2007年4月アーカイブ

美夏クリニック http://www.mika-clinic.com のスタッフは、筑田Dr.はじめ皆EIA法で麻疹抗体価は陽性でした。

 だいたい麻疹(はしか)は、予防接種でも罹患するにしても、幼小児期にしていますので、誰でもはっきりした記憶はありません。罹患した記憶がない人は、抗体価を測っておく方が安全ですよね。

 美夏Dr.も開業してこの7月で6年目になりますが、大人で水痘の患者さんを数人拝見しています。

 「ワクチン接種でウイルスに対する抗体ができたとしても、その後そのウイルスに全く身体がさらされないと、獲得された抗体が少しずつ減弱してゆく。敵が攻めてこないと思えば、兵力を維持する意味がないからね。その抗体の量が、ウイルスにさらされた時に予防的に充分量でなければ、発症する場合があるんだ。Secondary vaccine failureという。」
と筑田Dr.は答えていますけれど、水痘でもワクチン接種で抗体量が低下して発症したと推定される患者さんがかなりの数おいでです。


 麻疹はWHOでも根絶が目標になっています。重症化しやすく、感染力の強い伝染性疾患です。ご自分が他の人への感染源にならないためにも、必要な方はワクチン接種をなさった方が良いと思います。

 美夏クリニックの予防接種に対する考え方は、以下をご覧ください
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/338981/

 結局医療って、「その個人にとって得か損か」という話になると思います。
 予防接種の場合、接種した場合のメリットとデメリットを天秤にかけて計ることが必要です。罹患した場合のリスクと予防接種における副反応のリスク。

 そしてもう一つ
集団として「得か損か」
天然痘のように根絶されてしまえば、病原体のリスクは皆にとってなくなります。麻疹も根絶が目標です。


posted at 2007/04/25 15:57 | kojitomika |

麻疹が流行っているって言ったって、どうしたらよいの?の続編です。

本日は美夏Dr.が筑田Dr.にインタビューしました。(文責Dr.筑田)
美夏クリニック http://www.mika-clinic.com

「麻疹(はしか)は流行る時期がありますか?」
 例年4月頃から6月にかけて増える。この3月から麻疹の発生が見られていて、このゴールデンウィークで人が移動が多くなるので、麻疹が大流行すると大変だと心配されているんだ。


「こどもの疾患と考えていいのかな?」
 一般的に麻疹は小児の病気と認識されている。ワクチンは、現在1回目が1-2歳、2回目が小学校に上がる前の1年間に定期接種として受けられる。


「今年の流行を見ると、大人や10台の患者さんが多いようだけれど?」
 最近では高校生、大人の間でも集団感染が報告されている。
 ワクチンを受けていなかった方が罹るのは麻疹の感染力の強さを考えると当然のこと。でも、麻疹感染者の中には小児の頃すでにワクチン接種をしていた人も含まれていた。


「ワクチン(予防接種)では効かないことがあるの?」
 それには、二つの要素がある。
まずひとつめ。だいたいワクチン接種後95%ほどの方では麻疹抗体が陽性となる。言い換えれば5%程度のひとは接種後でも、抗体の産生が認められないか、産生された抗体が予防には不十分な量なんだ。これをprimary vaccine failureという。
ふたつめ。これが重要。ワクチン接種でウイルスに対する抗体ができたとしても、その後そのウイルスに全く身体がさらされないと、獲得された抗体が少しずつ減弱してゆく。敵が攻めてこないと思えば、兵力を維持する意味がないからね。その抗体の量が、ウイルスにさらされた時に予防的に充分量でなければ、発症する場合があるんだ。Secondary vaccine failureという。


「だから、昨年から2回のワクチン接種を行うように制度が変更されたのね?」
 最近の大学生、学校の先生での感染流行は1度のワクチン接種では感染予防に不十分な事を示している。制度改正前は1-6歳でワクチンを接種するようになっていた。ワクチンを一回接種しただけで期間が経っている人は、はしかについて充分発症を予防できるかどうか分からないということになるよね。2回目を定期接種としてワクチンを受けることはできないけれど、これは公費による接種が出来ないということだ。


 「では、これから起こる可能性がある麻疹流行に対してどのように対処したらよいのでしょうか?」
 時間的ゆとりが有るなら、自分の抗体量を測定し、陰性または量的に不十分なときには、2回目のワクチンを打っておくほうがよい。 特に医療、学校、保育園の関係者では自分を守るためと、子供たちや年長者からをも麻疹の流行感染から守るために必要な事なんだ。

 
 「制度改正前の一回接種で終わってしまった子供たちはどうするの?」いろいろ調べてみたけれど、はっきりしない。筑田Dr.個人としては、1回目接種から期間が経っていれば、ワクチン接種によるトラブルが少ないことを考え合わせてみても、2回目を接種したほうが望ましいと思う。

 免疫は、個人個人の身体のほうの状態と、環境(この場合ウイルスにさらされるリスク)との兼ね合いなんですね。環境など外的な因子だけでは、回答は出ないということのようです。このあたりを、次回筑田先生に突っ込んでみようと思っています。

posted at 2007/04/20 13:18 | kojitomika |

麻疹が流行っているって言ったって、実際にどうすればよいの?編です。

 私は子供のときにかかったかしら?よくわからないなあとか、子供や病気の人とよく接触するのだけれど大丈夫かなあ?という人も、おいでだと思います。

1、 時間的に余裕がある場合には、まず抗体価(IgG,EIA法推奨)を測ります。医療機関で採血し、だいたい3日くらいで結果がでる。抗体はいわばウイルスと戦う武器です。これが充分あれば、それでok。 
2、抗体価が低い場合、ハイリスク群では(医療関係者など)麻疹ワクチン接種(接種したあと、抗体価が上がっていることを確認してね)
3、抗体がなければ、ワクチン接種。是非なさってくださいね。


 麻疹の人と接触しちゃったかも?それなのに抗体がないかも?という人は原則まず抗体価(IgG)を確認します。余裕がない場合には

1、接触してから72時間以内に、麻疹ワクチン接種または
2、接触してから6日以内にガンマグロブリン投与
3、1週間以上経っていれば、場合によってワクチン接種

いずれにしても、拝見する医師の診断と治療になります。麻疹かもとお電話で連絡して受診してくださいね。医療機関は連絡が入れば、感染防御の処置をしてお待ちすることになります。http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/mhosp-ver1.pdf


 麻疹(はしか)の症状が出てしまった場合(このときの検査はIgGとM)も、そのことを事前に連絡の上医療機関にかかってくださいね。

 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com
No.1はこちら http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/367845/

 昨日から麻疹が流行りそうねなんて話をしていましたら、朝早くに「麻疹かもしれないから診て欲しい」との電話を受けました。その後その患者さんはおいでになっておりません。大丈夫かしら?
 
 美夏クリニックでは、スタッフ、医師すべてが本日麻疹抗体価の検査を致しました。ちなみに母子手帳に罹患した記録があるという人が一人、多分かかったという人が2人、予防接種を受けただろうという人が2人、全然分からないという人が筑田Dr.、欠席が一人でした。結果はどうでるでしょうか?
 
 

posted at 2007/04/19 12:40 | kojitomika |

 そういえば、吉祥寺に引っ越して来られてから、ウェブサイトなどの原稿を書いてくださいとお願いしても、周辺の方へ先生が診療を始めたことをお知らせしないと大変ですよとお願いしても、毎日毎日この「漢方内科学」のことしか、筑田先生の頭の中にはないようでした。しかもやっと書き終えたかとほっとすると、すぐに書き直しを水野先生から依頼されるらしく、頭を抱えている筑田先生をずいぶん拝見いたしました。

 完成おめでとうございます。

 「異なる次元の見方をするために、脳を切り替えながら、多方面から観察し考える」という診察方法は興味深いですね。

 美夏Dr.も同じような経験があります。私は、もともと形成外科医ですので、完全に外科系です。内科的なアプローチからはかなり遠い科です。それが、形成外科を始めて10年以上たってから、亀田総合病院宮崎和広先生(私の皮膚科の恩師です。医師にはなんてたくさん恩師が必要なことでしょうか!?)に皮膚科を習い始めました。

 形成外科は、皮膚外科的な側面もありますので、消化器外科の先生が消化器内科を学ぶような部分はあります。でも実は体系は全く異なります。皮膚科的思考方法になれて、宮崎先生から「もう大丈夫」と卒業証書を頂戴するまで、やはり数年(6-7年)かかっています。(卒業を言われたときにはどんなにうれしかったことか!!)

 きちんと専門科を学ぶには、最低6-7年はかかるということですね。
 それで現在、同じ患者さんを拝見しながら、皮膚科的に理解しようと鑑別診断をしていて、ある瞬間から形成外科的なアプローチに変わるのを、良く意識します。切り替えはスムーズなんですが、でも明らかに切り替わる。

 筑田先生が患者さんを診察しているときにも、同じように無意識下で切り替えながら、診察しているんですねえ?処方箋は、西洋薬やら漢方薬やら、同時に処方されていることも多いのですが、書いているときにも、かちっかちっと、頭が切り替わっているのかしら?

 とても面白く感じました。

漢方内科学の執筆  

まもなく漢方治療のお奨めの参考書として漢方内科学が出版されます。
メディカルユーコン社 税別1万円です(医学書にしては、内容から見れば安い!!)

arientaltextbook.jpg


 編集者の水野修一先生から血液疾患部門の執筆を依頼されてから3年は過ぎました。

 血液疾患領域は現代医学の中で、基礎及び臨床研究が飛び抜けて驚異的に進歩した分野です。 診断と治療にはDNAレベルでの解析無しには考えられません。

  この様な西洋医学でも最先端を行く血液疾患の治療に、2千年以上前からの東洋医学的治療法を、ほとんどの血液専門臨床医は疑問を持つものと思います。

 普通の医学教育を受けた科学的分析思考に支配されている臨床医にとっては、私を含めて漢方医学的考えは荒唐無稽で理解に苦しむのが常なのですから。 現代の医学を長年学んだものに、いきなり2千年前の考え方で治療を考えなさいといわれても、躊躇無く出来るものでは有りません。

 私の場合ですと、東洋医学の考えを受け入れ、現代医学と異なる次元で患者さんを診察し、患者さんに最適の治療を選択出来る様になるまで、数年間を必要としました。 物を見るのに、そのものの形、大きさ、重さ、質感、色、ニオイ、味で見るように、さまざまな見方があるものです。 同じように、東洋医学的観察法、西洋医学的観察法には異なる次元の見方が必要なのです。

 要するに、患者さんを診察するときに、脳を切り替えながら多方面から観察し、考えるのです

 今回の参考書は、従来のものと異なり、特別な違和感を覚えることなく漢方治療が出来るようにと配慮されていて、一般の臨床医にはとても使い易い参考書です。 執筆の血液疾患は如何しても、西洋医学的標準的治療法が確立されている事が多く、漢方治療の出番は他の疾患より簡略になりがちなのですが、水野先生の厳しい要請で、現在わかってきたものについて出来るだけ網羅するように勤めたつもりです。 今週完成本が贈られてきました。

 今後さらに完成度の高いものにする必要はあると思いますが、一段落し、最近のとても嬉しいニュースとなりました。

 

美夏Dr.コメント ずいぶん前に、どうして漢方なの?骨髄移植とかする血液疾患で、漢方が役に立つの?などと質問しては困らせていました。

 どうやら化学療法といって抗がん剤の組み合わせ治療をしている時に、漢方で補助療法をすると、ずいぶん抗がん剤や内服ステロイドの量が減らせ、結果が同じでも抗がん剤治療時の苦痛を軽くすることが出来たらしい。
 そうこうする内に、漢方治療にのめりこみ、亀田総合病院にいるときには、馬先生に鍼治療を習い、東洋医学もライフワークの一つになったのだそうだ。面白い経歴ですね。

 確かに血液内科というところは、西洋医学のなかでも、西洋薬を最も先鋭的に使う科です。その血液内科の医師が、東洋医学をも専門とするというところが、面白いですね。
 考えてみれば、西洋医学的な身体とか東洋医学的な身体ということはないので、ツールが増えただけと考えれば当たり前なんですけれど。

「はしか」は、小児のウイルス性疾患のなかで、重篤な疾患です。

 国立感染症研究所によれば、東京都などで流行っているそうです。
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/meas0605.htmlそういえば先月も、医師会からの連絡で、多摩地方で流行が見られたという警告文書が配布されていました。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/topics/mashin.html

 はしか(麻疹)は、日本以外の先進諸国ではほぼ絶滅され、日本ははしか(麻疹)の輸出大国になってしまったのだそうです。 このことから、日本では2006年4月および6月に麻疹・風疹ワクチンの2回接種、MRワクチン導入が行われ、麻疹と風疹対策が同時に行えるようになりました。 子供が1歳になった時と小学就学時の2回のワクチン接種ですが、これには麻疹・風疹への抗体産生を確実なものとする意味と、ワクチン接種のもれをなくする意味があります。

 希望によってはそれぞれの単独ワクチン接種も可能ですが、併用ワクチンの方をお勧めいたします。

 風疹は麻疹に比べ軽症で一般に予後は良いのですが、抗体が無い状態で妊娠初期に風疹に感染しますと胎児先天異常(先天性心疾患、難聴、白内障、網膜症など)が効率に起こります。 予防的には女性は妊娠前にはワクチンによって免疫能を獲得しておく必要があります。
 
これらの疾患は、ワクチン接種率を他の先進国並に92%以上に、出来れば100パーセントにする事によって日本から排除することが可能なのです。 WHOによると2003年1年間で麻疹に罹って死亡した人は34万人と推定されています。

 いかに大変な感染症かこの事からお判りかと思います。 ただ、予防接種の徹底化が人々を救う事を自覚し、子供の予防接種を忘れないように致しましょう。


アナフィラキシーショックという病態があります。

 特定の食品や薬品を摂取したり、蜂に刺されたり、その直後に喘息のような息苦しさ、口の中の痺れ、血圧低下など場合によっては数分という短い経過で、命を落としてしまう可能性がある重篤な病態です。

 アレルギー検査のスクラッチテストや皮内テスト、予防接種などでもアナフィラキシーショックは起こる可能性があります。

 クリニックなど医療機関の中では、エピネフリン製剤のボスミンがアナフィラキシーショックが起きた場合に備えて、緊急用の他の機材とともに準備されています。エピネフリンが万能なわけではありませんが、第一選択です。アナフィラキシーショックは頻度は低いものの、経過が早いので、医療スタッフにとっては怖い疾患です。 
  
 食物依存性のアナフィラキシーショックは、診察室の中で起こるものではありません。患者さんには該当の食品を摂取しないようにお話しますが、緊急時を考えるとそれだけでは充分であるとはいえません。
 また、スズメバチなど蜂に刺された後、アレルギー性ショックでなくなる方がおいでです。蜂に刺される事故は医療機関から遠いところで起こります。蜂と接触するような機会の多い方は、対策が必要です。

 美夏クリニック ( http://www.mika-clinic.com ) では、このエピネフリン製剤で、患者さんが御自分で携帯しご自分自身で非常時に使えるエピペンの処方を始めました。
http://www.epipen.jp/

 保険の適応が残念ながらありません。初診のときに、診察し使い方などを説明させていただいた上に、使用説明のビデオをお渡しします。そのときにエピペンを希望なさる方には注文していただき、または考慮していただき、その次の診察のときにお渡しできるように致します。薬剤の使用期限が14か月と短いので、キャンセルできないのが欠点です。
 ご希望の方は、エピペン処方希望として、内科筑田Dr.外来のご予約をお願いいたします。土曜日など筑田Dr.休診の日には、美夏Dr.も対応いたします。


http://www.anaphylaxis.jp/index_flash.html

上記ウェブサイトにアナフィラキシーについて詳しく載っています。ご覧くださいませ。

 また、アナフィラキシーかなと思う症状が出た場合は、一端症状が治まっても、またエピペンを注射したあとでも、必ず医療機関を受診なさってください。後で症状が再燃することがあります。

 また運動負荷で増悪します。身体を動かすことでより危険度が増します。これも是非覚えておいてくださいね。

posted at 2007/04/17 12:41 | kojitomika |
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筑田Dr.が苦心して書いていた本が出版されました。メディカルユーコーン社から「漢方内科学」という題名で、927ページの大部です。本全体は十数名の方による分担執筆です。
筑田先生の分担は、「血液造血器疾患」

 ずいぶん前に、どうして漢方なの?骨髄移植とかする血液疾患で、漢方が役に立つの?などと質問しては困らせていました。

 どうやら化学療法といって抗がん剤の組み合わせ治療をしている時に、漢方で補助療法をすると、ずいぶん抗がん剤や内服ステロイドの量が減らせ、結果が同じでも抗がん剤治療時の苦痛を軽くすることが出来たらしい。
 そうこうする内に、漢方治療にのめりこみ、亀田総合病院にいるときには、馬先生に鍼治療を習い、東洋医学もライフワークの一つになったのだそうだ。面白い経歴ですね。

 確かに血液内科というところは、西洋医学のなかでも、西洋薬を最も先鋭的に使う科です。その血液内科の医師が、東洋医学をも専門とするというところが、面白いですね。
 考えてみれば、西洋医学的な身体とか東洋医学的な身体ということはないので、ツールが増えただけと考えれば当たり前なんですけれど。

posted at 2007/04/16 13:50 | kojitomika |
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 サーマクールは頬の緩みが気になる方へ。
 痛がりの方にはなかなか結果を出すのが難しいと思っています。40分くらいなら頑張れるという方には、良いと思います。手術ほどの結果は当然難しいのですが、腫れることでのダウンタイムはほとんどありません。また、リスクが低いのも特徴です。顔の小さな方でしたら、200発でも良いと思いますが、普通の方でしたら、300発丁寧にお受けになった方が結果が出ます。
 サーマクールは、ただ照射すればよいというのでは結果は出せません。フェイスリフトと同じように、お顔を立体的に作ってゆくものです。顔の解剖を良く知っている術者にしてもらってくださいね。http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka02_b.html

 ボトックスとヒアルロン酸注入は、どちらも注射による治療です。
ボトックスは表情によって出る皺を、筋肉の収縮を止めることで、治療します。今からの時期の多汗症に良いかもしれません。
ヒアルロン酸は凹んでいるところを浮かせる、輪郭形成をするものです。どちらも場合によっては内出血や腫れが軽度出る場合がありますので、お休みのときの治療の方が、お気持ちが楽かもしれません。
http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka02.html


posted at 2007/04/16 17:54 | kojitomika |
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 ニキビダニを顕微鏡で見つけたり、文章でお話したときには、いつも面倒くさがり屋(鮫肌)ナースとの一こまを思い出します。

http://mika-ns.jugem.jp/?day=20070411

 インパクトが強かったのでーーー。私も書こうかどうか迷ったのですが、直接書いてくれたので、ご案内しておきますね。

 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com 

 顕微鏡で色々覗いていると時間がたつのを忘れてしまいます。

 開業してしばらくは暇で暇で、毎日顕微鏡で楽しんでいました。おかげでどんな皮膚には、どんな常在菌が住みやすいか、結構身体で覚えました。

 つくづく感じることは
 例えば治療方法、例えば化粧品、例えばスキンケアの仕方
みんな必要なやり方は違います。でもニキビの人はニキビ用のなんとか、とか、赤ら顔の方はこの治療法とか、どうしてもパターンで考えてしまうんですね。大事なことは診断です。

posted at 2007/04/14 10:00 | kojitomika |
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鍼灸師でもあるKナースに先日サーマクールを照射してみました。
直後の感想を送ってくれましたので、本人の了解を頂戴したので、アップします。以下原文そのままです。

そうそう、ゴールデンウィーク中は美夏クリニックは開院しています。その期間には、サーマクール照射の10%offキャンペーンをさせていただきますね。(チップがなくなっちゃったので、入ってくる日を確認してHPにアップします)  美夏クリニック  http://www.mika-clinic.com 

では体験記お願いします。


 先生、わたくし的発見です!

先生くすみが違います!!!  勿論イオン導入した後のくすみが軽減するのは知っていますし、違いもわかります。

しかし、私の目には明らかに違います。

この事態を考えるにサーマクールには二次的な副産物があると考えました。

つまり、鍼の理論と同じことが生じています。軸索反射です。 照射のときに痛みが走るでしょう。あれで、微細な末梢血管レベルで収縮とちょっぴりの生体の正常範囲内の過拡張がおき、血流改善とともに老廃物が代謝されたのではないかと思いました。顔の広範囲に 2回の照射で満遍なくといった感じでしょう。施術後に発赤などの外観的なトラブルが全く無いうえ、くすみが取れていてとても驚きました。このチャンスを逃すまいとしっかり水分をとり、ビタミン補給にと果物を取りました・・・ちょっと興奮しています。

一番の問題は照射時の痛みでしょうか。

でも、顔はもともと敏感なところで人に触られてもいやなところで、顔を守るためにも痛点は他の場所より多いでしょうし。そんな理解と覚悟・十分な説明があれば、個人差はあるでしょうが、求めたい結果・治療方法などの対比の中でがんばれるでしょう。


照射は面なので、人生で一番嫌な記憶の歯医者の麻酔よりもつらさはなく、痛いのは照射する瞬間のみ。表皮は痛み、中のほうは少し温かい感じですね。照射が終わればその部分がジンジンとあとを引いて痛いということも無いですから当然顔全体が痛くてということも無いので良いですね。

後半になると照射とともに体がぴくッと反応していたと思いますが、我慢してじっとしているよりも反応のままに動かしたほうが、屈筋と伸筋の酸素化やエネルギー効率が良く、きっと乳酸もたまらないだろうと判断していました。 

途中から笑っていましたが、先生の深く気遣いくださる言動に先生のほうがエネルギー消費が高そうで申し訳なく・・・・なにぶん顔の照射なのでご説明するチャンスが無かったものですから、だんだんとおかしくなってしまいました。

 万人向けで無いかもしれないコメントはさておき、言い方を変えれば顔の処置で瞬間瞬間の痛みはありますが引きずる痛みではないことです。治療後通常より皮膚温が高い感じのほてった感じはありますが効果の一つとしてこれくらいの感覚はあったほうが安心でしょう。治療後、発赤や水疱などのトラブルは全く無くいつもの状態です。誰にもわかりません。私はウインドーショッピングをして帰りましたが、もしチャンスがあったとしたらデートも全然OKです。
 手術もしたいけれど、時間が無いという方、注射は苦手etc・・・・とか家族、彼氏、会社の人など 誰にもばれないように美しくなりたい!という方にはとてもとてもお勧めですね。結婚が決まってお顔に自身の無い方は結婚式の半年前にサーマクール、これをしたらいいですね"^_^" (またこの話。美しさと愛はセットなので・・・・・・


毎日顔を見て悩み、化粧品を選び、テクニックを考えるその時間とエネルギーを考えれば、これは一考の価値が十分にあります。

美しさとは、叡智とチャンスと決断ですね。


くすみやたるみの経過がどのようになってくのかはとても楽しみです。

 

 

 頬の脂肪が下がってしまって、マリオネットラインの外側にたるみ出たら、フェイスリフトをするか、サーマクールをするか、いずれかの選択になります。正面から見て、フェイスラインに緩みが見られるようになると、頬の皮膚をタイトニングする必要があります。
 コラーゲンやヒアルロン酸などの注入では、皮膚のはりは望めない。

http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/354161/

 熱したフライパンの上に肉を載せると、ジュッという音と共に、肉は縮みます。サーマクールはそれと基本的には同じ。皮膚そのものがやけどしてはまずいので、熱が加わるのは真皮層と脂肪層のなかを走る線維組織です。
 当然痛い!! 痛みを避けるために、ブロックなどの麻酔をすることは、やけどのリスクを高くするからしてはいけないことになっています。リスクを負えば可能です。

 サーマクールの治療で満足度が高い方は、美意識が高く、痛みを何とかクリアした、フェイスラインがある程度保たれている方。照射させていただいた患者さんのフォトを拝見すると、なすびNs.タイプの方が、本当にきれいになっています。

posted at 2007/04/14 17:27 | kojitomika |
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脱毛症(男性型脱毛症)の治療

 男性型脱毛症は男性ホルモンが関係する遺伝的要因の強い脱毛症です。やや薄くなった男性は内心気にしています。

 学術会議で後ろに席を取りますと男性の三分の一は頭頂部が薄く、つい治療の事を考えてしまいます。

 治療法は最近以前に比べてとても改善しました。これまでの外用薬(ミノキシジル)に加え、飲み薬(プロペシア)が出現しました。プロペシアは心配されていた男性機能の低下や薬による過敏症などの副作用がほとんどなく、効果も一年間継続して内服すれば、脱毛予防効果58パーセントの有効率です。一日一回の服用で約半数の方は効果が期待できるのですから、治療しない手はありません。

 これだけではなく、メソセラピーによる治療効果は週一度の治療を五回行う事で90パーセントの脱毛予防有効率が多施設から出されており、私どものクリニックでもその効果を実感しています。

 メソセラピーはフランスで始まった治療法です。鍼治療と薬物療法のコンビネーション治療のようなもので、一番効果的な場所(深さ)に少量ずつ薬をいれます。 鍼治療では、ツボに針を打ちます。メソセラピーは針を打つのと同時に薬を少量ずつ入れると考えてください。メソセラピーの一番のメリットは、必要な薬剤量を減らすことができることにあります。鍼治療をしている私は、薬の頭皮への直接効果に加えて、針操作による組織の活性化という鍼治療効果が相乗効果をもたらしているように感じています。

 メソセラピーによる薄毛脱毛症の治療は、副作用はほとんど無く、作用機序の異なるプロペシアと組み合わせの治療が、現在のところ最も効果の高い治療法だと思います。 ついこの前フランスからメソセラピーの権威フィリップ・プティが来日され、メソセラピーの脱毛症への効果についてお話していました。一卵性双生児の患者さんでメソセラピーを受けた方と受けていない方の比較して、その効果の確実性を強調していました。

 頭髪が薄くなることを男性の風格と誇れる方に治療は不要ですが、治療効果を知る者としては、薄くなった頭を目にすると、ついどのように治療したらと老婆心ではなく老爺心ながら考えてしまいます。

 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com
以前の薄毛治療についての記事はこちら
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/category/alopecia/ 美夏クリニックの薄毛治療についての記事はこちら
http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka11.html


 メソセラピーを始めますと、まず毛が抜けなくなるそうです。患者さんはいつもお風呂の排水孔に溜まる毛が気になるそうです。その量がはっきり減ると、とてもうれしい。

 毛髪は、毛が抜けなくなって、それから1月に1cmくらいずつ伸びて、全体の量が増えるには、ずいぶん時間がかかります。

 円形脱毛症の方も同じです。もう生えているよとお話してもやはりしっかりした毛が生えてくるまでは不安ですよね。

posted at 2007/04/10 14:01 | kojitomika |
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 医療は、その現場でベストだと思って選択したことが、結果として望ましいものではないことがあります。医療者は日々良い結果を出すために、努力を惜しまないものですけれど、それでも患者さんは機械ではなくて、一人一人別の生き物です。同じ治療をしたつもりでも、やはりその一人一人は結果が異なります。

 好ましくない結果や事故がどうして起きてしまったのか、どうしたら防ぐことが出来るのか、一つの提言が下記ウェブサイトにあります。

http://expres.umin.jp/genba/comment.html

 少々期限が迫っていて、唐突に思われる方もおいでと思います。また背景や私の考え方もご説明できず申し訳ないと思います。けれど、コメントをお出しになった上先生より、広く呼びかけてみてというご案内を頂戴いたしまして、期日までに日がありませんので、掲載いたしました。

もし賛同していただけるならば、下記へお願いいたします

■「現場からの医療改革推進協議会」の意見■
http://expres.umin.jp/genba/comment.html


■署名方法■

 下記のいずれかの方法で、4月13日(金)までに、氏名、
所属、職業を書いてをお送り下さい。医療関係者以外の方の署名も歓迎です。


●e-mail kami@ims.u-tokyo.ac.jp


●Fax 03-6409-2069


●郵便 〒108-8639 東京都港区白金台4-6-1
東京大学医科学研究所
探索医療ヒューマンネットワークシステム部門 内
現場からの医療改革推進協議会 事務局 宛


 一人でも多くの声を制度設計の場に届けたいと考えています。
 ご協力の程、よろしくお願い致します。

-----------------------------------

上 昌広 (かみ まさひろ)、医師
現場からの医療改革推進協議会 事務局長
東京大学医科学研究所
探索医療ヒューマンネットワークシステム部門 助教授
e-mail: kami@ims.u-tokyo.ac.jp
Tel: 03-6409-2068 (直通)、Fax: 03-6409-2069

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***********************************************************************
署名へのご協力をお願いしています。御協力を賜りますようお願い申し上げます。

「診療行為に関連した死 亡の死因究明等のあり方に関す る課題と検討の方向性」
に関する厚生労働省パブリックコメント
http://expres.umin.jp/genba/comment.html

御賛同いただける方は、「賛同」の旨をお書きになり返信ください。
**********************************************************************

posted at 2007/04/09 20:04 | kojitomika |
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 花粉症治療

 今年は暖冬のためスギ花粉症が例年より早く1月末頃から始まりました。 美夏クリニック ( http://www.mika-clinic.com ) にも風邪かなと診察においでになります。

 花粉症が疑われる場合には、その場で鼻汁を採取して白血球の好酸球を染色してみます。
 花粉症などのアレルギー性鼻炎では赤い顆粒を持った好酸球が綺麗に染まり、単なる風邪や細菌による鼻炎と鑑別が出来ます。 
この花粉症なのか上気道炎なのかの鑑別をするための染色は、適切な治療を行うためには必ずやっておく必要があります。
 さらにその場で結果が出る検査としては、スクラッチテストがあります。腕にわずかな引っかき傷をつくり、花粉エキスをたらして15分。その花粉とその方が反応しているかどうか、結果が出ます。

 検査センターに依頼する血液検査もあります。血清の特異IgE抗体でさらに何にアレルギーなのかが判りますので、予防対策が立てやすくなります。


 例年花粉症の症状が重い方は花粉が飛び始める少なくとも2週間前から点眼、点鼻薬と経口剤でしっかりと予防しておきますと症状はとても軽く抑えられます。 もちろん治療が遅れてしまった方でも花粉の飛んでいる期間は治療を早めに始めることは大切です。

 一般に薬局で買い求める抗アレルギー剤、特に抗ヒスタミン剤は服用で眠気がくる事が多いのですが、クリニックでは眠気の少ないものを処方します。
 漢方薬も大変よく効き、眠気は全く起こさず、むしろ頭が冴えて来ますので、就寝前には避けたほうが良いかもしれません。
 スギ花粉で悩まされるのもあと一月ぐらいですが、スギアレルギーの方はヒノキにも感作されている事があり、其の場合ですと5月に入ってももうしばらく悩まされる事になります。

 それにしても日本人の約20パーセント程度がスギ花粉症といわれ、国民病と呼んでよい異常な状態です。 根本的治療法として、スギ花粉を減らす対策を国家レベルで取り組むようにしてほしいものだと常々思います。(Dr.筑田 記)


「ちょっと話題としては遅いんじゃあない?」
と聞いたところ、まだ結構患者さんおいでになるからねえ、との事でした。

 美夏Dr.はスギの花粉症ですが、今年はあまり抗アレルギー剤を飲まなくても、症状が軽くてすみました。スギ花粉の飛散量が少なめだったのでしょうね。

 4月にはいって、美夏クリニックは少々暇です。こんな時期でないとなかなかブログは書けません。筑田先生からも、原稿がまとまって届いていますので、少しずつアップしますね。

posted at 2007/04/07 09:02 | kojitomika |

ニキビダニという皮膚の常在菌がいます。ダニですので、「菌」というのはあまり適切ではないかもしれません。このニキビダニは、にきびの鑑別診断に重要です。ニキビダニはアクネ桿菌やマラセチア同様、皮脂の好きなムシです。
 若い女性で皮脂分泌がやや過剰な方の、毛穴に詰まっているコメドを、顕微鏡で拝見すると、たいていの場合ニキビダニがいくつか見つかります。教科書的には、おろしわさびのような形と言われます。顕微鏡で拝見すると、ちょっとごつごつしていて、足が動く。たしかに昆虫です。

 看護教育を受けてきたはずのナースでもたいていは、自分の皮膚にニキビダニがもぞもぞ動いていると、想像したことは無い。
 美夏クリニックに来てくれたナースに、この動いているニキビダニを見せると、結構反応が人によって異なっています。「きゃあ!気持ち悪ーい」と汚いものを見たようにぞっとしているというのが、ひとつのパターン。もうひとつが 「えー!動いている。面白い。こんなのいるのね、見せて見せて」。
 美夏Dr.も虫愛ずる方なので、結構面白くて顕微鏡に向かう時間が長くなります。

 皮膚の常在菌は、300種類近くもあるそうです。ひとの皮膚の表面で、その300種類がそれなりのバランスをとって、ひとつの世界を作っています。
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/category/homeostasis/
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/6333137.stm

 常在菌が悪さをするのは、皮膚の恒常性(バランス)が崩れた時。
 ニキビダニを例にとれば、外用ステロイドの量が多くなったときが一番頻度が高い。オイルクレンジングを使っていらっしゃる方で、時にニキビダニが増えちゃっている方も時に拝見しますけれどーーー。

posted at 2007/04/06 21:04 | kojitomika |
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 美容鍼とアンチエイジング療法の広がり

 7-8年前中国訪問時に中医学の書店を訪れたときには、美容鍼の本はそんなに見当たりませんでした。今回は大変種類が増えていて驚きました。

 もともと鍼治療は、痛みや疾病の治療として中国では身近なものでした。また、身体の自然治癒力を大事にし、体の内側から健康を保つのに鍼治療が役に立つと実感されてきました。そして最近になって、老化を遅らせ、若々しさを保つ(アンチエイジング)ことが鍼治療で結果を出すことができると多くの人に認識されてきたのでしょう。
 最近の中国は経済が発展し、富裕が増えて、アッパークラスでは生活にゆとりが出てきました。それで、美容に対する鍼治療のニーズが増え、書店の棚に美容鍼の書籍があふれているのでしょう。

 西洋医学の世界でも、疾患の治療のみしていた時代がありました。今では予防と公衆衛生にも力が入れられているのと、丁度同じことが東洋医学の分野でも起こっているのですね。未病のうちに、身体の偏りを矯正するという考え方が、美容的なニーズを掘り起こしたといえるかもしれません。

 私たちのクリニック(美夏クリニック http://www.mika-clinic.com )でも最近美容鍼灸の患者さんが増え、喜んでいただいています。

 腰痛、肩こりで来院した方が、皮膚の状態が良くなっていく事に気づき、顔面の施術も希望されます。 ほとんどの方が、他の人から若く綺麗になっていくと指摘されるそうです。 また、形成手術を受けたのかと聞かれるまでの効果を得ている方も居られます。

 肥満を気にしている方は、鍼治療に加え生活指導を行って、その方にあった健康体が得られるように指導しています。 今回は薬膳、美容鍼灸の書籍も沢山手に入れたため、更なる治療効果改善のため大いに勉強できそうです。


 筑田先生、あのう美夏Dr.の減量計画は一体どこへ行ってしまったのでしょうか? 論より証拠で、眼に見える結果を出していただかないと、説得力がありません。 お願いしまーす。

 Dr.筑田
 「鍼を打たれるのは嫌だ、ビールやワインを飲む、甘いものは好き、メソの薬も痛そうで嫌だ。 それで一体何をしたら良いのですかね? 努力せずして甘い結果を望むことは出来ないと知っているでしょ?」
 「だいたい、防風通聖散でおなかがごろごろすると言っていたから、防巳黄ぎ湯を飲みなさいって言ったでしょ!筋腫がどうとか言うから、桂枝ぶくりょう丸だって、出したでしょ。箱すら開けていない!!真面目にやってください。飲まないのみ薬は効かない。塗らない塗り薬だって効かない。しっているでしょ?」

 

posted at 2007/04/05 13:08 | kojitomika |
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 Fillerはコラーゲンやヒアルロン酸、アクリル系などの製剤があります。
美夏Dr.は、安全性が重要だと考えているので、ヒアルロン酸とコラーゲンという吸収される製剤を使っています。
http://www.mika-clinic.com

 このヒアルロン酸の製剤が最近たくさん種類があって、取り扱う業者さんも増えてきました。また、形成外科医に限らず、他科の先生で施行される方もおいでのようです。

 ヒアルロン酸やボトックスは、いわば注射するだけなのですが皮膚の壊死を起こしたり、斜視や眼瞼下垂を起こしたり、それなりにトラブルも決して少なくありません。
 美夏Dr.はお顔の解剖(血管や神経の走行や皮膚や筋肉の構造)を熟知している専門家に、施術してもらう方が安全だと思います。

 形成外科医はいつも三次元的に物をみる訓練がされています。お顔を拝見するときには、その皮膚の厚みや脂肪のつき方、骨格から出てくる神経血管の走行を皮膚を透かして見るように、常に訓練されています。そして、その見方は、手術を日常的にすることにより、いつも立体的に確認し修正し、繊細な顔のつくりの見方へとつながっていきます。

 注射による治療は、ある意味で一瞬の判断が良否を決めるので本当に怖い。

 可能であれば、専門家に治療してもらうことをお勧めします。

 「内科など非専門の先生から、打ち方を教えてと請われることが多くて」と、たまたま業者さんがお話しておられました。少々驚いたので書かせていただきました。

 美夏Dr.は自分の顔で法令線と顎が気になっています。誰かに注入してもらおうかな?誰に頼んだらいいのかなと、悩んでいます。

posted at 2007/04/05 13:07 | kojitomika |
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中国伝統医学(中医学、鍼灸治療)の研修旅行

 3月17日から25日北京へ行ってきました。 中国へは中医学(中国の医学;日本や韓国の東洋医学に比べて中国の医学を強調したいときに使う言葉)の恩師馬先生が亀田総合病院から帰国なさる時ご一緒して、天津にお伺いして以来で8-9年ぶりでした。

 北京でまず驚いたのは空気の汚染です。滞在期間中太陽を見たのは2日間のみ、日中でも物の影がうつらないような、奇妙な感じを覚えました。喉がヒリヒリ刺激され、排気ガスの臭いがして、かつて日本でも問題になっていた状況とそっくりでした。

 研修は朝の8時から夜7時まで、昼食もゆっくりと楽しむ事も出来ない充実したものでした。 講師陣は中国各地からの名医総勢15名の豪華版で、一人3時間の講義と秘伝の技を示しながらの治療実技と合わせたもので、その効果に感心させられました。
 名人の技は各自それぞれに特徴があり、今後の治療効果を上げるのに、大変参考になりました。

 恩師の馬先生の鍼治療は患者さんに出来る限り痛みを与えない繊細な打ち方です。今回の先生方のダイナミックな鍼の打ち方よりも日本人には合っているように思いましたし、私も馬先生の方針を今後も受け継いで行こうと思いました。

 自由時間は2日間有りましたが、1日は書籍探しに費やし、残る1日は博物館巡りと、北京の表と裏道を見て歩き、中国の歴史、文化の底知れない大きさを肌で感じることが出来ました。

 中国では西洋医学と中国伝統医学を結びつける方向で医療が進んでいます。
 日本の医学部でも漢方がカリキュラムとしてようやく始まりました。鍼治療の効果も海外からエビデンスとして報告されていますので、医学部での鍼治療に対する教育も早急に始めてほしいものだと思います。

美夏クリニック http://www.mika-clinic.com


 例えば痛みの治療について

 勿論原疾患の鑑別診断が一番重要です。
 その上でNSAIDS(非ステロイド系消炎鎮痛剤)は、胃潰瘍などの消化管障害や薬疹などの過敏症のリスクがあります。ブロックは鍼の治療に似ている点がありますけれど、やはり薬物を使います。

 鍼の治療の適応があれば、鍼治療は副作用がなく、安全に治療できるメリットがあります。
 色々な治療法がある中で、西洋薬や漢方薬に加えて、鍼治療という選択肢があることは、ツールが多いという意味でもよいことだと思います。

posted at 2007/04/04 13:46 | kojitomika |
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中国伝統医学(中医学、鍼灸治療)の研修旅行

 3月17日から25日北京へ行ってきました。 中国へは中医学(中国の医学;日本や韓国の東洋医学に比べて中国の医学を強調したいときに使う言葉)の恩師馬先生が亀田総合病院から帰国なさる時ご一緒して、天津にお伺いして以来で8-9年ぶりでした。

 北京でまず驚いたのは空気の汚染です。滞在期間中太陽を見たのは2日間のみ、日中でも物の影がうつらないような、奇妙な感じを覚えました。喉がヒリヒリ刺激され、排気ガスの臭いがして、かつて日本でも問題になっていた状況とそっくりでした。

 研修は朝の8時から夜7時まで、昼食もゆっくりと楽しむ事も出来ない充実したものでした。 講師陣は中国各地からの名医総勢15名の豪華版で、一人3時間の講義と秘伝の技を示しながらの治療実技と合わせたもので、その効果に感心させられました。
 名人の技は各自それぞれに特徴があり、今後の治療効果を上げるのに、大変参考になりました。

 恩師の馬先生の鍼治療は患者さんに出来る限り痛みを与えない繊細な打ち方です。今回の先生方のダイナミックな鍼の打ち方よりも日本人には合っているように思いましたし、私も馬先生の方針を今後も受け継いで行こうと思いました。

 自由時間は2日間有りましたが、1日は書籍探しに費やし、残る1日は博物館巡りと、北京の表と裏道を見て歩き、中国の歴史、文化の底知れない大きさを肌で感じることが出来ました。

 中国では西洋医学と中国伝統医学を結びつける方向で医療が進んでいます。
 日本の医学部でも漢方がカリキュラムとしてようやく始まりました。鍼治療の効果も海外からエビデンスとして報告されていますので、医学部での鍼治療に対する教育も早急に始めてほしいものだと思います。

美夏クリニック http://www.mika-clinic.com


 例えば痛みの治療について

 勿論原疾患の鑑別診断が一番重要です。
 その上でNSAIDS(非ステロイド系消炎鎮痛剤)は、胃潰瘍などの消化管障害や薬疹などの過敏症のリスクがあります。ブロックは鍼の治療に似ている点がありますけれど、やはり薬物を使います。

 鍼の治療の適応があれば、鍼治療は副作用がなく、安全に治療できるメリットがあります。
 色々な治療法がある中で、西洋薬や漢方薬に加えて、鍼治療という選択肢があることは、ツールが多いという意味でもよいことだと思います。

posted at 2007/04/04 13:46 | kojitomika |
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 皮膚を摩擦する、こするのはやめましょうということを、何度かお話しています。

 皮膚は、紫外線や摩擦の力がかかると、皮膚とその中の身体を守るために、メラニンを産生し、色が黒くなります。また炎症が起きますので、真皮と呼ばれる層に水分が増え、毛穴が目立ち、血管が拡張し赤くなります。これは、美しい皮膚のためにはとても有害なことです。

 では、なぜマッサージをするのでしょうか?一般的には血流を改善し、水を引き寄せ、皮膚の張り感を持たせると説明されます。だからマッサージによる皮膚の張った感じは2-3日しか保たれないわけですね。

 また、皮膚を骨格からずらすように動かしますと、当然のことながら、皮膚と骨の間の距離は長くなります。言い換えると緩みがでる。重力には勝てませんので、たるんできます。

 ゴッドハンドのマッサージは、皮膚表面に摩擦をかけず、なおかつ皮膚と骨格の間の距離を最小限にするマッサージということになりますね。確かにゴッドハンドが必要です。

 ゴッドハンドをお持ちでない方は、皮膚をたるませないために、しみを作らないために、ぜひマッサージはおやめくださいね。
 美容外科をしている女医さんで、スキンケアとしてマッサージを御自分にしているという人を私は知りません。

 たまたまサーマクール照射後、皮膚がコンパクトになって、美容外科的にはよくなっていたのに、その硬くなった感じが気になって、マッサージを続けていたという方がおいでになりました。せっかく皮膚表面積を縮めるために、高周波というエネルギーで結合組織を熱したのにと、びっくり致しました。

 マッサージの効果について、一般の人と医師の間では理解が全く異なるのに毎度驚きます。

 ぜひマッサージをお受けになるときには、「皮膚表面に摩擦をかけず、皮膚と骨格の間の距離を伸ばさないマッサージ」をお願いいたします。

posted at 2007/04/03 19:16 | kojitomika |
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 昨日久しぶりに井の頭公園を散歩いたしました。
ずいぶん31日に強い風が吹いていましたので、桜が散っているかと心配致しましたが、大丈夫。満開でした。毎年ながら、花見客で賑わっていました。

 3月はあまりブログが書けませんでした。ごめんなさい。今月こそと思っています。

 面倒くさがり屋ナースは、昨年「寿」で、1年遅れで「寿退職」となりました。ずいぶん寂しくなりました。自分の娘を嫁にやったようでーーー。えんえんーーー。(私には涙マークが書けない!!残念)
ちなみに面倒くさがり屋ナースは、そんなに鮫肌ではないのですが、乾燥肌です。今後ともよろしくお願いいたします。

posted at 2007/04/02 19:31 | kojitomika |
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