コメドを追い出す薬

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 ビタミンAの製材でトレチノインという薬があります。

 レチノイン酸とかトレチノイン、レチンA、レノーバなどという名前で流通しています。

 新陳代謝を促す薬です。基底層で細胞の分裂が促され、毛包脂腺系でもその基底膜で代謝があがります。するとニキビではコメドが少しずつ浮いてきて排出され、コメドを作らないように作用します。大体8週間くらい塗って、コメドをなくそうというものです。浮いてくるので、使い始めて4週前後でコメドが目立つ時期がある時があります。

 一番右がアダパレン(ディファラン)という薬です。トレチノインにおけるかさつきや赤みという副反応を抑えたもの。

これらの薬を使うときのポイントは、かなり感受性が患者さんによって異なるので、患者さんの反応と治療目的(ニキビとしみでは違うから)で量や濃度を自在に変えてゆくことにあると思います。この辺の細かい使い分けが職人芸的で医師としては結構楽しい。

 最近では炎症後色素沈着の早い時期に使っています。結構使い勝手がよくて、美夏Dr.のお気に入りです。

 どんな時にどんな使い方をするのか、主治医とよく相談して使ってくださいね。

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