2007年12月アーカイブ

 メタボリックシンドロームが死の四重奏であると話題になって久しく、今ではその意味を知らない人はいないほどです。


 統計上ではメタボリックシンドロームの基準に当てはまる人はそうでない人に比べ、心疾患で死亡する人は高率です。 この統計結果は、メタボリックシンドロームが健康上いかに恐ろしい状態か皆さんに示す事になりました。


 診断基準では欧米諸国と日本で腹囲の設定値で違いがあり、また体格などを無視しているなど問題点はありますが、心疾患はいくつかの要因が重なって起こる事を明確に示した点では評価されるものです。
 しかし基準のため、逆に一般の人には誤解も生じやすい事も確かです。
すなわち、この基準に当てはまらないと健康上心配は要らないと感じさせやすいことです。 人の体の状態は数値だけでわかるわけではないのです。 

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 私自身、血圧は正常、BMI正常範囲、血糖正常、ステロールは正常範囲内(LDLはやや高めでしたが)でしたが、心疾患を体験しました。 考えられる要因は座っての仕事が多く、運動不足と、ストレス解消不足?

医師としては大変よい勉強させてもらいました。 胸痛中であっても、血液、生化学検査、心電図には全く異常が出ませんでした。 カテーテル検査で診断がつき、無事治療が出来ました。 とかく、西洋医学では検査データを中心に診断しがちですが、今回改めて身体が内から訴えている事をより重要視しなければと思い知らされました。 医師は自身の死の体験は避け、それ以外の病気を出来るだけ多く体験したほうが良いのです。 

心カテーテル検査ステント挿入のために入院し、その後11月からは診療日を週三回に少なく致しました。患者の皆様には大変ご不便をおかけし、申し訳なく思っております。

 三途の河を渡りきることなく戻ってきたからには、この体験を生かし、今以上の内容の充実した医療を目指していきたいと思っております。


 今年の診療は昨日で終わりましたが、患者の皆様には本当に有難うございました。 2008年もどうぞよろしくお願申し上げます。

 美夏クリニックの一年の診療は終了いたしました。美夏Dr.は何かに追われるように過ごした一年間でした。

 質の良い医療元気になれる時間と快適な空間が提供できたか、多くの反省と改善点を残した1年でした。

 特に後半は可能な限りご予約もお受けし、患者さまにとって快適な医療をお受け頂けるような施設を作るという明確な目標がありました。その中で具体的に変化出来た部分もありますけれど、いくつも大きな問題点を積み残し、解決を図るためにはまだ時間がかかりそうです。まだまだ試行錯誤中ですが、来年もう少し頑張ってステップアップするべく覚悟を決めています。 


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左は筑田画伯のイラストです。

医療企画さまのリーフレットに「メタボリックシンドロームはビール腹の事?」という原稿依頼を受けたときに、筑田先生がメタボリックシンドロームの典型的な姿を書いてというリクエストに応えてお書きになったものです。イラストそのものは没になってしまいましたが、結構今の時期にぴったりなのでアップ致します。

皆さまの年末年始のご予定はいかがでしょうか?美夏Dr.は例年のごとくスキー三昧になりそうです。スキーで身体を動かしてはビールとワインーーー左のイラストそのままですね。つまりメタボ街道まっしぐらーーー。

ちなみにビール腹とメタボの関係は

1,お酒はカロリーが高い

2,脂質は夜蓄積する

3,おつまみはカロリー、塩分、脂質と3拍子で多い  

の3つで関係が深そう。晩酌の代わりにジムでエクササイズしましょうという結語でした。

皆さま楽しいヘルシーな年末年始をお過ごし下さいませ。新しい年にお目にかかりましょう。

 美夏クリニックの待合いには、雑誌が色々と置いてあります。女性の患者さまが多いので当然ファッションが中心の女性雑誌が多い。大体事務のスタッフが選んでいます。


 美夏クリニックの開院以来ずっと美夏Dr.の好みで置いてある雑誌もあります。

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この National Geographic です。

この1月号は「廃棄パソコン」はどこへゆくという特集が表紙になっています。11月号は「ハッブルが拓いた時代」でした。サイエンスの雑誌です。 特徴はなんと言っても美しい写真です。

この写真の質の高さと美しさは、美夏Dr.にとっては比類がないものです。「すべての美しさは自然のなかにある」 と実感します。

 でも、どちらかというと硬派の雑誌という印象なのかしら?お読みになっておられる患者さんはほとんどお見かけしません。

 残念ですねえ。置いてある場所が奥の方なので、人の目を引かないのかしら?あんまりサイエンスや自然の美は今風ではないのかしら?


 本当に美しいのです。是非美夏クリニックにおいでの際には、手にとってご覧下さい。また日経のナショナルジオグラフィックのサイトはこちらです。ご覧頂くと、きっとわくわくすると思います。

 休診日があって、おかかりになれないと困る方もおいでと思い、何とか拝見しようとしていました。でも今週は美夏Dr.とクリニックのキャパを超してしまったようです。
 今週おいでの患者さま、お待たせするし、早口だし、十分にお話できないし、申し訳ありませんでした。お話したいことは一杯あったのですがーーー。

 美夏クリニックは明日で本年終了です。もう予約も一杯になっていてお受けできそうにありません。本当にごめんなさい。皮膚科の若い女医さんでも探さないと、ちょっとやってゆけそうにないなあと思っています。

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スーパーで春菊がたくさん出回るようになってきました。

数ある青い野菜の中で安いので私は良く買い求めます。皆さんも鍋物やおひたしで食卓に出てくることが多いのではないでしょうか。

春菊は、東洋医学的にいうと脾経、肝経に属する食物になります。効用は脾や胃を補い消化を助けます。肝経には血液の循環調節の働きがあるといわれています。

 肝経の調子が悪いときには怒りっぽくなったり憂鬱になったり、頭痛や胸・おなか辺りの張った感じがするとされます。このような症状のときに摂取するのが良いわけです。面白いことに現代の栄養学でも春菊に含まれる香り成分が自律神経調節作用を示すといわれています。

現代ではビタミンA,B,C,マグネシウムやカリウム、鉄、カルシウム、食物繊維が含まれることがわかっています。つまり、皮膚や粘膜を健やかにする作用がある。抗酸化作用があり しみや皺に良いといわれます。

 私のおすすめは、炒め物です。
 よーく洗って、4センチぐらいに刻んだらテフロン加工のフライパンで強火で炒めます。途中塩をふります。十分炒めたら火を止め、ごま油をかけて出来上がりです。簡単でしょ。

 最近の春菊は品種によっては独特の苦味が少ないものがありますので私は下茹でしないのですが、お好みでどうそ。

 ごま油は最後にかけると風味が飛ばずに良いですし、又油を加えることによってビタミンAの吸収がいっそう高まります。アレンジとしては、こくが足りないというときはだしや、すきやきのたれみたいなものを少し加えると良いですし、しらすや桜海老を加えるのも手でしょう。春菊はてんぷらもおいしいですよね。


でも、まずは効用を知って鍋のときに熱く語っていただけるだけでも十分ですけどね。


 連休でしたので、スキーに行こうと思っていたのですが、ちょっと疲労が重なって行けませんでした。おかげさまでかなりのんびり致しました。(これで良かったような気が致します。かなりくたびれていたのでーーーー。)

きょうは12月24日クリスマスイブ

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 井の頭公園のいつも撮影している構図です。かげが長くなって冬の風景です。空気はきれい。お空が真っ青。 すっかり葉が落ちてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋の紅葉のなごり。もみじの紅って本当にきれいですね。

 

 

 

 

 

 

inokasirapark1224-3.jpg自然園の別園のほう。

井の頭公園はアートマーケッツもあまり数多くなくて静かでした。それに引き替え駅のロンロンや北口商店街などは普通でも休日午後は人が多いのですが、そのさらに50%増しか2倍くらい。人とぶつからなくては歩けないくらいーーー。静かな公園と対照的でした。

ブログ用に小さなニコンのデジカメを買いました。診察室でつかっている1眼レフタイプのデジカメは嵩ばるので、普通には持ち歩きません。どうも携帯のカメラの写真も上手く撮れないのでーーー。使い方が悪いだけかもしれませんがーーー。

 話題の??クールピクス5510です。ニコンの説明サイトはこちら

ふーんキムタクだったんだ、と言うほど世情に疎くなってしまった美夏Dr.でした。

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 冬になると皮膚は乾きます。皮脂欠乏性湿疹の方が増えます。 過去の記事はこちら

 空気は乾いているし、お風呂は熱く長くなるし(お風呂のお湯で皮脂はとれちゃう)、こたつやホットカーペット電気毛布でも乾いてしまう。

 湿疹があれば皮膚科医師はステロイドなどの処方をします。でも湿疹が起きる前であれば、ご自分の皮脂を落とさないで、そして保湿してねとお話します。

 

 美夏Dr.はもともとはボディブラシもボディシャンプーも使っていたのですが、10年くらい前皮膚科を学び皮膚科診療も始めて、石けん派になりました。「手のひらでなでるように洗うんだよ、香りや刺激のない石けんをそっと使うんだよ」それは敬愛する亀田総合病院の宮崎先生の教えで、忠実に守っています。

自分がアトピーなんだなと(アトピーに特徴的な場所ーー肘や膝の内側などーーには湿疹は出ていないのですが、背中や後頚部はいつも痒い。蕁麻疹も出るし、アレルギー性鼻炎、接触性皮膚炎などアレルギー疾患はそこそこ出ています。RISTは600くらいです。)理解してからは、洗いすぎないように特に気をつけています。

 

 ボディシャンプーがなぜあまり勧められないのか、少々話をしたいと思います。
 ボディシャンプーって使った後その洗剤成分を落とすのにかなりお湯をかけて流さなくてはなりません。(もちろん例外はあると思いますが) 石けんの場合は少し流して、お風呂(ぬるめのお湯ですよ!!)に漬かれば結構ぬめった洗剤成分は流れてしまいます。
 ボディシャンプーは、皮膚表面に残りやすいので身体に残った成分を流そうとするときに、自分の皮脂も落としてしまうんですね。

 当たり前なんですが、保湿剤として処方したり販売したりされているものより、自分の皮膚から出てくる保湿成分のほうが優秀で安全で高機能です。この保湿成分を失わないためには、できればしっかり洗い流す必要のあるボディシャンプーより石けんのほうが向いているように思います。

 時々出版社の日本医療企画さまからの依頼で、患者様むけのリーフレットの原稿を書かせて頂くことがあります。その日本医療企画さまの診療所医師むけの「ばんぶう」という月刊誌に載せるインタビューの依頼がありました。

 リーフレットの原稿は私の文章の腕前や医師としての能力を評価して下さっているのではなくて、他に原稿の書き手がどうしても見つからないときに依頼がある。ーーー多分。まあ、困ったときにはお互い様です。お役に立てればそれで良し。

そのご縁だと思いますけれど、対談の企画がありました。
 少々急なお話で、スケジュールの合間に無理矢理入れ、でもとても楽しい時間でした。(恥ずかしい話ながらスケジュールチェックが甘くダブルブッキング!!もう一つのお約束は果たせなかった!!ごめんなさいーーー

 

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 それでスタッフには、「ちゃんと美容院へ行って髪をセットしてもらいなさい!化粧もきちんとするのですよ!!」 

 控えめなさっちゃんに「自分でブローしちゃ駄目かなあ?」と聞いたら、きっぱり「美容院に行くべきです!!」挙げ句の果てにはほかのスタッフも「行か(け?)ず後家が解消するかも」とか、「どこに良いご縁があるか分からないのだから」とか、さんざん励ましだか脅しだかわからない声援を受けました。

 それなのにーーー。時間がなかった。(なすびなら時間は作るものですって美容院に引きずっていったかもね。)

 「行か(け?)ず後家」を解消するための美容院ではなくて、同じビルの2階にあるシェーン英会話学校(珍しく1年も真面目に通っている)のお決まりのレッスンに行ってしまった!! その上これも遅刻寸前。クリニックに帰ってくる頃にはすぐにインタビューの時間だと思い、髪にムースをつけてなでつけて出かけたら、講師のハンサムなマークから何を白いものくっつけてるの?って笑われる羽目にーーー。


 こういう記事を作るのに、カメラマンは200枚も写真を撮るんですね。カシャカシャ!!カメラって本当に怖いものですっておっしゃった大女優さんの顔がうかぶーーー。


 たいていはメガネをはずして撮ってもらうのですが、今回はお勧めに従ってつけたまま。確かにね、20年前にはメガネがない方がマシだった。最近はメガネで瞼周辺のババくさいのが少しカバー出来、かけている方がマシ。

 あーあ、昔は(何という言いぐさでしょう?)手術の帽子をかぶってマスクをすると、結構いけるじゃんって思ってたのですがーーー。20年前と一緒じゃあいられないのよね。残念なこと!!

 記事は皆さまのお目にとまることは無いと思いますけれど、もし写真を頂戴できたらアップしてみますね。ダイエットもちゃんとすべきだったのに、あんまり多忙になっちゃって出来ていない。

 本当にね、スタイリッシュにお洒落になって(つまりダイエットに成功し、各種美容外科治療で美しくなって、素敵な衣服を着て) 200枚の写真に撮られたかった!!

情けない。そうだシェーン英会話学校だって同じビルの中3つ階段を下りればよいので続いている。

 いつも自分の情けない所しか書けないなんて、それこそ情けないーーー!!

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 インフルエンザの治療薬のタミフルによって、異常行動を引き起こす可能性が否定出来ないとされています。その中で現在改めて注目されているのが漢方薬です。

 漢方薬は副作用の少なさ、効果の早さなど総合的に考えるとインフルエンザの第一選択薬のように思います。
 例えば、体力のまだしっかりした方で、悪寒があり発汗が無い症例では葛根湯(葛根、大棗、麻黄、甘草、桂皮、芍薬、)、あるいは麻黄湯((杏仁、麻黄,桂皮、甘草)を服用すると、悪寒、関節痛はすっかりとれ、発汗を認め解熱し、症状は軽くなります。

 これらの薬は鎮痛解熱剤のように体とウイルスの戦い(炎症)を抑えるわけではく、体の抵抗力を増強するように働き、ウイルスの排除を早めます。

 これらの漢方薬での治療では、解熱剤投与時と比較して1-2日早く治癒するように感じています。

 また、タミフル投与時と遜色ない症状改善効果が発表されています。 治療には正しい診断が必要ですが、インフルエンザの診断には迅速検査キットがありその場(15分)で診断が出来ますので、疑われたときには出来るだけ早く医療機関を受診し、対応をご相談ください

 

 

 

  プチ整形なんて言葉がありますけれど、比較的リスクが低くて効果が確実な方法にボトックスやヒアルロン酸注入などの注射による治療があります。

 今日はFillerのヒアルロン酸注入のお話です。

  ヒアルロン酸はお顔などに注入し、へこみを膨らませたり、鼻やあごなどの形を整えたりするのに使います。

 吸収される製剤が良いか、非吸収性(半永久的)の製剤が良いか。良い結果は長続きした方がよいのですけれど、非吸収性注入剤が長期間に安全であるかどうかは長い期間がすぎないと結果はでません。 また注入した非吸収性薬剤を取り除くのは手術以外の方法では難しい。また、非吸収性注入剤でしこりや変形、色素沈着の合併症が報告されている。

 その3点で、いずれ吸収される一時的な製剤がより安全と考えられています。日本形成外科学会も日本美容外科学会もいずれ吸収される製剤を勧めていますし、美夏クリニックも吸収性のヒアルロン酸とコラーゲンのみ使用しています。 

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メンター社からピュラジェンという注入用ヒアルロン酸が出ています。

メンター社提供の写真で公開して良いものを入手しましたので、アップします。

注入前です。

 

 

 

 

postpuragen.jpg上手ですね。

法令線の他にあごや頬にも入っていると思います。頬の高い部分に注入することで頬そのものの引き上げがなされています。

3本は必要かなと思いました。写真のデータでは同じ日付でしたので、スレッドの併用とは考えにくい。

ボトックス注入予定の部分に赤いマークがあります。

ピュラジェンはダブルリンクで吸収が遅いヒアルロン酸です。美夏クリニックでも導入しています。

そうだ!冬のキャンペーン中です。

 突然の発熱、悪寒、頭痛、関節痛と全身倦怠感を認めたら、今の時期ですとインフルエンザを疑います。 

 インフルエンザにはどのように対応したら良いでしょうか?
最善の治療法はワクチン接種での予防ですが、罹ってしまった時は、体を暖かくし、安静と充分な栄養と水分の補充が大切です。

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 インフルエンザの原因はインフルエンザウイルス(大きく分けて現在流行している型はAとBタイプです)感染で、現在これを撃退する薬は出来ていないため、自分の免疫力でウイルスを排除していく以外方法はありません。

 細菌を殺す抗生物質はウイルスには全く効きませんし、感冒薬としての解熱鎮痛剤も抗ウイルス作用は有りません。 むしろ、鎮痛解熱剤は子供や高齢者にはその副作用として脳障害、腎障害そして胃腸障害があり、治癒を遷延させるため注意が必要です。

抗インフルエンザ薬としてタミフルやリレンザが有りますが、ウイルスを殺すわけではなく増殖を阻害する効果のため、発症48時間以内での服用が効果的です。 早期服用例ではインフルエンザを軽度に抑え、治癒過程も1-2日短縮されます。
しかし、若年者インフルエンザ例ではこの薬使用に関連して死亡症例があり、薬との因果関係の調査研究が進行中です。 インフルエンザでの死亡の危険の高い高齢者、幼児ではこれらの薬の使用も考慮しますが、現在10代の子供では使用が難しくなっています。

 この様な中で現在改めて注目されているのが漢方薬です。 

この項続きます。インフルエンザばっかりですみません。風邪やインフルエンザなどで調子の悪い人へ、花束を選びました。ネットの中からでごめんなさい。ゆっくりなさってくださいね。

 サーマクールの一番のメリットってなんだろうと考えると、注意深く照射すれば頬の位置を上方に持ち上げる事ができると言うことだと思います。 フェイスリフトの手術は結果は最善、もっとも効果的ですが、それでもリフトアップの方向としては上外方で真上ではない。 以前のブログ「美夏先生と楽しい仲間たち」でおなじみのキリコさんの写真が出てきました。(今頃アップしていてすみません)

 

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キリコさんの体験記はこちら

http://mika-clinic-blog.com/2006/06/post_102.php

この写真が照射前のキリコさん。ちょっとしわしわしています。 頬の一番高い位置にご注目を!!頬がちょっとたるんでいるのが分かりますか?

 照射は45分くらい。イメージとしては頬の脂肪(buccal fat)をとにかく上へ持ち上げるように照射していきます。フェイスリフトでも一番ダイレクトにアップできるのはあごの頂点から耳の前のラインです。東洋人は頬骨があるから、法令線から耳の上のラインに力点をおいても、頬骨がストッパーになってしまって、法令線がすっきりするのは結構難しい。

 サーマクールが上手に照射できるのは、やっぱりリフトの手術をし、顔の解剖学的な特徴を理解している形成外科医だなあとこういう写真を見ると自画自賛してしまいます。(時にはブログでも、得意がってみたい美夏Dr.でした。ちょっとビールを頂いてハイなのかもしれません。) 

 

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こちらは照射後6か月後のキリコさんです。あごから頬のラインがシャープでしょ?頬の高さが違っているのが分かりますか?実は3月後の写真はまだ結果が分かりにくかった!!  もちろんダウンタイムがほとんど無い。お化粧して帰れる。照射後の痛みがないというのもメリットです。

 サーマは確かに照射中少々痛いけれど、照射後の痛みはない。

 もう一つがリスクが少ない。傷の心配をしたり、血腫で洗浄再縫合したり、というフェイスリフトの手術のリスクはほぼ無い。サーマクールの照射は、フェイスリフト手術より結果はでないけれど自然な仕上がりになるんですよね、キリコさん!!

追加 写真の質感の違いは照射前はデジカメで照射後はポラロイドフィルムからスキャナで取り入れたためです。 そうそう少々お値下げしています。200と300発の値段が近いのは、やはり300発丁寧に照射する方が結果がでるからです。 クリニックのウェブサイトはこちら

 やっと筑田Dr.の原稿が送られてきました。それでは筑田先生お願いします。

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 インフルエンザの感染は、インフルエンザウイルスが気道から入り、その場で増殖する事から始まります。 感染源となるウイルスは、すでに感染している人の咳,くしゃみで周囲に飛び散った微小水滴(エアゾール)として空中にまき散らされます。 ウイルスのひとつひとつがフリーの状態で空中に撒き散らされるのではなく、くしゃみ、咳で感染能力のある様々なサイズの水滴となって広範に撒き散らされる事になります。この水滴(エアゾール)を吸い込んで感染することを、飛沫感染といいます。大体このエアゾールが5μmくらい。

 空気中でウイルスを含んだ水滴は少しずつ水分が蒸発して飛沫核とよばれ、長く空中に留まっています。この飛沫核を吸い込んで感染することを、空気感染(飛沫核感染)といいます。

 インフルエンザウイルスの粒子そのものは、0.08-0.12μmと言います。するとウイルスのサイズからすると、すでに紹介済みの高性能マスクN95でもウイルス粒子の通過をブロックできません。

 

 咳エチケットの趣旨はインフルエンザ感染者が感染源であるウイルスをまき散らさないことにあります。感染者が最初にはき出すのは、大きな飛沫です。それを広めないようにしようという「エチケット」!!

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 マスクを感染予防に使用する目的は、気道粘膜というバリアの保護に役に立つこと、またフィルターとして病原体をブロックすることの二つにあります。

 気道経由でのウイルス感染が成立するには、吸入したウイルスの量が一定以上あることが必要です。すなわちウイルスを含むエアゾールのサイズがある程度以上で、吸入量が多い事が重要なのです。

 N95は、ウイルス含入飛沫核も95%以上をマスク上でブロックし、感染成立に必要なウイルス量が気道内に侵入することを防ぐ事が出来るので、予防としてはかなりの効果があると考えられます。SARSのときに実証されています。未知のウイルス感染症や、ワクチンの対応ができない新型インフルエンザに対してはN95はウイルス透過を下げる感染予防として推奨されます。

 そして普通のマスクであっても、1、気道粘膜のウイルスに対する防御力(バリア機能)を個体として保つ。2、自分が感染してしまったウイルスを飛沫核として外部へ放出しない。の二つの目的には敵います。
 
 普通のマスクで、インフルエンザ発症率が下がっているっていうウェブサイトはこちらでしたhttp://www.unicharm.co.jp/company/news/2007/07nov-1.html

こちらはCDC。飛沫核感染のほうが大きいウェイトを持つという内容ですけれど。http://www.cdc.gov/ncidod/eid/13/1/173_174.htm  なんだかインフルエンザで終始してしまった1週間でした。 美夏クリニック Dr.筑田からのレポートでした

 もちろん価格が高い事もありますが、細かい粒子を通さないということは、空気の流れも遮断しやすいということの裏表です。つまりとても息苦しい。 長時間の着用には、不向きです。

 もっと詳しい話をと思っていますけれど、筑田DR.は遅筆なので、とりあえず昨日の種明かしだけしておきますね。

 

 マスクといえど、色々な種類があります。

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ドラッグストアなどで販売されている不織布1枚で出来ている簡易マスクです。ずいぶん良いマスクがたくさん出ています。顔ときちんと密着しているところが優れものです。残念ながらフィルター機能は紙一枚ではちょっと弱いかしら?

形の上では2番目のサージカルマスクよりも、顔との間に隙間がないのにご注目を。 

 

 

 

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 いわゆるサージカルマスク。不織布が何枚か重ねられて出来ています。鼻にフィットするようにワイヤーが上の部分についています。同じ形でひもで結ぶものもあり、そちらの方が密着度が高い 。

3層構造で、特殊フィルターが入っているため3μmまで捕集出来るんですって。

頬の部分、鼻の横、あごなどで隙間が出来ているような掛け方をしたら失格ですね。

 美夏Dr.はこのところ朝起きるとのどが乾燥して調子が悪いので、このマスクをしたまま寝ています。あさ起きるときには鼻がマスクの外に出ちゃっていますけれど、のどの調子は乾燥から少し守られていて、風邪気味の時には良い。

 

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 これがN95という規格を通ったマスクで、ウイルスをあまり通さないとされています。このマスクは麻疹が流行っているという話で、この春から美夏クリニックで状況によって使用しているものです。N95っていうのは、USAの国立労働安全衛生研究所が(労働省みたいなところ?)作った基準で、0.3μm以上の微粒子を95%カットできるマスクです。

 どこかの映画でも見られましたね。

 N95のような高機能マスクではなくても、ウイルスを通過させてしまうフィルターのマスクであっても、なぜウイルス性の呼吸器感染症でも推奨されるのか、次回をお楽しみに。Dr.筑田に引き継ぎます。

 

少し本日のポイント。フィルター性能と密着性でマスクの機能は決まる。さて他の要素は何か?

 

 中国で鳥インフルエンザがヒトからヒトへ感染したかもしれないというニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000008-rcdc-cn

 ヒトからヒトへではなくて、家禽からのものだったとのニュースもあるようです。

 同じウイルスがヒトからヒトへと感染するようになると、新型インフルエンザと呼ばれます。今まではフェーズ3で、ヒト→ヒト感染はありませんでした。だんだんリスクがあがってきて、怖いですねえ。昨日の咳エチケットの話などを調べていても、新型インフルエンザのパンデミックに備えたキャンペーンであることが分かります。うーん、いずれにしても時間の問題のようです。
 昨シーズンも心配していました。このシーズンはさらに心配です。

 葛は薬膳では、風邪の予防や熱 頭痛 首筋のこわばり 腰痛などに良く用いられます。
 動脈拡張作用があるとされ、狭心症や心筋梗塞、心不全のかたの冠動脈への血流改善作用抹消血管を過度に収縮させる事態を回避し心臓への負担を軽減するとして心臓疾患の方に良いといわれています
 さらには、今の時期の消化管の冷えに有効で、冷えから生じる腹痛下痢の予防や緩和に用います。
 中医学では脾経・胃経に属します。
 瘀血といわれる顔色の悪く活気がない疲れやすい・食欲がない症状などに効果を発揮します。現在では、葛はイソフラボン誘導体が含まれ発汗、解熱作用があり、カルシウムの吸収促進や血中コレステロールの上昇予防効果があるとされています。


 夏場はお菓子で食しますが、冬場の葛は体温調節の目的があるため温かくして用います。ある実験では、末梢温を2℃ほど数時間改善させる効果が得られていました。
 

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 最近では葛湯はお湯を注ぐだけで飲めるものがあります。自宅では牛乳葛湯も作ります。牛乳・砂糖・葛をよくまぜ火にかけとろみがついたらできあがり。黒糖でも作りますし、抹茶をいれることも。
 料理はくずあんとして用います。鶏肉・人参・ほうれんそう・はくさい・きのこ・ねぎ・しょうがなどを煮てお塩・酒・香り付けのしょうゆで味付けし、水またはだし汁でといた葛をいれとろみをつけます。このくずあんはご飯や、肉・魚などいろいろなものにかけて食べることも出来ます。うどんやスープなどでもとろみづけし食します。

料理にとろみをつけるのには片栗粉をよく用いますが、片くりには上記の作用はないようです。片くりと葛は似て非なるものなのですね。片栗粉よりお高めですが、大切な人のためには「葛」なんですね~。

インフルエンザや感冒など呼吸器感染症の予防に厚生労働省が「咳エチケット」という呼びかけをしています。http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html

引用しますね。
cogh.jpg「咳エチケット」

 ○  咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。

○  呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。

○  咳をしている人にマスクの着用を促す。

○  マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。

咳エチケットの趣旨は、感染性病原体をばらまかないようにしようだと思います。そしてマスクをすることで、呼吸器感染症の発症のリスクも下げられます。(吸い込むウイルス量がへるのと、多分バリアが保たれやすくなる) インフルエンザの発症率をマスクをしなかった人ではしていた人の数倍と書いてあるウェブページも拝見致しました。

美夏Dr.は先週末少々風邪気味で、葛根湯で抑えていました。おかげさまにて元気なのですが、少々まだ咳が出ます。マスクをしていると、マスクの中が温度と湿度が保たれ、他の人にウイルスをばらまかないのみならず、調子の悪いのどや呼吸が楽になるのが分かります。

 気道粘膜も皮膚と同じように、外の環境から内なる自分を守るバリアです。気道粘膜には繊毛といって細かい毛のようなものがあって、異物を排除しようとしています。また粘液で覆われ、その粘液のなかには異物を排除する抗体(IgA)など免疫物質が含まれています。そのバリアは乾燥や低温で損傷しやすく、マスクで覆って湿度と温度を保てばバリアを保護することにもなる訳です。

 実際にはウイルスはマスクを透過します。そのあたりを次回書いてみます。

葛根湯

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 昨日寒気はするし、のどは痛いし、風邪の引きはじめかと嫌な気分でした。

愛用の葛根湯2包とトランネキサム2錠をとりあえず内服し、夜ゆっくり休みましたら、本日はかなり元気です。

 考えてみれば、冬になって体調が悪くなったときには、いつもこの葛根湯で助けられていました。葛根湯ってくずゆの「葛の根」です。身体を温めて血行が改善して効くらしい。(詳しい話は週明けにKナースか筑田Dr.にお願いしますね。) 

 トランネキサムはあの肝斑に効くっていうトランサミン。確かにのどの消炎作用が あるみたい。

 それで、行きたいけれど難しいかなと思っていたスキーに明日は行けそう!!(多分)
 真っ黒にならないように、日焼け止めとフェイスマスクをもって、週明けに笑われないように努力して来ます。

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美夏クリニック 恒例?のボトックス、ヒアルロン酸注入キャンペーンをします。

 恒例にしてしまう必要はないのですが、お待ちになっておられる方がおいでだと思い、本日残業してウェブサイトにご案内を書きました。

イメージ画像をどれにしようかなと考えるのはいつも楽しい。赤ちゃんにうつむき加減で笑っているママのお顔にしました。ちょっとfillerやボトックスには早いかもしれませんがーーー。

 ボトックスもヒアルロン酸注入も注射による治療です。眉間や額、目尻などの動きを止めるのがボトックス、法令線や眉間、マリオネットラインなど注射でへこみを膨らませるのがヒアルロン酸注入です。

針で注射しますので、出血斑(内出血の色)が出ることがあります。カバー力のあるファンデがあった方が良いと思います。

美夏Dr.も昨年末にボトックスを入れたまま追加しなかったら、家族に皺だらけって言われちゃいました。ボトックス治療を受けなくちゃ。

 受ける前後の写真を撮ってお見せしなくちゃなんて思っていると、ずるずると日延べしてしまいます。どうもこのあたりの踏ん切りがつかないのが、情けない!!目を隠すべきか、ついでに鼻も隠すべきかーーー。

 肝斑の治療にトランネキサムを使うのは、現在の美容系の医療機関ではほぼ定番です。美夏Dr.も色々心配しながら、内服している人としていない人ではやっぱり飲んでいる人のほうが白いと思っています。

 ただ梗塞リスク(血栓症のリスク)が心配であったり、飲むのを忘れてしまったり(美夏Dr.ですね。)、皮膚の色に対して薬 を飲むというコンセプトに抵抗感のある方には、トランネキサムの化粧品も悪くないかもーーー。ということで、Navisionというトランネキサムを主剤にした化粧品の取り扱いを始めました。とりあえずトランネキサムの入っているのだけ。
http://www.shiseido.co.jp/navision/index.htm

今のところダブルブラインドの結果(たくさんの人で使った結果と使っていない結果を比較すること)は拝見していません。(ちなみに内服のリスクのダブルブラインドの結果も拝見していませんけれど。)

美夏Dr.は一昨日から塗ってみる事にしました。トランネキサムのイオン導入の結果もご報告しなくちゃ。1回だけではUVカメラではよく分からなかった。ビタミンCのCクエルによるイオン導入のほうが、はっきり分かるかもしれません。
 大体肝斑って、日内変動、月内変動、年内変動して、ちょっと紫外線に当たるだけで黒くなるから、短期的な評価って難しい。

 
肝斑に一番効果的なのは、紫外線に当たらないように地下室で生活して、ビタミンDだけ補充することでしょうけれどーーー。 今年は寒くなるのが早くって、もう雪が降っているんですって。そう聞いてしまうと、スキー場へ行きたくなります。肝斑が黒くなるのは嫌だし、スキーはしたいしーーー。仕方がないので黒くなるのを覚悟で、大きなフェイスマスクをして、週末はスキーの予定です。(ああ、情けないーーー。)

 「理想の皮膚って何?」となれば、バリアとして優秀な皮膚ってことになります。
http://mika-clinic-blog.com/2007/11/post_87.php

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 でも「理想のお肌って?」となると、ずいぶんニュアンスが違います。左の写真は素材辞典のモデルさんです。このブログでは分かりにくいかもしれませんが、しみひとつない肌理の細かい皮膚にうっすらと色のない細い産毛が生えています。このお肌であれば、水滴は玉となって転がり落ち、まさに楊貴妃の肌でしょうね。

 とても美しいお肌だと思います。

 

 日本美容抗加齢学会のイオン導入について話題があったと書かせて頂きました。そのときに、トランネキサム(トランサミン、トランシーノ、後発品ではニコルダとして内服薬が出されているもの)のイオン導入のお話をしました。 

http://mika-clinic-blog.com/2007/11/post_81.php

 今週から導入の準備が整いましたので、美夏クリニックでも治療を始めることにしました。

 トランネキサムを内服するのはちょっとねという方にも、内服しておられる方でもう少し強力にとお望みの方にも朗報だと思います。

 トランネキサムのイオン導入で一番効果を期待できるのが、肝斑のある方です。美夏クリニックでの成績は今から出すところなのですが、メーカーの話では理想的には週に1回、それが難しくて2週間に1回であっても、結果が出るとのお話です。もちろんその間に日焼けしてしまっては駄目ですよ。

トレチノインをお使いの人でしたらそのまま、トレチノインを使っていない人ならば2週間に1回マイルドなケミカルピーリングと併用すると、薬の浸透性が良くなるので、効果が得られやすくなると思います。

ナースFはピーリングして、トランネキサムのイオン導入+モイスチャージェルのイオン導入をして、「肌のくすみが取れて白くなった。赤みも引いて、化粧ののりが良い」と大喜びしていましたよ。トランネキサムの鎮静効果が効いているのでしょう

 費用はウェブサイトをご覧下さい。

手順としては(ご希望でピーリングしてから) トランネキサムのイオン導入、その後ビタミン(モイスチャージェル)のWイオン導入なので、今までより時間がかかりますよ。

 

 

 私たちにとって井の頭公園はとても大事な公園です。日々四季を感じられる場でもあります。つい忙しくて、櫻の花の時期を忘れていたなんて時もありますがーーー。11月12日に紅葉が始まったと書きました。昨日はもう12月、晩秋ですので、紅葉は終わりかけです。今回は筑田カメラマンの撮影です。カメラがぼろいから、良い写真が撮れないと仰せです。

 

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 日曜日になるとたくさんの人たちが集まってきます。昨日は紅葉狩りの人が多く、ずいぶん混雑していました。夕暮れ時にお散歩にいきました。

右の写真が、井の頭公園名物??アートマーケッツといって、小さな写真や絵、アクセサリーなどを売っている所です。

 

entertaiment1.JPG

 

 

 パ-フォーマンスをしている人の輪です。子供たちやその両親、いやいや普通のカップルを楽しませてくれて、その後、このパーフォーマーとじゃんけんで勝った人が、作品をもらえるという場面です。

なんと筑田Dr.勝っちゃった!!

戦利品を載せますね。

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