火だこ 低温熱傷 に注意しましょう

livedo1.jpg 天気予報によると、今週末は随分気温が下がるそうです。昨日本日と天気も悪く、寒い。インフルエンザも流行っているようですし、家でゆっくり温まっているほうが、快適です。

 この寒い時期に、ヒーターや湯たんぽ、温風器、カイロなどで起こる皮膚の外傷が二つあります。

一つは写真の「火だこ」 温熱性紅斑、Livedo とも言います。

 温風ヒーターの熱い空気の噴出し口に当てていた皮膚だとか、こたつ、電気毛布、あんかなどに長時間接していた部分などに出来る。

 皮膚と血管周囲の線維組織が熱で炎症を起こして出来る。だから血管の走行に沿って、最初は赤くなり、だんだん茶色くなって行く。炎症後色素沈着が血管に沿って出来ると考えれば良い。

もう一つは、「低温熱傷」 

 あんか、湯たんぽ、カイロなど、短い時間に接触しただけならば何も起こらない程度の熱に、長時間熱せられて起こるやけどです。

 ぱっと見た感じでは、軽いやけど。なのに時間が経つと余計に傷が深くなってゆくように見える。じっくり焼きしめてしまった感じ。知覚が鈍くなっているとか、酔っ払っちゃったとか、何か熱い事に気がつかない理由がある場合が多いはずなのですが、時に元気な若いお嬢さんでも拝見することがあります。

 火だこも低温熱傷も、そんなに危険とは思えないくらいの熱で起こる皮膚の損傷です。今の時期には時々拝見します。どうぞお気をつけてくださいませ。

 そうそう夏井睦先生のウェブサイト 新しい創傷治療 に 低温熱傷のページがあります。 こちら

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