007)アートの最近の記事

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 高校の芸術選択が音楽で、皆で競い合うように弾いていました。とても印象的な授業で、おかげで17歳くらいまでヘタクソでしたが細々と、ピアノを習っていました。

 その後楽器に触れるチャンスがなかなかなく、ただひたすらCDや演奏会を聴いていました。でもね、いつかまたピアノが弾けたら とずっとそう願ってました。

 幸いなことに一年くらい前から、少しずつ弾いています。最初高校生の時と同じつもりで弾き始めたら、指や手が腫れあがり痛くなってしまった。手は仕事で大事なので、とても心配していたのですが、今は大丈夫。

 ご縁があって写真の水村香苗さんに、熟女の手を傷めないピアノを教えてもらっています。 香苗さんは、プロのピアニストを教えるピアニストです。ニューイングランド音楽院ジュリアード音楽院で学ぶという輝かしい経歴の方なのに、高校生の時でも大して弾けなかった私にも教えて下さるの。

香苗さんはとても美しい音楽を造る。私は音楽がずっと好きだったのですが、一つ一つの音の違い、どうしたら美しいフレーズになるか、音楽的とはどういう事か、表現したい音はどうしたら出来るのか、香苗さんに教えていただいて少しずつ分かりかけてきたように感じています。

 

香苗さんからのメッセージです。 ボストンの音楽学校に入学して間もなく、生まれて初めて教え始めたのが、ハーバード大学教授のお嬢さんたちでした。あの頃から何十年も経ってしまった今も教えています。上野の文化会館でリサイタルをする人から、美夏Dr.までレッスンしていますが、私の場合はその人の技術より、音楽に対する誠実さと謙虚さを持っている人(持つことのできる人)をより大切に思います。

 香苗さんのウェブサイトはこちら  演奏は こちら 

 連絡先はmizumura.k@gmail.com  (香苗さんのウェブサイトの問い合わせのページは今使われていないので、gmailにお願いします)

Salgado.jpg 日曜日の朝、寝ぼけまなこで日曜美術館をみていて、とても気持ちが揺すぶられ、恵比寿の東京都写真美術館で開催されているサルガド「アフリカ」に行って参りました。

 人類発祥の地でもあるアフリカは資源と自然に恵まれながら、内戦、飢餓、砂漠化など悲惨な状況が相変わらず続いています。

 サルガドの写真には、目を背けたくなるような争いの痕跡貧困のあかし、難民キャンプなどが写し出されています。ずっと何ヶ月も難民と共に歩いて、ある瞬間をカメラで切りとった。 ゴリラを撮る時には、ゴリラに撮って良いかい?って尋ねてから撮るのだそうです。 "respect"という言葉をインタビューで何回も使っていた。

 サルガドの写真は、撮られているテーマが辛いものであるにもかかわらず、詩的で美しい。未来への希望と明るさを受け取る事ができる彼の写真は、わたくしにとって報道と言うより、芸術であるように感じました。

 地球や自然、生きとし生けるものすべてを尊重し、希望を見つけ出す、そんな写真展でした。  12月13日まで 

 

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 三鷹に中近東文化センター付属博物館があります。前にもご紹介の記事を書いたことがあります。こちら

 昨日は桜が満開で、吉祥寺は人の山、山、山ーー。あまりにもにぎやかなので吉祥寺を避けて、あきこさんから招待状も頂戴し、筑田Dr.と出かけました。(あきこさん、ありがとうございました)

 11-14世紀のペルシア陶器が展示され、ペルシア陶器シリーズの第二弾です。 今回はラッキーなことにこの博物館の学芸員の方による解説もお伺いすることが出来ました。(土日曜日の午後1時から例外はあるけれど、解説なさっているそうです。)

 歴史の流れの中でどのように陶器が変化したか、特に政治情勢や人のニーズなどと共にお話くださって、展示物がそれによって生き生きと輝くような感じがして、本当に楽しいひとときでした。陶土の工夫、技法も染付けやら蛍手やら浮き彫りなどで、どんどん変化して来たのですね。

 トルコ石と同じ明るい青コバルトによる群青色、そしてそれが何百年も経て銀化した色、色の変化一つとっても、とても美しく興味深く拝見致しました。

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この博物館の駐車場から撮った桜です。上手な写真ではありませんが、お花見にお出かけになれない方へ。

 この博物館の常設展もとても楽しい展示です。陶器やレリーフ、彫塑類、日本の印鑑のような形をしているけれど文字は側面に書かれている印章、ミイラの木棺トキのミイラ、美しいタイル、レプリカのハムラビ法典やらロゼッタストーンなど。小学生むけのクイズまであるーー。

 人が少なくて穴場です。でもとっても素敵な博物館なので、美術の好きな方、中近東の文化文明に興味のある方は是非どうぞ。

 美夏クリニック (http://www.mika-clinic.com )の医師やスタッフはとても音楽や美術が好きです。以前より、成蹊大学の演奏会のプログラムにはささやかなんですが、広告を出させて頂いて応援していました。

 その定期演奏会のご案内をいたします。合唱団の方が書いて下さったのをアップします。

 

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日時:2007年12月15日(土)

    

開場:17:30 開演:18:00

    

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター

       (最寄り駅:小田急線参宮橋駅 下車 徒歩約7分)

 

    

曲目:1 st.混声合唱とピアノのための「花に寄せて」

   2 st.パレストリーナ(c.1525~94)の作品

   3 st.混声合唱組曲「五つの願い」

指揮:西川竜太 西矢華子 

伴奏:中村和枝 尾関早菜

お問い合わせ:080-5031-6016 (四家)

 しばらく前に、BookOffでDVDの「戦場のピアニスト」を手に入れ拝見いたしました。

 美夏Dr.は、映画で戦争の話を見るのが苦手です。どうも生生しくて、正視できません。見たくないなあと言いながら、見なくてはいけないような気分になって、拝見しています。

 この映画も拝見するのがとても辛い気がして、実際に購入してから拝見するまで一月くらいは書庫に置いたままでした。でも拝見した後には、上手く言えないのですが深く心動かされ、人の心のなかの希望を見るような気持ちがしました。その後、ミッシャ・マイスキーのチェロコンサートに行き東欧の音楽が憂いを帯びたメランコリックな響きがあるのは、その太陽の光のせいだけではなくて、その歴史にもあるのだと感じました。

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監督はロマン・ポランスキー

ユダヤ系のポーランド人です。母親をホロコーストで亡くしていて、映画の主人公のシュピルマンと同じルーツがある人です。

DVDのジャケットを画像にしました。シュピルマンの原作はもともと「ある都市の死」といいます。その原題そのものの風景ですね。(英語版で本はThe Pianistとなり、映画も同じThe Pianistです。日本語では春秋社から「戦場のピアニスト」という題名で出版されています)

映画の内容や感想を私の言葉で申し上げてもあまり意味がありません。作品そのものの力が圧倒的なので、言葉は力がありません。興味のある方は是非見てください。

ただ、その映画の中で流れてくる音楽の美しさ、ポランスキーの作る画面の美しさが、内容の悲しさとあまりに対比的でーーー。

 

 

 筑田先生が、ロンドンのキャッツと印象が異なると言うので、DVDを購入して拝見致しました。アンドリュー・ロイド・ウェーバーによる映像です。下記から購入いたしました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0009PRCHU/ref=pd_sim_b_2/250-5074002-5462642?ie=UTF8

 キャストはジョン・ミルズ、エレイン・ペイジ 

 確かにロンドンの映像と劇団四季では、雰囲気が少々異なります。

 ただ、生のステージはそれこそ生きているものなので、私は四季のキャッツを大変楽しく拝見しました。惜しむらくは、ややキャストにむらがあったことでしょうけれど、これは多分ロンドンの生のステージだってキャストやその場の雰囲気でむらが出るのは同じだろうと思います。筑田先生は、よほどロンドンのステージの印象が強烈で、その思い出が頭を支配していたのでしょうね。

Dr.美夏 「どうも劇団四季のキャッツは、お気に召さないようねえ。」
Dr.筑田 「歌と音楽が、どうしても自分の感覚の中で合わないんだ。日本語と西洋の音楽は、元々調和しないものなのかもしれない。言葉を聴いていると苦しく感じる。」

Dr.美夏 「それでウェーバーのキャッツは」
Dr.筑田 「これは、しっくりする。ダンスも歌もとても楽しめる。大体上手い。全体の流れの中に詩情を感じるんだ。劇団四季のキャッツは、こどもを楽しませるようにしたために、優美さに欠けてしまったような気がする。」

Dr.美夏 「私は、戦後60年経ったこの日本東京で、毎日西洋由来であるミュージカルを公演し、採算があっていると言うことの方がよっぽど驚異的だと思うけれど。私は本当にすごいと思っている。
 それに決して質は悪くない。楽しかった。2倍の値段をだして引越し公演をみるよりは、私は劇団四季のキャッツを2回見るほうがいいかな。
 生のステージと収録されたステージではもともと違うものですしね。

 ある意味で日本でミュージカルをやるっていうのは、ロンドンでイギリス人が歌舞伎をやるようなもの。もともとハンディがある。例えば、日本の子供たちのなかで、ダンスや声楽を習うお子さんの割合がヨーロッパに比べたら少ないのじゃあないかしら。つまり裾野がまだ広がっていない。」

Dr.筑田「個々のダンサーを見れば、とても上手な人がいたよね。」

Dr.美夏「西洋音楽でタイトルを取る若い人たち増えてきてるでしょ?どんどん良い作品が一杯出てくると思う。それに私はとても劇団四季のキャッツを見て楽しかった。」
Dr.美夏「あと驚いたのは、ダンサーの体形。美容外科には、もともと美しい人たちがたくさんおいでになる。けれど、本当に一昔前の日本だったら絶対ありえないような、背が高くてヒップアップされ、見事な体形のダンサーがたくさんいて、びっくりした。生活そのものも変わっているせいかな。これは本当に驚いた!!」

posted at 2006/08/17 09:22 | kojitomika |
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 オペラや室内楽も大好きなのですが、夏のイベントとして、キャッツを観にいきました。

 五反田から歩いて5分ほど、キャッツシアターという劇場が劇団四季のキャッツ専用にあります。
 客席に入りますと、周辺の壁や舞台にまず眼がゆきます。ごみためのよう。ネコたちのお気に入りの場所なのでしょうか?子供さんたちのすきな、「たまごっち」やら、お菓子の袋やら、古くなった楽器やら。大道具小道具と言うのかしら?製作なさった方たちは、きっと楽しく作られたでしょう。身近なごみが一杯ならんでいます。臭いは幸いありませんけれど。
 

 最近のオペラなど、シンプルな舞台もそれはそれで味があって、楽しいものです。キャッツはキャッツ専用の劇場ですので、さすがに完成度は高い。興味のある方は是非ご覧下さい。

 ミュージカルを生で見るのは、実ははじめて。たくさんのネコたちが、その猫生を誇り高く謳歌している舞台は、感動ものでした。メモリーの歌も胸にしみいるようで、また歌う猫によって表現しているものが違っていて、楽しかったです。

 キャッツのもとは、TSエリオットという詩人の詩から来ています。アマゾンでこちらも注文し、しばらくはキャッツの余韻に浸ることになりそうです。

 美夏Dr. 「筑田先生は、ロンドンでキャッツを観て泣いちゃったって、サーマクールの体験記で書いていたでしょ?
http://www.mika-clinic.com/invitation/blog2.html
今回の劇団四季のキャッツはどうだった?」

Dr.筑田 「僕はね、ロンドンのはTSエリオットの原詩がね、韻をふんだり、微妙な面白い言い回しが、すっごく楽しかった。日本語の歌になったときに、その詩の面白さが減ってしまっていたのが残念だった。」

Dr.美夏 「英語が聞き取れなきゃ、英語の歌は楽しみにくいかなあ。オペラでも字幕がないと、(例えばドイツ語だったり、イタリア語だったりしたら、お手上げでしょ?) やっぱり難しいじゃない?子供たちに原語で楽しめと言うのは大変だなあと思うんだけれど。たくさん小さい子供たち来てたよね。どの子供たちも、食い入るように見ていた。それに日本語でも、結構難しい言葉や聞き取りにくい言葉があったけれどーーー。小さい子供は、字幕って訳にはいかないしねえ。」

Dr.筑田 「あと音響がね、時々音が割れていたりして気になった。生の演奏って訳には行かないのかなあ?」

DR.美夏 「たしかにね、小さくてもオケが入っていたらさらにいいのでしょうけれど、それじゃあチケット高くなりすぎて、観る事できなくなっちゃうよ。」

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480031375/250-5074002-5462642?v=glance&n=465392

エリオットの詩集をご紹介しておきます。筑田先生には、原詩のキャッツのペーパーバックをプレゼントしましょうね。

posted at 2006/08/16 09:34 | kojitomika |
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