われています。代謝をあげる薬ですが、エフェドラや日本でも薬害のでた中国の痩せ薬(甲状腺機能を亢進させる薬)とは異なり大きな副作用は認めていません。便秘がちな方は便通改善も得られます。
 防己黄耆湯は基礎代謝の改善と水代謝の調整で異常に溜まりがちな水分も除くことで浮腫みっぽい肥満を改善します。
 両者の使い分けは、体質を見極め東洋医学での証に基づいて服用してもらうことになります。例外はあるにせよ、1-2ヶ月で3-4Kgの減量は困難ではありません。そしてこれは、体重が減少しただけではなく、身体のバランスが崩れていたのもまた、漢方薬を服用しバランスの取れた健康な状態を取り戻しつつあることを意味しています。
 医師の処方が必要な薬です。きちんと内服に適した状態であることを確認することが何より重要です。ダイエットの目指すところは、あくまでも健康美を得ることであって、痩せて病的状態に陥らないようにと認識することが肝要です。

  美容外科学会では「痩身」というシンポジウムのセッションがありました。シンポジストの発表内容は、脂肪吸引と脂肪溶解の話です。
 でも「痩身」という言葉そのものは、痩せたからだを指し、プロポーションの整った体を目指そうとして努力する治療を指すわけではありません。
 また、美容外科的な脂肪吸引や脂肪溶解は、全体的な体重減少を目指すものではありません。どちらかとするとプロポーションの整った形を作ろうとするものです。
 その治療もまた、健康であることが大前提です。現在の状態を診断し、必要があれば、漢方や食事、運動療法などで体脂肪の現象を図り、その上で部分的な美しい身体を作ってゆくのが、「美と健康、それはオーケストラのハーモニー」が基礎の理念である美夏クリニックにおける肥満治療と部分痩せの目標となります。

 次回は、最近メソセラピーを精力的になさっている筑田先生に、リポスタビルを使用しての、部分痩せ治療についてレポートしてもらいましょう。

posted at 2006/10/12 18:56 | kojitomika |
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Mrs.Floraのトレチノイン療法第二弾です。Mrs.floraよろしくお願いいたします。
シミ治療10日経過☆
8日目
皮剥けも少しピークを過ぎた感じです。でもまだ剥けているので、しっかり保湿です。

9日目
お風呂は最低30分は半身浴をしています。なのでお顔の毛穴もしっかり開いているので、お風呂上りは特にお肌が敏感になっています。トレチノイン、ハイドロキノンを付けると目の~頬半分位はヒリヒリとしています。
でも、確かにシミの何ヶ所かは、薄く小さくなっています。

10日目
美夏Dr.に経過を見ていただいたところ、皮剥けも少し落ち着いたようで(個人差があります!)2週間目に突入するので、「そろそろトレチノインの濃度を1upしましょう」との事。トレチノインはまだ半分以上残っていますが、ハイドロキノンはトレチノインより使用量が多いので、あと1~2回で無くなりそう。1本追加でいただきました。

今の肌状態ですが、赤みは和らぎました。でも化粧水を付けるとまだ刺激がありヒリヒリとまでは無くヒリ程です。皮剥けはスタートして4日後位の状態で、見た目には目立ちません。でもファンデーションをつけると、少々お肌荒れてますか~?!という状態です。


シミ治療2週間経過☆
14日目
治療が始まってから、以前にも増して鏡でジーッと顔を観察しています。

治療開始2週間での濃度0.1%トレチノイン効果を、あくまでも個人的見解ですが数字で表してみました。

治療前が10、完全にシミ消失が1だとします。
気になっていた比較的新しくできたシミは、殆どわからなくなり、2。
0.5㍉程のほくろは、9。全体的には7です。

あと、これは気のせい?かもしれませんが、気になり始めていた毛穴の開きが引き締まってきた・・・。こちらも評価9。要観察です。

明後日は子どもの運動会。しっかりと日焼け対策しなきゃ 。


 Mrs.Floraは0.10%の濃度では全体の美白効果はあっても、しみが抜けるまではなかなかいきませんね。光治療をするときにも、全体を弱めに当てて、しみのある部分に周囲を遮蔽した上で、強い照射をしています。これと同じように、しみのはっきりしているところに、0.40%を使って見ましょう。

 患者さんによっては痂皮がしっかり形成され、それが剥がれた後にしみがないのをみると、レーザー照射後痂皮が取れてしみが抜けるのと、本当に良く似た状態になります。
 この痂皮がでたときに、最近では創傷被覆剤というハイドロコロイドのテープを貼り痂皮を保護した上でしばらく待つというやり方をしています。結構良い感じです。テープを貼るのが嫌でトレチノイン療法を選択なさった方にはむきませんが。
 また、皮膚が赤いときに紫外線を浴びると、しみが悪くなります。気をつけて生活してくださいね。

 あとしつこいようですが、しみはメラニンを産生するメラノサイトを破壊する治療をしているわけではありません。アフターケアをきちんとしないと再発が早い。注意しましょうね。

posted at 2006/10/11 12:48 | kojitomika |
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一昨日昨日と美容外科学会でした。
 美容外科学会は10年位前にはあまり活発だった印象がないのですが、最近は参加者の数も500人を超したと言っておられたかしら、真剣な討議がすすんで、大変盛況で熱気にあふれていました。

 美容外科学会で必ずシンポジウムのテーマになるのが、フェイスリフト美容外科医はフェイスリフトでよい結果を出すために、日々精進しているのかもしれません。

 このところ北里の美容医療研究所の宇津木先生を頭にして、美容医療の新しい基準が作られつつあるように思います。

 そのひとつが、アンチエイジング治療はなるべく早い時期からというのがあります。
 これは一体何を根拠にしているのか?

 お顔の深い部分と皮膚をつなぐ線維組織があります。この線維組織はretaining ligamentといいます。骨格と皮膚を皮膚に対して垂直に走っている線維組織です。例えてお話しするならば、ヨットで帆をマストに結び付けているロープがこのretaining ligamentです。皮膚が重力で下方に引っ張られてくると、この線維組織が当然引き伸ばされてきます。ロープが緩むと帆が広がってはためき始める訳です。
 年齢が高くなって例えフェイスリフトで皮膚とその下の薄い筋膜組織SMASで引き上げを図っても、重力の力は術後もかかっておりますので、どうしても緩みがでてくるまでの時間が早い。ロープが緩んで長くなる前にしっかり結びなおしておきましょうと言うのが、早い時期からフェイスリフトの手術はしておいたほうがよいという根拠だと思います。

  手術はどんどん拡大して大きくなってゆく流れと、ミニマムでなるべく大きな効果を出そうとする流れとがあります。手術の術式というのはこの二つの流れの中を歴史的には行ったり来たりしています。 ここしばらく海外の学会には参加できておりませんが、4年前だったかフロリダでBakerGordonシンポジウムというのに、参加した時に同じ流れを感じました。retaining regamentの概念を提唱されたDr.Stuzinは前者で広範剥離しっかり再建の手術をされていましたし、Dr.Bakerだったか(フロリダの方ではない)lateral smasectomyというミニマム手術でよい結果を出されていました。(場所を取る書籍類を涙をのんで処分してしまって、確認できません。もしかしたら正しいお名前ではないかもしれません)
 自分が手術をうけるならば、きっと選ぶのはミニマム手術かなあ。その場にならないと分かりません。

 フェイスリフトでは、年齢が高くなり緩みが顕著になり線維組織(皮膚を支える前述のretaining ligament)が緩むと、その緩みを改善するまで手術では剥離し、線維組織を再建しなければならない。
 宇津木先生の所ではそのSMASの下の線維組織を結び変えてやり、上へ引き上げてやるという手術をなさっています。
 8時間超かけて手術をなさるそうです。朝手術室にはいると、患者さんが出てこられるのはもう夜ですね。とても診療所で安全に手術できる時間ではありません。
 

 だからこそ、「早め早めにリフトしなさい」 「早いうちからケアをしなさい」ということになるのでしょう。早い時期であれば小さい手術ですみ、ロープが伸びきっていなければ良い結果もまた、持続しますものね。

 宇津木先生の「40台になったら、フェイスリフトをしなさい」というご発言が心に残ったフェイスリフトのセッションでした。

 お洋服をかけるハンガーがありますよね。人の顔ではハンガーは額からこめかみ部分。このハンガーの本体をきっちり早めに作り直しておくことが、美しさを保つためには大事だそうです。
 個人的に少々宇津木先生とお話していましたら、是非早々に額のフェイスリフト(前額リフト)をするように、勧められました。
 うーん、気になるところ一杯あるけれど、きりがないなあ、時間がないなあなどと思いながら、帰宅いたしました。

 しばらく、美容外科学会のお話を続けます。

posted at 2006/10/10 13:26 | kojitomika |
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昨日のブログの続きです。

 クルエラのように眼瞼下垂があると、眉毛を上へ持ち上げて物をみることになります。クルエラの画像はこちら ( 下方に貼ってある絵をご覧ください)


 眼瞼下垂ではいつも眉を吊り上げ、皮膚の力で瞼を引き上げて物をみているこのクルエラのような表情になることがあります。その結果、頭痛や肩こりが現れることがあります。 実際眼瞼下垂の手術(この場合腱膜修復手術+皮膚切除)をさせていただいておりますと、頭痛肩こりが軽くなったという患者さまがおいでになります。
 でも当然のことながら、下垂が原因でない頭痛肩こりは治らない。

 私は頭痛肩こりがあるから眼瞼下垂の手術をするというのは、やや飛躍しすぎだと思っています。下垂の程度も患者さまによってずいぶん異なりますしね。

 眉毛を上へ引き上げて物をみていますので、額のしわはどうしても深くなります。
 でも眼瞼下垂がある人の深いしわにボトックス治療は向いていません。せっかく眉毛を持ち上げてようやく眼を開いているのに、ボトックスで引き上げている前頭筋をブロックしてしまうと、眉毛を持ち上げることが出来なくなって、瞼が重くなり視野が狭くなってしまうのです。眉の位置が下がると二重のラインが狭くなり、印象として重そうな瞼になってしまいます。

 同じことが下垂であると患者さん御自身は気がついていなくても、年齢よりも深いしわが額にある人にも言えます。しわが深いということは、その部分の筋肉の動きが活発であるということ。額のしわを作る筋肉の動きをボトックスで止めてしまうと、眉毛の位置が下がり瞼が重くなってしまいます。

 眉毛の位置が下がると瞼が重くなりそうな患者さまには、まずご希望でFiller(ヒアルロン酸やコラーゲン)を注入いたします。Fillerはへこんでいるところを浮かせる注射で、筋肉の動きがない状態でしわが目立たなくなるのが目標です。
 表情でよく動く部分のおしわにFillerを注入すると、へこんだところが膨らんでよさそうなものです。実際、おしわは改善されます。ただ筋肉の動きでしわがでている場所には、Fillerのみであれば、どうしても動きでおしわ残りますし、しわの再発が早い。注入剤が筋肉の動きで少しずつ動いてしまう。ボトックスを高めの位置に注入し、不足分にFillerを使うなど工夫を致します。
 このあたりが注入剤で額のしわを改善する限界だろうと思っています。

 ボトックスって表情を変える注射なので、最終的にはどの場所にどの位注射した表情が好きかって話になるのよね。もともと豊かな表情の方だと、しわは取れたけれどなんとなく固い感じになる時がある。
 額でも、全く動かないのがお好きな方もいらっしゃるし、眉の少し上は動きを残した方が好ましい方もいる。

 ボトックスって患者さんが好きであればok
  嫌いであれば、3-4月待っていただければ効果は消えてしまうので、繰り返しは打たない
  ということになります。

 気に入っていただいた効果がなくなるのは悲しいことかもしれません。でも、注射製剤は、万一の気に入らない結果やトラブルを避けるためにも、一時的で吸収されるものの方が安全です。長期間持続型のFillerでしこりができたり、変形がでたり、少なからぬ報告があります。

posted at 2006/10/06 09:11 | kojitomika |
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なすびNs.のブログをお読みになりましたか?
http://mika-nasubi.jugem.jp/?day=20061004

 表情によるおしわは、鏡の前で御自身で気になるというより、表情をみている周囲の人のほうが、気になるものかもしれません。美にこだわるNs.なすび(ナースBナス)の額が動き始めると、本人よりもこちらが気になります。
 別に私のしわは私には見えないから、治療していないという言い訳をしているわけではありません。

 Ns.なすび 「言い訳でしょう!?さっき痛いからねえ、なんて言っていたじゃあない。」


 このなすびNs.のブログ(ナースBナス)の下にクルエラがいますね。クルエラは101匹わんちゃんの悪役の女性です。この表情は典型的な眼瞼下垂ですねえ。眉は吊りあがり、眉のしたの皮膚はやや陥没気味で影がある。眉から睫毛まで縦方向に皮膚が伸びきっています。
 クルエラは、瞼を持ち上げる眼瞼挙筋が年齢とともに弱くなってしまって、まぶたが垂れ下がって物が見えない。それで精一杯額にしわを寄せ(前頭筋)、眉を上に持ち上げることで物を見ようとしています。勿論その結果ある程度見えるようにはなるわけですが、それでも眼の開き方は狭い。眉を吊り上げているから、皮膚は少しずつさらに伸びて緩んでくる。形成外科医美容外科医にとってはおなじみの状態です。
 デイズニーのキャラクターをつくる方は人の表情をよく観察しておられますねえ。本当に感心してしまいます。

 私は101匹ワンちゃんは拝見していないので、詳しくはわかりません。でもこの表情を拝見いたしますと、クルエラはいつもいつも前頭筋を緊張させて眼を開き、頭痛肩こりがさぞかし強かっただろうと思います。また、夕方になると前頭筋がくたびれてきて、目の開きは更にわるくなり、顎を上に上げて(顎を突き出して)やっとの事で見ていただろうと思います。

 この眉毛睫毛間の距離ですと、最初にするべき手術は、挙筋腱膜の修復術(挙筋前転術)ですね。皮膚の緩みもかなりありますので、皮膚も切除した方がよさそう。でも多くを切除するとどうしても上の瞼がはれぼったくなる。やや二重のラインを広めにした方がよさそう。それでも完璧を期すには、結局眉下のリフトが必要になりそうです。

 

 なすびNs. 「じゃあクルエラは手術をしたら、もっと明るい性格に変わるかな?」

 美夏Dr. 「眼瞼下垂の人は印象が暗くなりがちだって話をしているわけじゃあない。でも、瞼を開けば余分な力を入れる必要がなくなって、疲れなくなり、明るい前向きな印象になるかもね。病気があったら、その病気のせいで陽気になることはやっぱりないものね。
 見た目が美しくなることで、明るくなる方ってたくさんおいでになりますね。」

 
 顔の表情って大事ですよね。ボトックスで眉間のしわがなくなったり、手術で眼瞼下垂が改善して肩こりや頭痛がなくなって、生活が楽しくなったり。そんなお手伝いが出来たなと思うときが、この仕事をしていて良かったなと思う時です。


posted at 2006/10/05 12:44 | kojitomika |
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 面倒くさがり屋ナースのブログをお読みになりましたか?
http://mika-ns.jugem.jp/?eid=215

 ゴールデンウイークの頃に吉祥寺のアンピアンスというお気に入りの美容室で、カラー、パーマ、カットをして以来、一回カットにお伺いしただけでなかなか髪の手入れに行く時間がありませんでした。
 なかなか知らない美容室に出かけるというのは、勇気がいりますよね。でもカメラマンも来てくださって写真を撮ると聞いているのに、私の髪はツンツンしていて、かなり恥ずかしかった。切羽詰って勇気を出して、遅くまで営業なさっている美容室にお伺いすることにしたのでした。
 アンピアンスの斉藤さま、ごめんなさい。

 考えてみれば小さい頃からショートカットで男の子みたいでした。中学生のときに体育館でしきりに髪をなでる人がいる。一体何かと振り向いてみたら、体育の女の先生が「あーら、石井さんだったの」ですって。私を男の子だと思って、それにしては後ろの髪が長すぎ少々問題があると感じておられたらしい。刈上げていた記憶はありませんが、その先生が私を男の子だとおもっていたのは確か。(前から間違えられたことはちなみにありません。)この頃はずっと亡くなった母にカットして貰っていました。

 そうね、高校生の時も男の子ばっかりの学校だったし、大学生のときは1学年に女性は7人。自分がどこまで女性であるという自覚があるかというと、ナースBナスのブログなどを読んでいると、自信がなくなってきます。

 せっかくフェミニンですねえ、なんていう面倒くさがり屋ナースのお世辞を聞き損ねたのは少々残念でした。
 そういえばずっと前に「目指せファッショナブルな女医の生活」なんてブログをjugemに書いたことがあります。恥をさらすようなものですが、more以下に再掲しておきましょう。ナースBナスに怒られ続けている日常です。

目指せファッショナブルな女医の生活(6月9日掲載したものです)なすびNsは別名ナースBナスです。

 暑くなってきましたね。昨日雨が降り、本日は蒸し暑くなりそうです。
 DR.美夏は、職住近接のため、ファッショナブルとはとても言えない服装で日々生活しています。なすびNSから、今までに注意を受けた種々の内容を列記すると、私のオシャレな生活が見えてきます。
 「先生、お洋服は毎日同じじゃあ駄目!!。ちゃんと毎日替えてきてください。」
 「ウエストはきちんとマークしないと、太るの!!白衣のベルトを、昼食のあと、はずすのはやめてくれない?」
 「ファンデの後に、お粉をさぼっちゃあ駄目なの。粉をはたくと、肌がきれいに見えるし、崩れにくいの。後の手間を省くためにも、お粉はきちんと載せるの!」
 「スニーカーで出勤するのはやめて。ちゃんとしたオンナはパンプスを履くの!!」(履いているスニーカーを写真で出せないのが良かった)
 「割れたファンデをレフィルのまま使うの�\x81\xAF、男以下。しかもスタッフといえど、人の見ている前でやっちゃあ絶対駄目でしょ!!」
 「ガードルの上から、パンティストッキングをはくのはやめてくれない?」

 どうやら、Dr.美夏は怒られるのが楽しくて、なすびNsの前でわざわざ怒られることを報告している気がしてきた。私は、実はマゾだったのか!! 

 それで、本日の怒られネタ「初夏になったんだよね。今日、講習会に行くんだけれど、夏用の靴がなかった。4足あるサンダルやメッシュのパンプス、みんな踵が壊れていて、履けない。」といった瞬間「じゃあ、何履いてきたの?」「コレしかなかったんだから怒らないでよ」
 「かざりの金属がとれてる!!まったくもう!!!」

 なすびの結論 少しずつ手を抜いちゃあ駄目なの。ひとつひとつをきちんと手間暇かけて、ちゃんと完成させないと。

 DR.美夏の言い訳 手を抜くのと、きちんとやるのと、ちゃんと分けてる。仕事は手を抜けない。手術や診察で手を抜くことは出来ないでしょ?家事や自分のオシャレは後まわし。そうでないと、寝る時間なくなっちゃう。明日の元気と美容のためには、ちゃんと寝なくちゃ。と、なすびNsにみつからないように、粉をはたくDr美夏でした。


 改めてコピーした過去のブログを読んでみれば、この6月よりはいくつか進歩がみられます。なすびNs.誉めてくれないかなあ? 面倒くさがり屋ナースも、例えば「口紅がフェミニンよ」なんて言ってくれないかなあ?

posted at 2006/10/03 19:27 | kojitomika |
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わが美夏クリニック のニューフェイス 事務のMrs.flora がトレチノイン療法を始めました。ブログの原稿をお願いしています。自己紹介を下方のmore以下に載せています。そちらも読んでくださいね。それでは Mrs.Flora よろしくお願いいたします。


シミ治療開始☆

まず診察。
ポラロイドで前顔、横顔をパチリ。次に、潜在的なシミを映し出すUVカメラ(これは、フェイシャルエステサロンで撮ったカメラと同じです)で同じく顔写真数枚。相変わらず、すごいシミがいっぱい。エステでも見たのでそう驚きもしませんでしたが同僚に見られるのも恥ずかしいかも。
 トレチノイン治療は薄い濃度のものから使って進めていきます。さあ、頑張ろ~

1日目
 朝洗顔後、化粧水の後トレチノインをチューブからマッチ棒でシミ、ほくろにスポット塗布。薄いところも含めて目の下~頬まで10ヶ所箇所くらいありました。家事をしながら1~2分後、黄色いゲルが透明に
 指で、広く薄くハイドロキノンをシミの部分からはみ出して塗布。この時トレチノインを広がらなく塗るのは難しいが何とか。

次にクリニックご推薦、定評ある脂溶性ビタミンC誘導体を塗布。ただ、今金欠なので購入するまで省略。

保湿剤を乾燥する部分に塗布。クリニックでもらった保湿の軟膏を塗布。刺激の少ない美容液でも可。

日焼け止め(SPF30以上)を上手に(自宅の物はスティックタイプでしたので、パッティングするように)しっかりつけて(これは技術が必要かも)所要時間約10分。お仕事なのでお化粧をして、いざ出勤

急ぐとはみ出したりするので、子どもが起きる前に余裕を持って。
これを朝、晩2回、2週間です。
晩は、付けた箇所にはクレンジング無しで、やさしく洗顔後もう少し広範囲に。
ナース曰く、トレチノインは皮膚の下から汚れ等押し出してくれるのでクレンジングは不要との事。


2日目
 アレッ。何だかトレチノインを付けた目の下の皮膚が剥けている。これが例のトレチノイン塗布の症状?!
 もう1ヶ所、シミの部分が少し薄く小さくなっている?本当にもう効果が出でいるの。。。


シミ治療経過☆

3日目
付けた範囲が薄く剥けています。少し皮膚が荒れた感じに見えます。なので、塗布後には、リキッドファンデーションを使いました。薄付けしていましたが、う~ん、何も変わらないなあ。。。夜は、トレチノインの量を少し増やしてみることにします。

4日目
朝起きて鏡を見ると、目の下部分がややうっすらと赤みがあり、むくんでいるような感じ。幸い洗顔をすると落ち着きました。さすがに4日目ともなると手馴れてきました。それぞれ塗ってから2~3分置くと馴染み易いようです。
 トレチノインを付けた部分が剥けています。どんな風に剥けているのか。そうですね~日焼けの後皮が剥けますよね。アレですアレ。痒みはありませんが、擦ってはいけないので日焼け止めをパッティングするようにつけました。


夜。
 お風呂上り後、いつものように化粧水をつけて・・顔全体がヒリヒリ~しみる~ 頬が少し赤いのは、お風呂上りだからじゃなくって炎症の症状なのだわ。皮膚1枚剥がれた感じを実感。ワセリン塗って、しっかり保湿をして。明朝は違う化粧水にしないと。

Mrs.Floraは元々色白さん。私と同じ年代です。
自己紹介文を書いてねとお話したら、原稿を頂戴しました。

庶民感覚主婦からみると美容外科の印象は、
①値段が高い ②美を追求する、芸能人や優雅なマダム専用 ③シミや皺は老化
なので当たり前、って諦めていました。ご縁があって美容外科に勤務。
3ヶ月程経った頃、今まで気にしていなかったのか気が付かないフリをしていたのか、シミ?ほくろ?どちらか分からないけれど、増えている。
くすみや毛穴が気になり始めたのと重なりこれも何かの縁??
美人Dr.に相談したところ、「両方あるね。秋からね~」といともアッサリ。で始めちゃいました、シミ治療。


Dr.美夏のコメント
 皮膚表面のくすみやしみ、細かいしわなどが一掃されるかどうか。トレチノイン療法の欠点の一つに、トレチノインに対しての感受性の違いがあります。すごくまっかっかに赤くなり、一度乾燥してばさばさになるけれど、きれいになる人と、なかなか効いてこない人がいます。
 どうやらMrs.Floraは、中位のようです。

 そうそうほくろにトレチノイン療法は効きません。ほくろはほくろの細胞がありますので、表皮内のメラニンを追い出すように、色を薄くするのは難しい。訂正です!!

そうそう美夏DR.も9月30日からトレチノイン療法を始めました。まだ、反応は余りありません。少しずつ量をアップしていって見ましょうか?

posted at 2006/10/02 18:26 | kojitomika |
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  3ヶ月前(もうそんなに経ちますか)にサーマクールとメソリフトを受けてくださったキリコさんから、経過報告のレポートを頂戴しました。顎から頬にかけての皮膚の緩みが解消し、滑らかになっていて、良い結果がでたと思っています。

ちなみに、No1はこちら
     No.2は こちら
     No.3は こちら

では、キリコさんお願いいたします。


 サーマクールを受けたのは3ヶ月前。4ヶ月前に撮った子どもの入学式の写真を見て「あっ!」とびっくり。
 頬のたるみのせいで陰が出ていた部分が、今ではほとんど目立たなくなっています。自分ではなかなか気づけませんでしたが、きっと人から見た印象もちがうのでしょう。

 そういえば、久しぶりに会った人から「あら、太ったんじゃない?」と言われました。この場合、体全体を見回して言われたのならショックですが、顔だけ見てそういわれたので、嬉しかったですね。私の顔はカラカラ派なので少しやせると、頬にかげりが出て陰険な感じになるんです。冬も乾燥肌なので、乾いて小じわがでやすくなります。頬がふっくらしていると、若返って見えて、気持ちまでイキイキしてきます。 ただメソリフトの効果は、長く続かない気がします。やはり美夏先生がブログに書かれているように日々のたゆまぬ努力と、半年ごとのメンテナンスは必要のようです。とにかく注入後はふわふわするんですよ!

 例えば入学式等のセレモニー。同窓会、旅行などの前にタイムラグを取りながら、リフトすると言うのが楽しみどころかなと思います。
 ヒアルロン酸やコラーゲン入りの化粧水も増えていますが、タダ塗るのでは浸透力が薄くて、夜枕でこすればる取れる程度ではないかと思うのです。しっかりと皮膚に入れて持ち上げる・・・メソガンで注入する意味があると思いました。
 お手入れを楽しむ・・・と言う気分は、女性ならではの感覚ですね。ずっと女を忘れるような仕事一本やりできたので今更ながら女性を楽しむ事を感じています。

キリコ

 あのキリコさん、ヒアルロン酸やらコラーゲンやらは、皮膚の上に塗っても吸収はされません。分子量が大きいからね。皮膚の保湿には役に立ちます。
 皮膚のバリアは重要なものです。皮膚の言い分としては、簡単に外界の異物が身体のなかに入っては困ります。それでは皮膚という防御壁の役割がはたせていません。

 勿論分子量の小さいもので吸収されるものはあります。だからこそかぶれる。

 薬をバリアを通過させて、皮膚に何かを与えようとする工夫が色々あります。例えば、外用剤のドラッグデリバリーシステムとよばれる基材や薬剤の(マイクロではなくて)ナノ単位の形であったり、イオン化して電荷で吸収させるイオン導入であったり、メソセラピーなどのように直接注射で入れるものであったりするわけです。

posted at 2006/10/02 17:54 | kojitomika |
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