2010年2月アーカイブ

1987mika.jpg 本邦初公開。1987年の私のパスポートの写真です。なんだか指名手配写真みたい。 恥ずかしかったので、下半分を隠してしまいました。画像は顔の傾きがないよう配慮して切り取っています。

 中学生くらいから15年くらいハードコンタクトレンズを装用しています。子供の頃は一重、確か中学生くらいになって、平行型の二重のラインが出てきました。

1993mika.jpg下の写真は1993年、やはりパスポートの写真です。

 眉の位置が、右の方が随分上の方にあります。この頃私は自分が下垂であるという認識がなかった。下の写真では右の眉が気に入らず、外側の眉毛を随分抜いています。そろそろ下瞼の老化が始まっていますね。

 眼に入っている光の加減からみると、上下の開き具合は大体均等です。下の写真の方が下垂は進んでいます。

二重のラインが浅いのは、眉毛で皮膚をひっぱっているからでしょう。

levator3.jpg この図(美容塾「眼瞼」より改変)で赤矢印が眼を開ける筋肉です。メインが眼瞼挙筋で、補助的には額の横皺をつくる前頭筋(眉毛を引き上げる筋肉)です。

 挙筋の力が伝わらなくなる理由は、腱膜が引き伸ばされ弱くなっているか、瞼板と腱膜の接合部(図のココ)の部分で外れてしまっているか、の二つです。(もちろん先天性の眼瞼下垂では挙筋そのものの力が失われているひともいます)

 私の下垂は、ひょっとするとコンタクトレンズ性かもしれない。ハードコンタクトレンズは周囲がシャープです。レンズの動きで腱膜が弱くなってしまうことがあります。これ以上前の写真が手元にないので分かりません。

 ココの所が外れるとミュラー筋は引き伸ばされ、挙筋の力が緑色の瞼板に伝わらなくなる。すると前頭筋の赤矢印の力で頑張って眼を開ける。どうしても下垂の人の額のしわは深くなります

 もう弛んでしまったのは手術以外では回復しない。2枚の写真を比較してみても、だんだん眉と睫毛の距離が長くなります。一生賢明眉毛で引き上げているのだから、やむを得ないですよね。

 目の印象ってとても大事。目元の手術は、見た目は若返って明るい印象になり、機能的には目の開きが良くなります。肩こりや頭痛が良くなる患者さんがいます。なんて素敵!!一石二鳥の手術ってそんなに沢山ない。

 手術は、二重のラインを作ったり変えたり、たるみを取ったりする浅い部分の形を整える手術と、瞼の睫毛が生えているラインを変化させる瞼板~腱膜~挙筋という深い部分の手術に分かれます。もちろん両方一緒に手術することもあります。

 左の図は美容塾編著のセレクト美容塾「眼瞼」 より改変しています。

 眼を開ける、瞼を引き上げるという力の源は、眼瞼挙筋と眉の上の前頭筋です。街行く人たちの顔を観察してみてください。眉毛から睫毛までの距離が、短い人と長い人がいます。

 眉毛と睫毛の距離が長い人は、前頭筋を収縮させて眉毛を引き上げて物を見ています。いつも頑張って眉を引き上げておられるので、だんだん上瞼の皮膚が伸びてきて面積が増えてきます。額のしわが少しずつ深くなり、肩こりや頭痛の原因となる事もあります。こちらの画像が典型的だと思います

 丁度眼瞼挙筋緑色の瞼板の間に、腱膜(青色)があります。ココと書いてある部分が腱膜と瞼板の接合部位で、弱くなりやすいところです。挙筋前転術とか腱膜再建術とかいう手術は、ミュラー筋の前方でこの挙筋腱膜をしっかり瞼板に縫い付ける手術です。挙筋の力がダイレクトに緑色の瞼板に伝わり、前頭筋の力を借りなくても、眼を開くことが出来るようになります。

earth2.jpg 本日は肺炎球菌ワクチンについてです。昨夜医師会の予防接種講習会に出席しました。ほやほやのニュースです。瞼の記事が遅くてすみません。

 肺炎球菌は、高齢者では肺炎幼少児では髄膜炎の起炎菌として重要です。 大人に対しては、ニューモバックスという肺炎球菌ワクチンが2006年10月より使用されてきました。

1)肺炎球菌ワクチンの再接種が推奨されるようになりました。つい最近まで、1生涯に一回のみの接種とされ、実際には5-10年でだんだん免疫が下がるので、少々現実的ではありませんでした。今回変更があり、日本感染症学会では再接種のガイドラインなんてのも出ています。

2)武蔵野市の助成が受けられます。武蔵野市民65歳以上の方は、肺炎球菌ワクチン接種に市よりの助成を受けられます。平成22年度枠は4月より可能です。 ただ21年度枠は新型インフルエンザの流行もあって2000人分の助成枠が設けられたため、まだ200人足らずの余裕があるそうです。

 65歳以上の市民で今まで公費負担で接種をした事のない方は武蔵野市健康課(51-0700)へ、生活保護受給世帯で65歳以上の市民の方は生活福祉課(60-1848)へはがきか封書でお申し込みください。 

3) プレベナーという小児用ワクチンが2月24日に発売開始されます。免疫の未熟な乳幼児にも有効なんですって。このワクチンで予防可能な疾患は肺炎球菌(4,6B,9V,14,18C,19F,23F)による感染症です。肺炎球菌が起炎菌となる小児の感染症には、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、敗血症、細菌性髄膜炎などがあります。特に細菌性髄膜炎は死亡率も、後遺症の頻度も高い。

 原稿を書くにあたって、専門外の私がパラパラと細菌性髄膜炎のガイドラインというのを見ました。診断が難しそう治療が難しそう時間との競争っていう感想を持ちました。その細菌性髄膜炎の起炎菌の上位2つが肺炎球菌インフルエンザ桿菌なんですね。プレベナーアクトヒブでかなりの割合がカバーできるそうです。

hasu.jpg 患者さんからお手紙を頂戴しました。

「すっかりご無沙汰をいたしております。
私もどんどん年齢を重ねて、白雪姫の継母の気持ちが理解できるようになってまいりました。(鏡を見る度にため息をついております)  あの時代にアンチエイジングがあれば、継母もあれほど意地悪にはならなかっただろうと思う次第です。  本日、メールをいたしました件は、夫のアンチエイジングについてです....」

 10台の頃には自分自身が50歳過ぎて生きているなんて思わなかった。ずっと20歳くらいのままのつもりだった。 

 わたくしは、ここでカミングアウトするのも恥ずかしいけれど、あまりお洒落ではない。だいたいが白雪姫の王妃さまと違い、美形ではない。こちら とか こちら

 でも患者さんにさせていただくことは、自分でもなるべく体験してみようって思って(礼儀よね!!)種々の治療を受けています。 少しずつ改善します。 美容外科の罠ーー。何かをすれば、その分だけ改善するのでやめられない。きりがない。

 考えて見れば、20数年前の美容外科ってちょっと敷居が高くて、ちょっと胡散臭い雰囲気があった。それが、普通の女性たちが後ろめたく感じないで、治療を受けられるようになった。治療も手術からボトックス、Filler、レーザー治療など選択肢も広い。随分変わったものです。 美容外科ほどこの10年の変遷が激しい科はないと感じます。

 美容外科やアンチエイジングの治療は、鏡に向かって下の世代に向かって、怒りをぶつけるよりも建設的でよい手段だなって思います。

 次回はお約束の瞼のアンチエイジングを書くつもりーー。

kuboyama2.jpg久保山麻衣ちゃんから、原稿を頂戴しました。再掲しますね。

東京フランセーズ第三回公演不条理的ダンスと新劇的喜劇『シャンブル・マンダリン~巴里のホテルとおかしなお客たち~』

ロベール・トマ作  (トマ代表作:8人の女、殺人同盟、罠など)

ABOUT
映画化され大ヒットした「8人の女たち」でも知られる"フランスのヒッチコック"、ロベール・トマ作によるサスペンスタッチのクラシカルコメディ!

 舞台はパリ。サンラザール駅のとある〝駅前のホテル〟

訪れるのは訳ありのおかしなお客たち。
おかしなボーイ、おかしなメイド、意地悪支配人も加わって、繰り広げられるのは陽気なラブコメディ?それともサスペンス?
そして待ち受ける不思議な結末とは!?

ユーモア溢れるドタバタブールバール劇に、ナンセンスでシァンタジックな味付けをしてお届け致します。
近年、黒柳徹子が銀座セゾン劇場で一人六役をこなし話題になり、劇団NLTはホテルZOOというタイトルで上演。

老若男女が楽しめる粋でお洒落なクラシカルコメディを、メイドたちのミュージカル風ダンスで綴った、華やかでエンターテイメント感たっぷりの舞台!

皆様どうぞどうぞお越しくださいませ!

タイムスケジュール
2010年

2月26日(金)14:00 19:30

2月27日(土)14:00 19:30

2月28日(日)13:00 17:30

劇場
中野ウエストエンドスタジオ(中野駅より徒歩15分)
■チケット料金
前売2700円
当日2900円
60歳以上割2000円←要予約&身分証明書

出演
松本寛子、宮原恵太、宇貫貴雄、杉田一成、山口恵美、市川祐子、大石郁実、
白川道子、奥村円佳(テアトル・エコー)、久保山真衣
ダンサー
久保山亞佐子、久保山紗枝、富田しほ美、関美咲、高橋美帆

スタッフ
衣装、本村渚、舞台美術、早稲田大学舞台美術研究会、照明、有岡幸子、絵画作成、植松希実子、音響、松木佳子、舞台監督、大石郁実

お問合わせ先、ご予約をいただける際は、こちらまでお願い致します
09083128917
tokyo.francaise@gmail.com

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東京フランセーズ活動ブログ
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