2007年1月アーカイブ

 最近家事労働が増えたせいか、手の爪の周りがささくれやあかぎれで痛むことがあります。誰ですか?美夏DR.はきっと録に家事はしていない何て言うのは!!
 確かにあまり誉められるほど家事はしていないかもしれません。

 手あれから来る湿疹や傷は、勿論悪化因子(つまり家事)を取り除くことが出来れば、早く治るわけですが、そういかないのが世の常です。

 手あれは刺激による接触性皮膚炎(かぶれ)であることが多いので、保湿をしっかりして、その上でステロイドの外用という治療が良く行われます。でも薬をぬっても痛いものは痛い。
 私は状況によりますが、ステロイドテープ(ドレニゾンテープとかエクラーテープなど)をよく処方します。手は働き者なので、薬を塗ってもすぐ取れてしまいます。勿論テープもすぐはがれてしまう場合がありますけれど。爪の周囲に限らずあかぎれやささくれにはテープを使うことによって、痛みが軽くなりますし、刺激の強いものが直接触れることを避けることが出来ます。

 テープをすることによるデメリットは、
1、汗をかく時期はドロドロになることがある。
2、ステロイドを密閉するわけなので、もし黄色ブドウ球菌など常在菌のなかでも膿みやすい細菌があれば、感染したり、ひょうそを起こしたりするかもしれない。
3、続けて使用することで、カンジダ性爪周囲炎を起こすかもしれない
 が考えられます。皮膚科医の中でも密閉することに否定的な方はおいでです。幸い2や3のようなトラブルは私が拝見している中ではおられません。

 またそのテープをハイドロコロイドという創傷被覆剤でしてみるという手もあります。市販されているものでは、ジョンソンアンドジョンソンのキズパワーパッドです。普通のドラッグストアで販売されています。

 使い分けは、傷の要素が強いときにはハイドロコロイド。湿疹(かぶれ)の要素が強いときにはステロイドテープによる密閉療法と思っています。
貼っていて周辺を含め赤くなる、腫れてくる、痛くなるときには受診が必要です。

傷の治療では、傷を洗う、消毒しない、湿潤環境におくの3点が重要であると最近強調されています。私も賛成です。次のウェブサイトは量が膨大ですけれど、重要な内容が書かれています。

http://www.wound-treatment.jp/

私も前にブログで書かせていただいたことがあります。
http://www.mika-clinic.com/invitation/blog_plastic1.html

 ステロイドテープを貼ることは、ステロイド密閉療法といい、湿潤療法とは元々異なる概念かもしれません。密閉すると薬のしみこみが良いというのが、密閉療法ですからね。

 でも自分で痛いときには、このステロイド密閉療法が楽で早く治るので楽だなあと思っています。

 今朝から指が痛くて嫌だなあと思っていたので、つい書いてしまいました。

posted at 2007/01/31 18:37 | kojitomika |
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 ニキビは、慢性の再発性の疾患です。悪化因子がたくさんありますので、それをきちんと診断し、その悪化因子のそれぞれに治療をしないと、なかなかきれいになりません。勿論日々のスキンケアが一番重要です。
 またかなり状況が良くなっても、体調が悪かったり、生理が不順になったり、色々な要素で再度悪化します。よく美容系の学会や研究会では、「半年の壁」という言葉を聞きます。治療して、一端良くなっても、にきびの出来やすい状況が改善されていなければ、半年くらいで再発してくる場合がある。

 このニキビの出来やすい状況とは
1、ホルモン状態(いわゆるホルモンバランスが悪い。言い換えると産婦人科的にはあまり問題がないけれどーーー妊娠出産には支障がないけれどーーー脂腺を刺激するアンドロゲンがやや多い状態。勿論産婦人科的にも問題があるようであれば、その状態が改善しないとなかなか大変です。)
2、ストレスや過労で、免疫状態が悪いーー皮膚が治るまでの力がない
3、化粧でニキビを作りやすくしている
4、もともとにきびの出来やすい家系で年齢的にも、まだにきびのさかりである
 などがあります。

 ところでニキビ治療のスタンダードに抗生物質の投与というのがあります。長期にわたる抗生物質の投与は、過敏症などの副作用のほかに、薬剤耐性菌を作り出す、全身の常在菌のバランスを崩す(カンジダ症や下痢など)などのリスクがあります。抗生物質の投与によるメリットが、リスクを上回れば、それはそれでよいと思います。

 ニキビ治療における抗生物質の投与は、細菌による感染や炎症を抑える目的でなされますが、薬の代わりにフォトセラピーやレーザーを照射するというやり方があります。
 赤い色に反応すると熱を発生し、特に赤みのつよい炎症性ざそうに効果があります。機械(つまり厳密な波長)はあまり選ばないように思っています。400nm台の波長が、アクネ桿菌の産生するポルフィリンに反応し、より選択的であるという論があります。でもブラックライトを照射してみると、ポルフィリンの紫色が強くでる患者さんは必ずしも多くない。どうかな、印象では30%位に思います。巷で言われているほどに、アクネ桿菌が主体となっているにきびは多くはないのでしょう
 もともとアクネ桿菌は、嫌気性菌といって空気が嫌いなので、確認が難しいんですよね。アクネ桿菌が、マラセチアと同じように脂が好きな常在菌であることも、ポイントです。

 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com ではメディラックスによるフォトセラピーを時々させていただいています。フォトは肌質改善や赤みをとるのにも良いので、良い治療法だと思っていますけれど、自費診療になってしまうのが欠点ですね。


 にきびの患者さんの数は元々多い。
 保険診療の範囲内で満足のゆく結果が出れば、それで良いでしょうし、薬が心配なら光治療なども良い。かなり治療方法が多岐にわたるので、返って患者さんの選択肢が多くて大変かもしれません。良く相談して負担のない治療から始めるのが良いと思います。

 若返りの治療器のサーマクールが、ニキビ治療にも良い成績です。高価な治療なので、あまり日本では施行されておらず、ご存知でない方もおいでですけれど。

 美夏クリニックでは、普通の皮膚科的治療だけの方とか、漢方のみとか、トレチノインやフォトセラピーの方とか色々な方がいます。どの治療が優れているというよりも、患者さんの状態や希望で選んでいただいています。

 トレチノインは、決して魔法の薬ではありませんけれど、そして現在保険の適応はありませんけれど、よい薬だと思っています。コメドを追い出す薬です。治験が行われているそうなので、近々認可されるのではないでしょうか。私ははやく厚生労働省が認可し、もっと多くのニキビの患者さんが使えるようになればよいなと思っています。

posted at 2007/01/30 18:32 | kojitomika |
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 昨年の夏は、気温はそこそこ高くなったものの、梅雨が長引いて、このシーズンのスギ花粉の飛散量は例年並かやや低めだろうという予報が出ています。  http://www.sugi-kafun.com/

 でも週末に鴨川に行ったところ、スギの林がそろそろ赤くなってきています。例年花粉がまっさかりのころですと、大げさに言うと「山が燃えている」ように赤くなります。
 美夏Dr.は花粉症がひどいので、山が赤くなると鴨川に行くのはなるべく控えます。まだ東京の方がまし。東京でも抗アレルギー剤で頭はふらふらするし、鼻水くしゃみなどなどもう辛くって憂鬱です。

 この花粉で花粉皮膚炎と呼ばれる痒み赤みなどの湿疹がでる方がおいでです。吸入してしまった花粉の影響ではなくて、花粉が皮膚について直接皮膚がかぶれる。

 ちょうど花粉の飛んでいる時期に、瞼や頬など衣服に覆われていない部分を中心に湿疹が出た場合、化粧品や点眼液など直接皮膚に塗っているものによる接触性皮膚炎(かぶれ)や、アトピー性皮膚炎のほかに、花粉皮膚炎も念頭にいれて皮膚科では患者さんを拝見しています。 花粉皮膚炎の診断は、スクラッチテスト、皮内テスト、パッチテストや採血によるRASTなどでなされます。

 普通のかぶれですと、かぶれている可能性のあるものを除去できれば症状は治まってきます。でも花粉によるかぶれですと、シーズン中は花粉を完全に除去することはむずかしい。 非ステロイド系の消炎鎮痛剤によるアレルギー性接触皮膚炎は場合によって症状が強い。そのため湿疹がでているときのお薬は、ステロイドが一般的です。
 このステロイドが特に顔では、週に2回くらいで使っている場合には問題にならないのですが、長期にだらだら使うと血管が拡張する、皮膚が薄くなる、ニキビのような毛包炎などの感染症など、とても厄介です。だからこそ、顔のステロイドは最低限にというお話になるわけです。

花粉皮膚炎の場合には
1、抗アレルギー剤内服
2、保湿
3、症状の強いときステロイド外用(美夏クリニック http://www.mika-clinic.com では、可能であればmildクラスを週に2回までとお話しています)
がお勧めだと思っています。ちゃんと皮膚科医師の処方でおつかいくださいね。

 その保湿剤なんですが、ワセリンが花粉をブロックするのでよいという話があります。亜鉛華軟膏も皮膚の表面に膜をつくるようにして皮膚を守りますので、それでもよさそうに思います。どの保湿剤がベストなのか、現時点では美夏Dr.には断言できません。とりあえず宿題です。
 美夏Dr.の皮膚が花粉皮膚炎になれば、ワセリンと亜鉛華軟膏のハーフサイドテストが出来て良いのですが、でも花粉皮膚炎まで発症したくはありませんねえ。花粉症やら蕁麻疹やら、アトピーやらアレルギーって増えるばかりでーーー。ほんと、ため息がでます。

posted at 2007/01/22 12:15 | kojitomika |
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 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com は、Dr.筑田とDr.美夏の好きな小品を時々取り替えながら、展示しています。

 どういうものを私たちが「美しい」と感じるか、「美」とは何か、クリニックの中をご覧頂くとお分かりいただけると思っています。そのため、内装そのものも、また飾る絵や彫塑も、贅沢なものは置けませんが、丁寧に選んでいます。診察をお待ちになっている間、是非ご覧ください。

 また、せっかくのブログですから、また少しずつご紹介させていただきます。 とりあえず「美夏先生と愉快な仲間たち」からの焼き直しです。2回目の方、ごめんなさい。筑田先生よろしくお願いします。

 クリニックの個室治療室(エステ、鍼の部屋)にある小品です。 15年以上前に免疫学会がSWEDENであり、発表も終わり、ホッとして画廊めぐりをしていました。 マグリットに似た不思議な雰囲気の絵を見つけ、その画家の工房を訪れ製作過程を見学させていただきました。 作者は同年齢で共感することも多く、楽しい時間を過ごしました。その別れの際いただいた小品です。 シンプルで軽快な構図と色彩がいいですね。 男女の軽やかなダンスが見えてきます。

posted at 2007/01/22 15:12 | kojitomika |
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この1月からチェロの練習を始めました。

 私が子供の頃には音楽の授業といえば歌をうたう程度で、私は楽譜も読めません。学校のオルガン、後にピアノとなりましたが、その伴奏でうまく唄えるかどうかが評価でした。
 クラシック音楽とは縁が無く、野山を吹き抜ける風と、強風時の海鳴りが田舎町のオーケストラのようなものでした。 学生時代に始めて洋楽を知り、その中でもチェロの音の優しさがとても気に入りました。

 そして、いよいよチェロを買って始めたのが40台半ばで、自己流で仕事を終えてから夜中になってはブンブンと音を楽しんでいました。 曲などは弾けるわけは無く、ひたすら入眠効果の有る心地よいチェロの音を体で感じて満足していました。
 宿舎は海辺に近く、周囲を気にすることなく夜中も自由存分に音を出せました。 チェロを弾きだすと、「セロ弾きのゴーシュ」ではさまざまな獣でしたが、私の場合には昆虫が集まってくるので、その下手さ加減がわかります。 昼に弾いたら、あるいは鳥たちが来てくれたかも知れないのですが。

 1-2年もして、少しずつ音楽の奥深さを気づき始め、演奏会を今まで以上に楽しめるようになり、これが一番の成果であったかもしれません。

 その後も時々音を出しては楽しんでいましたが、チェロにもすまない気がして、そろそろまともに曲を弾けるようになろうと思い立ち、プロに教えてもらう事にしました。 今まで2回のレッスンですが、発音、奏法がすでに変わった気がしています。 1年後には1曲でも自由に弾けるようになりたいとものと、今日もチェロの音色を楽しみます。 


 美夏Dr.が始めて筑田Dr.に会った頃、いい音色でしょとチェロを聞かせてくれました。美夏Dr.はあまり上手くはないのですが、ピアノの練習は小さい頃にしていましたので、絶対音感はあります。「いい音色」って言ったって音程がめちゃくちゃで、しかもそれに気がついていない筑田Dr.に一体なんと言って誉めたらいいのか、途方にくれた記憶があります。

 「音楽って誰が弾いても一緒なんでしょ」っていう筑田Dr.のコメントが同じ時にあり、こちらも呆然。なんと答えたらよいのかーーー。

 その後筑田Dr.の音楽センスは、美夏Dr.の収集していたレコードやCDの効果もあったのか、飛躍的に向上しました。チェロではマイスキー、ロストロポービッチ、シュタルケル、そのほかたくさんの演奏家のリサイタルに出かけ、それぞれの演奏スタイルや表現方法の違いもお分かりいただけたようで、最近ではかなりのうるさ型に変貌しています。

 薀蓄を傾けるとか知識があるとか以上に、私たちの心の慰めになり、私たちの友達となる音楽と親しめる環境は大変恵まれたものだと思っています。

posted at 2007/01/19 18:12 | kojitomika |
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 皮膚科診療で頭を悩ます(治療効果があいまいな)疾患に、いぼがあります。尋常性疣贅というヒトパピローマウイルスによるいぼはありふれています。頭を悩ます一番の理由は、治療成績が安定しないことにあります

 ヒトパピローマウイルスは皮膚ではあまり重い病気は引き起こしません。でも、人に住み着いて見た目ではいぼがなくなっても、秘めやかに潜伏し、何かのきっかけで再発することが多い。いぼは、病気と宿主(人の身体)との関係を考える上で、非常に役に立つ疾患だとおもいます。
 結局は、ウイルスと人の身体の防御機構である免疫が綱引きをして、その力関係でそのときの状態が決まります。

 液体窒素による凍結療法やレーザー照射、ヨクイニン(ハトムギの漢方薬)などの治療がスタンダードです。江川清文先生という方が、「疣贅治療考」(医歯薬出版株式会社)という256ページに及ぶ本を書いておられますが、その目次は2ページ半治療方法が並んでいます。つまりスタンダードではない治療が一杯ある。言い換えると決め手となる治療がないということになりますね。

 小さいお子さんには痛い治療は不向きです。なすのヘタをいぼの大きさに切って毎日貼っておくという治療があります。なすのヘタにかぶれさせ、白血球にウイルスを食ってもらうという、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話なのですが、立派な治療方法です。小さいお子さんほど、結果がよい。(小さいお子さんほど、免疫能力が高い。)たまたまご紹介した患者さんからメールを頂戴し、了解を得たので転載します。
 1-2月かかることのほうが多いと思いますし、この方もまだ残っているようですが、ナスでかぶれてきたときにもう一押しするのがコツだと思っています。


美夏先生、こんにちは。

先日、娘の足のいぼを診ていただいた○○です。
あのあと、さっそくららマートでナスを買って帰り、お風呂上りにヘタを薄くスライスして貼り付けてみました。

すると、翌朝に少し色が黒くなったように見えましてた。
だんだんいぼが縮んで浮き上がり、はじめて3日後くらいにはいぼの周りの盛り上がった部分も平らになってきました。
4日目の夜、お風呂上りにナスをつけていると、いぼが半分取れかかっていて、5日目の朝おきて来た時にはもう取れてしまっていました(@@

足の裏のいぼはまだちょっと芯が残っているので、ナスを続けていますが、指のほうは抉り取ったようにきれいに取れて、1週間たった今日、もう皮膚も平らになっています。

朝、夕2回のナスでしっかり治りました。
どうもありがとうございました!

posted at 2007/01/19 17:19 | kojitomika |
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 私の祖父、父の趣味はガーデニングで、特に父は珍しい植物を集めては植え、退職後は朝から夕食時まで庭木、花の世話を楽しんでいました。
 300坪ほどのさして大きくない庭は、その草木の種類の豊富さでは下北半島1ではないかと思われるほどで、私設植物園として学童に開放しても良いほどでした。

 庭には梨、リンゴ、桃、サクランボ、キウイ、ポポー、杏、梅などの果樹があり、お腹のすいたときは木に登り腹いっぱい食べる事が出来ました。  近所の方たちは時々花をもらいに、子供達は果物を失敬するために自由に出入りでき開放的な庭でした。
 私は木に登り、木から木へと枝渡りし、樹上に小屋を作っては昼寝をしたものです。 秋には枯れ草の中から落ちた果実を探し出して完熟した味と香りを楽しみ、枯れ草の太陽の温もりを感じ、心から幸福な気持ちになりました。

 庭にはこの様な思い出がいっぱい詰まっていて、今でも故郷に帰っては真っ先に庭の散策をし、木々を見上げ、子どもの頃の思い出を手で触れて確かめています。

 この様な環境で育ち、私もいつの間にか庭を造り、木を植えるのを楽しく思うようになっていました。 庭の草木の配置では植物の特性を知る必要があり、また草花では季節ごとの変化、樹木ですと20年後30年後を想定して植える必要があり、考えながら体を動かしていると、時間の過ぎるのもすっかり忘れてしまいます。
 草花は1年ごとに変わりますが、樹木の寿命は長く、自分の思い出と共に大きく成長するため、物体としての植物ではなく、それ以上の感情を感じさせます。
 父は樹木の剪定が苦手で、自然に伸びるままにしていましたが、身近な生き物の枝を切れなかったのではないかと今になって思います。 


 樹木でも草花でも、環境を選びます。その環境にあった植物はあまり手入れをしなくても、元気に成長してゆきますし、合わない植物は大事に育てても場合によっては枯れてしまいます。

 美夏Dr.は一時期鴨川の自宅の庭にバラを植えていました。鴨川に住んでいるわけではありませんので、どうしても手入れが行き届きません。

 バラは野生種に近い品種ですと、手入れされない過酷な環境でも、生き延びて元気に花を咲かせてくれます。反対に大輪の花をつける品種改良を重ねてつくられたバラは、消毒や肥料を充分に与え大事に育てれば、その手間暇に応じたきれいな花を咲かせてくれます。でも放置しておくと可哀想なことにいつの間にか枯れてしまいます。

 庭はひとつの宇宙のような空間です。美夏クリニックの水槽も同じです。その中では生存競争があり、お互いのバランスがあります。人の身体も同じなのでしょう。そんなことを筑田先生のブログを拝見して感じました。美夏
 

posted at 2007/01/15 16:20 | kojitomika |
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 人生を永く楽しみたかったら釣りを趣味にと言う言葉があります。 これは釣りが趣味の人の名言?

 音楽好きに言わせれば、釣りの部分は音楽に置き換わるのは間違いないでしょうし、食道楽は美食に置き換えるでしょう。

 私の趣味の一つにフライフィッシングがあります。
 餌釣り、ルアーフィッシングもやらない事は無いのですが、楽しめるのはフライだろうと思います。

 フライは鳥の羽で虫や小魚のイミテーションを自分で巻いて作るのですが、その作る過程も楽しいのです。本物の羽虫に似せ、あるいは自分の創作の作品を作っては岩魚や山女、鱒や鮭の水面を割って飛び出す様を想像しながらタイイングを行うのです。

 下手なフライに賢い魚は追ってきても、プイとせせり笑いながら反転し、姿を消します。 タイイングも一つの芸術的センスを必要とするものなのです。

 フライを目的ポイントまで飛ばす(キャスティング)も技術を要します。 障害物の中20-30メートル離れた5センチの円にフライを飛ばすには2-3シーズンの実践訓練を必要とします。

 これで準備が整いましたら、次に魚の居る場所を知らなければなりません。 魚は川の何処にでも居るわけではなく、川の流れの水量、地形、障害物、時刻などによっている場所が特定できるのです。 慣れると川を見て一瞬でキャスティングポイントを決定できます。

 フライをポイントに浮かせ流れに乗せますと山女ですと、0.02秒の瞬間で勝負が決まります。 岩魚ですとフワーと水中から浮かび上がりフライを咥えますので、あわてることなくしっかりとロッドを合わせる事がヒットのコツです。

 しかし、成果はどうでも良いのです。渓谷での釣りは、川を渡りながら周りの数百歳の巨木、山野草、岩石の組み合わせの妙、飛び舞う昆虫、野鳥や獣との出会いが楽しく、魚を取ることは目的となりません。 
川の流れを目で追っていると、川の音も、脳の活動も止み、自分が自然の中に溶けて行くような気がします。 
川を渡り歩き、崖を登って汗をかいた後の爽快感はなんともいえません。 
フライフィッシングにはこの様に瞑想の時を見出せる気がします。

posted at 2007/01/12 09:52 | kojitomika |

Dr.筑田から原稿が届きました。本日お暇だったのでしょうか?それではどうぞ。

 田舎育ちの私が子どもの頃出来る遊びといえば冬はスキー、スケート、そしてソリでした。
 本州最北端の大間町は津軽海峡の海流と、北海道の渡島半島に食い込んだような地形から雪は以外に少いのです。 高い山も無いため、スキーといってもゲレンデの滑走ではなく、野山を歩いてはキジ、ウサギ、狐を日が暮れるまで追い掛け回す山スキーです。 時には獲物を期待して罠掛をかけるのですが、生き物の命を奪うのは心が痛むため、矛盾しているのですが、獲物がかからないようにと願ったものです。

 大学を卒業し、虎ノ門病院のレジデント旅行が温泉とスキーが恒例イベントであった事もあり、アルペンスキーを始めることになりました。山スキーとは違った魅力に取り付かれ、夏はスキーの準備として好きではない球技でしたがテニスで汗をかきました。
 アルペンスキーの魅力は刻々と変化する広大な自然の中で雪と遊ぶ感覚、そのスピード、リズム、自分へ課した目標の達成感にあるように思います。 最近では体力で挑むのではなく、力むことなく深い雪を飛ぶような舞うような浮遊感を楽しんでいます。 最近のカービングスキーでは以前のロングスキーとは異なり、省エネ走法のため80歳までは楽しめそうな気がしています。 
シーハイル! !


 趣味の人であるDr.筑田のお話が続きます。

 Dr.筑田のすべりはやわらかく山肌をなめるように降りてくるスキーです。無理な力が入らず蝶々のようと言っても良いかもしれません。

 美夏Dr.はここのところスキーでは悩んでばかりです。大学生のころポールくぐりを2年ほどしていました。ずらさないスキーがベストと思っていたので、どうしてもスピードが出てしまいます。条件によっては、自分のスキーに跳ね飛ばされる時もあり、もう一度スキーの仕方を学ばなくてはならないと思っています。でもスキーはとっても楽しいスポーツですよね。

posted at 2007/01/10 09:19 | kojitomika |
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美夏Dr.は皮膚が乾燥いたします。アトピー性皮膚炎と診断してよいかどうかは微妙なところ。つまり蕁麻疹やアレルギー性鼻炎があり、RASTという免疫グロブリンEを測ると600くらいあって、しっかり反応しています。いわゆるアレルギー体質。
 ただアトピー性皮膚炎の診断基準のうち、「アトピー性皮膚炎に特徴的な湿疹が特徴的な場所に繰り返し出現する」という部分がやや曖昧です。

 年末年始に赤倉で、あまりにも気持ちの良い温泉で、つい1日に2回とか3回とか入ってしまいました。この赤倉ホテルの露天風呂は、これまたとても快適です。そうしたら、3日目くらいから、ひざの下の前面が痒い。布団に触るとヒリヒリする。赤みを帯び、地震のときの地割れみたいに皮膚の表面が割れ、場所によってはさめ肌になっていました。
 そうです、教科書的な皮脂欠乏性湿疹でした。写真を撮っておけばよかったですね。

 

posted at 2007/01/10 12:22 | kojitomika |
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 あけましておめでとうございます。
 皆さまよいお年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。穏やかなお正月でしたね。

 美夏Dr.は妙高赤倉のスキー場で新しい年を迎えました。雪があるかどうかずいぶん心配致しましたが、年末の雪で楽しいスキーをしてまいりました。妙高赤倉は、新潟と長野の県境の豪雪地帯です。下のほうはあまり雪がありませんでした。でもスキー場は所々ブッシュが出ていたり、土が見えているところもありましたが、雪質は上々でした。

 赤倉温泉は昔からある温泉街で、お湯がやわらかく豊富で、ゆっくり出来ました。美夏Dr.は松本にある信州大学で6年間学んでいます。
 妙高赤倉は松本からはやや不便でしたので、今回初めてでした。スキー場は起伏にとみ、たくさんのゲレンデが近くにありますので、長期滞在でも楽しめます。
 赤倉ホテルという老舗のホテルに滞在いたしました。温泉もお食事もゆっくり楽しめるいい宿でした。巨大チェーンホテルとは別の楽しみがあります。ご案内しておきますね。
 http://www.akakura-hotel.com/

 今年はプールに通い、体力を増強し、シェイプアップしようと誓いながら帰京いたしました。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

美夏クリニック http://www.mika-clinic.com 

posted at 2007/01/05 19:10 | kojitomika |
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