2009年11月アーカイブ

Salgado.jpg 日曜日の朝、寝ぼけまなこで日曜美術館をみていて、とても気持ちが揺すぶられ、恵比寿の東京都写真美術館で開催されているサルガド「アフリカ」に行って参りました。

 人類発祥の地でもあるアフリカは資源と自然に恵まれながら、内戦、飢餓、砂漠化など悲惨な状況が相変わらず続いています。

 サルガドの写真には、目を背けたくなるような争いの痕跡貧困のあかし、難民キャンプなどが写し出されています。ずっと何ヶ月も難民と共に歩いて、ある瞬間をカメラで切りとった。 ゴリラを撮る時には、ゴリラに撮って良いかい?って尋ねてから撮るのだそうです。 "respect"という言葉をインタビューで何回も使っていた。

 サルガドの写真は、撮られているテーマが辛いものであるにもかかわらず、詩的で美しい。未来への希望と明るさを受け取る事ができる彼の写真は、わたくしにとって報道と言うより、芸術であるように感じました。

 地球や自然、生きとし生けるものすべてを尊重し、希望を見つけ出す、そんな写真展でした。  12月13日まで 

 

F1000019.jpg 11月の雨は、なんだか底冷えするようで、メランコリックになります。こういう時期になると、スープやお鍋が美味しい

 じゃがいも、キノコ類、にんじん、大根、キャベツ、白菜、牛蒡、蒟蒻などそろえておけば、暖かい野菜で身体を温めることができます。

 味付けはお醤油にしようかな、お味噌かな、味がいいかな。タンパク質はお魚(アラが美味しい)、それとも豚汁?、鶏肉?骨付き肉があったかしら?ソーセージもおいしそう。気分次第でバターやオリーブオイルで炒めたあと、洋風のスープにして。

 エスニック風の辛み があるとさぞかし身体が温まりそう。残念ながらスパイスの香りが苦手な人がいるので、わたくしのレパートリーには入っていない。

 吉祥寺菊屋さんで買った ほうろう鍋がたっぷりとした汁物の調理にとても便利です。また、肉まんを蒸したり、煮物、ジャムを作ったり、パスタをゆでたり、秋からずっと活躍しています。

 ほうれん草をお鍋に放した瞬間、色がとてもきれい。いつものコンパクトカメラが故障中で、携帯で思わずパチリ。お鍋の内側のに、ほうれん草のやシイタケの茶色、ジャガイモのクリーム色、にんじんの紅色が映え、湯気が暖かみを伝えています(ちょっと苦しい言い訳ですね)。

追記 身体を温める食材でネギや生姜をよく使います。その他に唐辛子がありますよ。Kナースの書いてくれた薬膳の記事は こちら

driedroses.jpg

 新型インフルエンザの患者さんの7割が、入院患者さんの9割20歳未満だそうです。心配されていた高齢者ではあまり患者さんの数も、重症者の数もあまり多くありません。

 感染症研究所 の発表によれば、現在流行っているインフルエンザのほとんどが新型ですって。 例年であれば今頃から、季節性インフルエンザの患者さんが増えてきます。

  感染症が重なると重症化しやすいというのに、肺炎球菌ワクチン季節性インフルエンザワクチンも不足していて、充分量の供給がなされていません。

 美夏クリニックでは少々ですが、季節性インフルエンザワクチンを入手しました。 ご希望の方は、お電話でご予約くださいませ。予約のない方には、申し訳ないのですが接種できません。 新型インフルエンザワクチンは見込みがたちません。すみません。

 追記 11月24日 グラクソスミスクラインの新型インフルエンザワクチンのあるロットで、アナフィラキシーショックというアレルギーが多発したという報告がありました。 薬はどんな薬であっても、アレルギーの可能性があります。アナフィラキシーはその中で、短時間に経過し重い症状を引き起こす場合がある怖い反応です。 注射薬では、いつでもアナフィラキシーの可能性があり、医療機関では治療の準備はしています。 

 今回のワクチンについても、重症度と頻度が問題になってくると思います。

 治療やワクチンメリットデメリット個人レベルで天秤にかけること、集団のなかで天秤にかけることの両方が重要だと思っています。

 

 

cerapaste.jpg お久しぶりです。

 今日は頭蓋顎顔面外科学会というのに参加してきました。第27回なので、もう四半世紀続いている学会ですね。

 ランチョンセミナーで紹介があった硬化型骨補填剤セラペーストをご紹介しますね。骨折や腫瘍などで骨が足りない部分があったときに使うハイドロキシアパタイトで、施術するときにペースト状のものを形作って固めて載せるようにして(オンレイグラフト)使うか、または大きなシリンジで注入して表から指を使ってその場所で形作る。粘土をこねるみたいにーー。医学分類上では、人工骨、汎用型、非吸収性になっている。

 レディエッセはハイドロキシアパタイトですが、長時間持続性とされていますが吸収性でFillerです。形成外科医にとっては、Fillerを注射するのも、少し穴をあけてペースト状のハイドロキシアパタイトを注入するのも、やや腫れ方は違うけれど、手技上あまり差がないように感じます。

  会場でもこうしたいずれ自分自身の骨と同化するような物を、異物と呼ぶのかどうかって議論になっていました。だんだん使用する材料も変化してきます。このタイプの補填剤はけっして新しいコンセプトではありませんし、他にもいくつか種類があります。

 ただ自分自身にレディエッセを注入してみて、改めてこうした演題を拝聴するとまだまだ色々な工夫ができるなって思います。 小孔を開けてポケットを作成し骨に接して注入するようにすれば、美容外科で使うのにもとても良い材料ですね。

 最近では再建の手術なんてすることがなくなってしまいました。こういう学会に出席すると、古巣に戻ったような、わくわくするような、そして少々後ろめたいような気持ちになります。

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