2014年10月アーカイブ

しっとりした皮膚が良いのか

ZO1.jpg ビタミンA化粧品(レチノール)塗る薬(レチノイン酸、トレチノイン)として使われるようになっておよそ15年から20年になります。ビバリーヒルズのオバジのクリニックに研修に行ったのが2001年9月(帰国してすぐNYの多発同時テロ!よく覚えています)でした。美夏クリニックを開設してまもなくです。

Cutera社のミーティングではDr.Obagiが講演をしておられました。この14年でプログラムは進み、よりきめ細かくより使いやすく(より複雑に)なってきています。特にハイドロキノンの長期使用をやめ(5か月使ったらハイドロキノンのない期間を設ける)、治療とメンテナンスの時期をきちんと切り替え、目的をはっきりさせたスキンケアを推奨しておられました。

治療の期間は、レチノイン酸(トレチノイン)とハイドロキノンとフルーツ酸でしっかり治す

メンテナンスの期間は、レチノールとビタミンCとフルーツ酸で穏やかに皮膚の改善を図る

デイリーケアの期間は、あまり刺激をしないプログラム

プロテクションは、紫外線から皮膚を守るプログラムです。

オバジ先生がいつも仰せになることがあります。やや乾燥して新陳代謝が亢進している皮膚が良いのだ。しっとりさせていれば、皮膚が垢となって脱落するときの天然保湿因子も働かない、基底層で皮膚の細胞が分裂するのも抑えてしまう。しっとりさせることで、皮膚はくすみ肌理は粗くなって、美しい皮膚は失われてしまうんだ。

美容外科をしているとオバジの意見に深く納得します。健康な皮膚ではなくて、皮膚の病気を拝見することが多い皮膚科とは、少し視点が違うようにいつも感じています

秋は勉強会が多い

10月19日は、キュテラさんのトータルスキンセラピーミーティングという勉強会に参加してきました。キュテラ社は信頼のおけるレーザーを多種類製造販売しておられ、オバジのプログラムを取り扱っておられる会社です。結構面白かったので3回くらいの連続で報告します
「オバサン」という言葉は、嫌な言葉です。それにあてはまる人種は「茶髪&体重過多&すっぴん+smoker」が典型であるとおっしゃっておられたドクターがおられました。聴いているだけでひやひやしました。日本人は肥満が少ないので「オバサン」も少ないのですって。
閉経して3年して最近体重を落とすのがとても難しい。プールに行くとお腹がすくし、アルコールも悪い。

IPLトーニングという言葉も出てきましたよ。レーザートーニングは、Qスイッチヤグレーザーを低出力空中照射で全体に照射して、皮膚のハリと毛穴の引き締めと色調(トーン)を改善してゆく治療ですが、IPLトーニングとは知らなかった。フォトフェイシャルを週に1回少しずつ照射して、やはりトーンを改善する治療を指すそうです。

業界用語(jargon)が増えてきますね、、

prs-basic.jpg 形成外科学会基礎学術集会という学会に出かけてきました。10月9、10日と松本であったの。 信州大学は私の母校です。卒業してからほとんどご縁がありませんが、それでも懐かしく行ってまいりました。お天気がよくて、晴れた空をバックにした北アルプスが美しかった。

「手術室における医療安全」という特別講義が、信大の川真田先生よりありました。患者さんの5%の人に、医療費の半分がかかっている。一人の患者さんに、複数の専門科や職種が治療に参加しており、その共同作業の中で安全に治療を進めるためには、WHOが作成したGawandeらのチェックリストを使うことが薦められる。また、手術を画像で取って、リアルタイムでスタッフ皆が見られるようにしたり、後で検証するのに役立てたりすることを薦める。という内容でした。大雑把ですみません。

後の報告はまたね

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