Dr.筑田のアートの小部屋の最近の記事

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 最近の筑田Dr.が蒐集しているものは、仏像です。

よくおいでになる美術の専門家に、贋作ばっかり。可哀想な筑田先生。と言われても懲りずに、蒐集されています。

こちらのご仏像も、清朝時代に作られた仏像で、オリジナルは明の時代のものと言われた像です。どうして贋物だと分かるの?とお聞きしたら、学生の頃からしょっちゅう見ているんだよ。一目瞭然なんです。とおっしゃってました。

 仏さまは、優しそうなお顔に風で翻るようなうすものを身にまとわれて、なかなか良い雰囲気です。

 もともとどの家にもご仏壇はあって、そこには仏さまが祀られている。そう考えれば、贋作 真作という区別は必要がないのかもしれませんね。

「真贋往来」という本があります。本物とは何か。。。面白かったです

 

kazenokai1.jpg 吉祥寺で、アート風の会展 という美術展が行われます。筑田先生が出展されました!!

日時:2011年4月6日(水)から12日(火)まで 

    午前10時から午後6時まで (初日は午後1時から、最終日は午後4時まで)

会場 SPACE Be 吉祥寺サン・ビルディング1F こちら

筑田先生の出品作は2点です。

「ジベルニー」

 モネパリの郊外のジベルニーという村に居宅を構え、西洋風の庭園と日本庭園を造りました。日本庭園は池に太鼓橋がかかり、周囲には桜や柳、竹などが配され、池には睡蓮が浮かんでいます。昨年パリを訪れた時に、このジベルニーにも足を延ばし、オランジュリー美術館では、光の中のモネの最後の大作を拝見いたしました。「睡蓮」が光の中で四方に並べられ、その美しさに圧倒されました。こちらからその睡蓮が360度みられます。

 モネの描いた庭と筑田Dr.の庭では勿論同じではありません。筑田Dr.の気持ちが反映されているのか、きらきらした光があふれとても生き生きとしたジベルニーです。

 「The moment」

 長年画いてきた一枚の波の絵がシュールになって登場しました。多分波が寄せては退きしているうちに、そのしぶきは大気のなかで空に溶けこみ、光輝いて昇華してゆくのでしょう。

painter.jpg 筑田Dr.は、お正月以来鑑賞だけではなく、自分でも絵を描くようにしているそうです。

 チェロの上達に見切りをつけたのかーー。いや、チェロもレッスンを続けておられるそうです。でも1日1時間くらいの練習では、とてもオーケストラで演奏できるようにはならないって思ったのでしょうーーきっと。

 それで本邦初公開、筑田画伯が油絵を創作中の図です。

 実は筑田先生の左手には、自ら育てたエゴンシーレ風の薔薇がかざられています。 それにひきかえ、油絵の薔薇は元気がよくて勢いがある。

 きっとエゴンシーレ、筑田DR.の描いたような元気のよいバラを、エゴンシーレ風に描いたことでしょう。

 反対もあるとは思わなかった!!エゴンシーレの絵の画像は こちら

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 筑田Dr.は、お正月は毎日毎日デッサンに明け暮れていたそうです。

唐代の石像で 聖観音像が随分気に入って、上が元旦の作品、下が1月2日の作品ですって。

 同じ像であっても随分形も雰囲気も違いますね。

 それでは、筑田先生よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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久々に絵を描いてみる事にし、聖観音像を対象にしました。

 一日の間隔を置いて 同じものを描いているのですが、まるっきり表情が違って見えます。

 表現力の不足は否めませんが、描いているときの感情の違い、その時の美への意識の違いなどによるものと思います。

 同じ目で見ているつもりなのですが、カメラの目とは異なり、物を感情で見ていることが気づかされます。

 描いている時は、空間の中で自分の線を模索しているのがわかり、迷い無く単純な線を一気に引くピカソ、感情を線に託すジャンセンなどのすごさを改めて思い知らされました。

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 筑田Dr.が、わたくしに似ていると選んでくれた絵です。いくら選んでくれたと言っても、後ろを振り返るたびに自分に似たような瞳と挨拶するのは、難儀なものです。

作家は三宅悦隆

水彩と記載されていますが、油彩かもという分析でした。

 この2枚は横谷峡おしどり隠しの滝を、筑田Dr.が撮影したものです。画素数設定などで画面が粗くなっているのはさておいても、水の動きがダイナミックですね。

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こちらは、美夏Dr.撮影です。しかも上下左右をトリミングするように言われて、従った写真。同じ滝を見ても、何を美しいと思うかずいぶん人によって感性が異なるものですね。

 筑田Dr.はインターネットのオークションがお好きです。何に興味を持っているのかと思っていたら、顕微鏡を探しているようです。たまたま患者さんのおいでにならない時に、診察室をのぞくとうれしそうな顔で筑田Dr.は顕微鏡を眺めています。その筑田Dr.から、記事が送られてきました。

 

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 医学を学び始めて以来、常に顕微鏡は傍らにあり、研究をしているときは勿論、日常の診療においても無くてはならない存在です。 肉眼では見ることの出来ないモノを、単にレンズによる光の屈折を応用して、次元の異なる世界を見せるのですから、本当に驚きです。

 人間にとっては大変な発見だったと感心し、顕微鏡に益々愛着を感じます。 医学の歴史上での顕微鏡の影響は絶大です。感染症の原因が様々な微生物によるものであると証明され、この事で死亡率が激減し、また予防への道が開けました。

 特に1870年から1900年代にかけてはRobert Kochが炭疽菌、結核菌そしてコレラ菌を発見し、その弟子北里柴三郎が破傷風やジフテリアの血清療法発表で活躍しています。

 その頃の顕微鏡の利用価値は、今の電子顕微鏡に匹敵し、ノーベル医学賞とは切っても切れない関係でした。

 美夏クリニックには新旧いくつかの顕微鏡があります。手に入れた顕微鏡のうち一番古いのはちょうど彼らが活躍した時期と同じ1895年頃のものです。顕微鏡の機能に必要な最小限を備えた、極めてシンプルな形です。

 物の見方、考え方、その時限を変え、思考転換を促す魔法の覗き窓、と私にはこの小さな顕微鏡が映ります。

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 ブログはどんどん話題が書ける時期と、ネタ切れなのか美夏Dr.の息が切れるのか、筆が止まってしまう時期が交互にやってきます。 書けないのも寂しくて、ちょっと周囲を見回してみたら、筑田Dr.の油絵が目にとまりました。

 

 クリニックにおいでの方はご存じだと思います。 「憩い」と題したブロンズ像の上にかかっている画です。

 オンシジウムの黄色がなにか蛍光色のように、光を放ちます。その花が飾られていて、たまたま10年も前でしたでしょうか、私の叔母が当時まだ比較的新しい品種だった甲斐路というぶどうを送ってくれました。その甲斐路の色彩を筑田Dr.が気に入り、画にしたものです。

 油絵の具って結構高価なのだそうですが、薄めるのが面倒だとかで、レリーフなみに厚塗りしています。ただこの厚塗りの成果で彩度が高く、オンシジウムのちょっと妖しげな光が印象的です。

 筑田Dr.の画は、結構根暗な画が多いのですが、この小品は静かな気品があるように思います。

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バリの田園風景

インドネシアの Nyoman Sukayaによって1998年に描かれたものです。

 バリ島の棚田が虹色の光に包まれ、しっとりとした暖かな空気は雲を生み、天に軽やかに昇ります。遠くに見える山、海も虹色の霞にとけ、見るものに優しく輝く世界があることを示してくれます。

 バリ島芸術村ウブドで数多くの画家の作品を見ました。この作者Sukayaは色彩の詩人として、特に印象深く感じました。 見る人を幸せな気持ちにさせてくれる作品です。

 バリ島を訪れたのはテロ事件など無かった8年ほど前の5月頃であったと思います。 ヒンズー教の祭りを見、伝統舞踊を鑑賞したり異文化に触れ、楽しい時間を過ごしました。

 スキンダイビングは子どもの頃から楽しんでいましたが、初めてスキューバーダイビングをバリ島で経験しました。 沖縄のサンゴ礁の美しさにはかないませんが、楽しさについ制限時間が有るのも忘れていました。

 食べ物では農家でたべたドリアンは格別に美味しいと思いました。ドリアンはその独特の匂いがたまらないと聞いていましたが、現地で食べてみて、それは間違いである事を実感しました。 機会があったら、また食べてみたいと思っています。

 それに、バリであった人々はとても親切で、感謝のしどおしの心休まる旅行でした。絵を見て、今また懐かしく思います。


posted at 2007/06/07 08:39 | kojitomika |
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「憩」と言う題名の美しいブロンズ像

 人体の造形美を詳細な観察に基づいてブロンズ像として再現した像です。しかも単なる三次元的表現に留まらず、見るものへ心の安らぎと憩いを与える作品です。
 清楚で品格を感じさせますが、内からの優しさは作者山畑阿利一氏の人間愛の芸術表現と感じられます。

 よほど人々の心を捕らえるものと思え、毎日のように置かれた向きが変わっています。 あたかも生きていて、会う人にすましてそっと挨拶しているようです。

 

美夏DR.から 今回写真はDr.筑田が撮影しました。「黄金の豚」の撮り方が悪いと言われて美夏Dr.は少々面倒くさくなっちゃったんですね。

 それでアップしてみたら、「うーん、なかなかブロンズ像のよさが生かされないなあ。フラッシュがまずいのかなあ。カメラは難しいなあ。」との仰せでした。

 「じゃあ、興味のある方には見に来ていただいたら」ということで、良ければ見に来てくださいね。

 メソセラピーでは、このような美しい身体美を作るように頑張っていますので、期待が持てますね。

 筑田先生はこのような楚々とした美人がお好きだったのですねえ。世の中思うように進まなくてお気の毒です。

posted at 2007/05/25 18:00 | kojitomika |
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黄金の豚(青銅器金鍍金猪尊)

 中国漢時代の作品で、南洛陽で発掘されたものと聞いています。

 古代中国の青銅器は其の当時の権力者が祭事に用いたものが多く、現代では考えも付かないような奇抜な造形美と力強さを感じます。

 この黄金の豚はかつて全身が黄金色に輝き、その全身に施された龍、鶏、蝉、亀、牛そして羊神等は見る者を魅了し、その歳の豊穣と富を確信させるに充分な存在感を示したものでしょう。

今は青銅器特有の緑錆でかつての黄金の輝きは色あせたものの、それも悠久の美を感じさせ、現代の私たちには、盛時の美以上の愛着をもたらしています。


 久々にDr.筑田の「アートの小部屋」の原稿が届きました。

 本年は亥年。美夏Dr.の干支です。もちろん24歳ではありません。豚といのししは中国では、同類とみなされていると、筑田Dr.は話していましたけれど、本当かしらん?

 お正月に干支なら書いてねとお願いしたのが、やっと届いてアップできて幸いでした。黄金の1年になりますように
(ちょっと遅いですねえ)

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 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com は、Dr.筑田とDr.美夏の好きな小品を時々取り替えながら、展示しています。

 どういうものを私たちが「美しい」と感じるか、「美」とは何か、クリニックの中をご覧頂くとお分かりいただけると思っています。そのため、内装そのものも、また飾る絵や彫塑も、贅沢なものは置けませんが、丁寧に選んでいます。診察をお待ちになっている間、是非ご覧ください。

 また、せっかくのブログですから、また少しずつご紹介させていただきます。 とりあえず「美夏先生と愉快な仲間たち」からの焼き直しです。2回目の方、ごめんなさい。筑田先生よろしくお願いします。

 クリニックの個室治療室(エステ、鍼の部屋)にある小品です。 15年以上前に免疫学会がSWEDENであり、発表も終わり、ホッとして画廊めぐりをしていました。 マグリットに似た不思議な雰囲気の絵を見つけ、その画家の工房を訪れ製作過程を見学させていただきました。 作者は同年齢で共感することも多く、楽しい時間を過ごしました。その別れの際いただいた小品です。 シンプルで軽快な構図と色彩がいいですね。 男女の軽やかなダンスが見えてきます。

posted at 2007/01/22 15:12 | kojitomika |
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筑田先生のアートの小部屋 NO.3です

題名 Baignade I 作者 Ulf Gripenholm 1943生、 Stockholm, Sweden

前回ご紹介の作者です。 なんとも不思議な雰囲気ですよね。

 こぼれたコーヒーの染みからのイマジネーションだそうです。

 北欧の夏は朝1時には明るくなり、夜は11時でも外は明るいので明かりなしで本が読めます。

 時間がゆっくりゆっくり過ぎて、全てが止まった感じがすることがあります。

 同じ時間の経過も、仕事とスケジュールで追われる我々に時間は分、秒刻みで過ぎてゆきます。

 心は自由なはずなのに、なぜ・・・、  時計を捨て、衣装を捨てることが時には必要なのかもしれません。

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自然の造形美には人間のいかなる才能も及ばないと感じる時があります。

 写真のアンモナイトは白亜紀ですから、おおよそ1億年ほど前に海底で永久の眠りについて、最近ロシアはヴォルガ川のほとりで発掘されたものです。 1億年の間に少しづつ地球の変動の影響を受け、海水の鉄イオンがアンモナイトの成分と置き換わり黄鉄鉱化したものです。

 アンモナイトには沢山の種類がありますが、これはSpeetoniceras Versicolor といわれています。 大胆な太く力強い漆黒の螺旋が黄鉄鉱の繊細な銀色の曲線で縁取られれ、褐色のアクセントを置いた黒い大理石の螺旋階段は銀の小さな小部屋へと導きます。

 銀の小部屋は満天の星のように輝く黄鉄鉱の小さな結晶がいっぱいに詰まっています。 この様な色彩、形態と質感のコントラストと調和はそのまま現代アートの傑作と感じます。
 ここに自然の神秘と宇宙への広がりを感じ、私たち人間も50億年の地球にとってはアンモナイトと変わらない存在のように思えてきます。

 

 アンモナイトってきれいですよね。美夏Dr.は、筑田Dr.とたまたま銀座の街を歩いていて、「ぎおん石」というお店の入り口においてあったこのアンモナイトに釘付けになってしまいました。

 螺旋が美しさを感じさせるのでしょうか?
 それにしても、この黄鉄鉱のアンモナイトは特別です。写真では、分かりにくいかもしれません。興味があったら見に来てね。

 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com

posted at 2007/01/25 10:20 | kojitomika |
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アートの小部屋はDr.筑田執筆です。

 筑田Dr.は子供の頃から絵筆をもったら、時間が経つのも忘れてしまう。どこの都市にでかけても、まず美術館めぐり美を語れば、話は尽きることがありません。前置きはこのくらいにして、最初の絵を紹介してもらいましょう。Dr.筑田 おねがいします。

 美しいものは詩があり、私たちの想像力を刺激し、新しい世界を見せてくれます。

 私たちのクリニックには小品ながら魅力ある絵画があります。 今日はその中の一つを覗いてみましょう。

 Regent Edgar画 1970年生 Stockholm、Sweden)この作品に出会ったのは2005年のヨーロッパ血液学会でストックホルムを訪れたときでした。 会議も終わり17世紀の古い町並みが残るGamura Stanの宿に戻り、夕食までの時間を旧市街のギャラリーめぐりしていました。

 ストックホルムは芸術家が人口に比例して多く、絵画、ガラスワークなど質の高い作品が多く、いつまでも見あきません。ふとウインドウを見ると変わった作品が目に付きました。

 中に入りたくさんの作品の中でとくに面白く思えたのが今回の作品です。 グレイの背景の中で明るい色調は希望と幸せを感じます。 白い鳥は平和を、そして多くのプレゼントを運んでいるようにも見える小包みは、変わり行く時間を覗かせる小窓のようにも見えてきます。

 題名はRegent。 希望と幸せをはこぶ人にみえてきます。

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