2008年10月アーカイブ

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 ニキビ治療のグローバルスタンダードであるディフェリン(アダパレン)がようやく本日発売です。今朝知り合いのウェブを見ていて知りました。

 写真の一番右の製剤です。もちろん日本語表記されています。まだ現品をわたくしは拝見していません。製薬会社さんも案内には、おいでになりません。それで、輸入したときの製剤の写真です。左の二つはレチンAーートレチノインです。

 ディファリンはトレチノイン(レチノイン酸、ビタミンA酸)と良く似た働きをします。

 細胞の新陳代謝を高め、貯留したコメド(皮脂)を排出し面疱形成を予防します。

 ビタミンAの薬は、患者さんによって作用の強さにばらつきがあるのが特徴だと思います。今からの時期はやや乾燥が気になります。またサンスクリーンは必須ですよ。

 適応症が、顔だけになっていました。身体は乾燥しやすいのがその理由かなと思いました。

 いずれにせよ朗報です。わたくしはかなり嬉しい。にきびの患者さんが減って良いことです。

アダパレンの記事は こちら
にきびの記事は こちら

http://www.galderma.jp/c_medical/pdf/pi.pdf ガルデルマの添付文書です

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 芸術の秋 

 武蔵野市民文化会館で、 「レンドヴァイ&フレンズ」という弦楽五重奏のコンサートを聞いて来ました。 プログラムのごあいさつでは、レンドヴァイはハンガリーのブタペストでロマ(ジプシー)の音楽家の家庭に生まれ、民族伝承の音楽文化の中で成長し、クラシック音楽家になったんですって。

 そう、それで演奏会は 悪魔のトリル から始まりました。メルクスの天上の悪魔のトリルか、マンゼの悪魔が隣にいるトリルかって前回お話しましたよね? そうね、メルクスでもマンゼでもない、ひょっとしたらどこかヨーロッパの駅の構内で、もしかしたら街角で耳を澄ませたら聞こえてくる 悪魔のトリル ーー。

 そしておなじみヴィヴァルディの四季 冬と夏 です。 あら?確かに四季なんですが、でも四季ではないの。通奏低音のリズム感が鋭くて、それなのに旋律は美しい。四季って良かれ悪しかれイ・ムジチの四季がどうしても頭から離れません。イ・ムジチ四重奏団の旋律や和声とは違う。もっとジャズや現代音楽に近いのかな??

 美しいチャイコフスキーの弦楽セレナーデクライスラーのロスマリンの後、これまた感嘆する美しさのJSバッハのG線上のアリア。 ロマの香りがするーー。ついそう思って聞くからかもしれません。

 その後は東欧の香り、地域の色合いが濃厚なチャルダッシュや伝承音楽、そしてピアソラーー 

 どれを聞いていても、わたくしは自制心がなければ踊りだしていたと思います。どうしてみんな席に静かに着いていられるのか??

 音楽を聴いて、それがいつも生活の中で喜びとなる人たちの音楽、嬉しいことがあればその音楽とともに踊り、悲しければ音楽で慰められる、そういう音楽ーー。

 心の動きと音楽がとても近いのでしょう。感覚的にとても現在に近くリズミカルで、それでも普遍的な美しさ が損なわれずに人の気持ちを動かすーーそんな演奏会だったように思います。とても楽しくて、音楽を楽しむ幸福をかみしめることができた一夜でした。 5人の弦は息の合うセッションで、レンドヴァイのカリスマ的と言えるようなヴァイオリンの音色とやりとりしているのが、とても素敵でした。

 聞きながら、オペラの「こうもり」や映画の「屋根の上のバイオリン弾き」、ミッシャー・マイスキーの音楽などを思い返していました。ロマの音楽は、ちょっと別の香りです。興味のある方はぜひご自分で聞いてみてください。(クリニックにもレンドヴァイの音楽をと、アマゾンで注文しました。来週には届くことと思います。)

 武蔵野文化事業団 はこんなに楽しくて質の高いコンサートを、2000円とか3000円みたいな価格で提供してくれます。プログラムは単色刷だし、飲み物もシャンパンやワインはない。でも何回も聞きに行けて、お勧めです。すぐチケットが無くなってしまうのが難点です。内緒にしておいて下さいね。

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 芸術の秋 コンサートが目白押しです。

 思わず買ってしまった武蔵野事業団のチケットがたーくさんあります。

  筑田Dr.はこの春チケットを購入すると(冠疾患の痛手で)、このコンサートが見られるまで、生きていられるかなあ など弱気な発言をしていました。でもね、何とか一緒に楽しむことができました。

 ウイーンの森バーデン市立劇場によるリゴレットです。  ヴェルディはわたくしの大好きな作曲家です。

 以前にご紹介した島田雅彦さんもヴェルディ好きです。ヴェルディって何て言うのか、救いようがない運命を説得力を持って表現するのにこれ以上の作曲家はないかもしれません。

 リゴレットはせむしの道化師。生きてゆくために道化師をしていますが、この道化としての口が禍し、宮廷に敵を作ってしまいます。生き甲斐の娘ジルダを自分自身がつかえているマントヴァ公爵に奪われ、その仇打ちをしようとして、返ってジルダを失ってしまいます。

 他のヴェルディの作品と同じように、じゃあリゴレットはどうしたら幸福になれたのかと考えると、少なくともオペラからうかがえる範囲では、不幸な結末は避けられそうにない。リゴレットは不幸な人生を送るように定められていた。その不合理で理不尽な不幸を、オペラを通じて人につきつけることで、ヴェルディは人に自分自身の置かれた立場を考えるチャンスを与えたというのが、島田雅彦さんの主張だと思います。

 今回の公演は、何と一番前の席でした。ジルダとリゴレットの幸福な歌は左の木管が響き、呪いや不吉な場面では右の金管が響く、最初のうちは少々切れ味が悪い音かなあと感じたのですが、だんだんオペラに引き込まれ音に酔っていました。

 リゴレットはティヒー。良く響くバリトンでリゴレットの悲しみを深く表現されていました。とてもドラマティックで、素晴らしい演技と歌だったと思います。

 マントヴァ公爵は、ヴァレリー・ゼルキン。能天気な役といえばそうなのですが、これまたくるくる変化するプレイボーイの純情??が伝わってくるようでした。

 ジルダはユリア・コーチ。初恋の歓びと父へ愛情を伸びやかに表現していて、わたくしもこんな時期があったっけ なんて思っていました。

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吉祥寺駅周辺は、わたくしの大好きな本屋さんや花やさんが一杯あります。

昨日も診察室に飾る花を選ぼうと思って、花屋さんめぐりをしていました。

ロンロンの2階に、Aoyama flower market があります。 

いつも緑のあしらいや季節感の出し方がとても素敵です。朱い実は何なのでしょうか?気品のあるユリととてもあっていて、思わず診察の途中でも見惚れてしまいます。

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こちらは昨日。お花が一輪か二輪かによっても随分雰囲気が違います。

生け花を習いたかったな なんてことを思い出しました。

10月限定☆脱毛キャンペーン

先月の脱毛キャンペーンはおかげ様で大盛況で終わることができました。
また楽しみにしててくださいね。..._〆(゚▽゚*)

さて10月も脱毛キャンペーンやりますよ!!!
詳細は出戻りナースのブログでご案内しております。
今回は手と足の指と甲がターゲットです(σ ゚ー゚)σ

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