脱毛症、薄毛治療は再生医療だと思う (Dr.筑田)

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 脱毛症や薄毛の悩みで相談に見える方を拝見しますと、頭皮に炎症所見がある方が多い。でも、患者さんは、意外に気づいておられません。

  炎症が起こった状態のまま、育毛剤や発毛剤の服用や塗布を続けても、大した効果は望めません。 むしろ、炎症を促進して悪化させる可能性があり、注意が必要です。 プロペシアを服用している方で、反応が悪い方にこのような状態を時々見かけます。 第一にするべきことは、頭皮の状態を改善してやる事なのです。

 メソセラピーの効果は鍼治療効果と薬の作用を組み合わせた治療法で、早期に頭皮の環境が改善されてきます。つまり浮腫が取れ、炎症所見としての発赤も、改善されてくると、発毛、育毛に適した状態になるのです。

 すなわち、メソセラピー効果のメカニズムはまだ明らかにされておりませんが、頭皮の組織に適度な鍼刺激が加わる事によって、組織内の細胞活性が高まり、様々なサイトカインが放出され、頭皮組織内での再生過程が惹起されるように思われます。

 植物の場合、古い枝を切る事によって、成長ホルモンが刺激され、老木が若返るのとなんとなく似ています。

 白血病や癌の化学療法では、頭髪がすっかり無くなってしまう事が多いのですが、治療後生えてくるときは以前より立派な頭髪になっている事はよくあることです。 このような生物の再生現象を見ていると、脱毛症の治療も再生医療の分野なのだと最近では考えています。

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 美夏dr.からのコメント

 メソセラピーって、東洋医学の鍼治療と、西洋医学のドラッグデリバリーシステムの長所を合わせたような治療だと思います。薬は最も効果が出やすい深さに直接投与されるのが最適です。そして東洋医学の(西洋学的にはわかりにくいけれど)経絡刺激による鍼治療を薬を使用しながら、行ってゆく。

 これは、結構コンセプトとして見込みがありそうに思うのですが、残念ながら鍼治療をしている医師が少ないので、大きな数で結果を出すのが難しいですね。

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