眼瞼下垂の最近の記事

筑田先生:瞼の弛み取りの経過

tsukuda150624.jpgtsukuda150624-2.jpgtsukuda150711.jpg筑田先生は御年72才になられました。皺が気になるとか、上瞼が弛んで上が見えないとか訴えが多くてうるさくて仕方がない。

それで江原先生に手術をお願いしました。そうっと上瞼の弛んでいる皮膚を切除しただけ、、、

真ん中の写真が手術直後です。翌日から外来をやっていましたよ。

筑田Dr.は不安定狭心症で抗血栓療法を受けているので、「腫れるかな?血腫が出来たら困るな?」などと本人も医師団(ちょっと大げさ)も心配してました。でもしっかり局所麻酔して手術してもらいったら、腫れもまあまあ仕方がないくらいですみました。
「上がさえぎられているようだったけれど、良く見えるようになった」「大きな窓から外を見ているようだ」と嬉しそうです。 周囲のマダムから、「もともとハンサムだと思っていたけれど、とても引き締まってより恰好良くなりましたね」と誉められ、まんざらでもなさそうです。写真撮らせて頂戴っていったら、この笑顔!良かった!!

ちなみに左の写真の格子状のかさぶたは、炭酸ガスフラクショナルレーザーの痂皮です。こちらは導入予定でまた別に書きます

瞼の手術

doubleeye.jpgちょっと忙しくて書けていなかった。瞼の手術の夏休み割引をしています。

下瞼または上瞼の脱脂+ヒアルロン酸注入  20万円+tax 
埋没法による二重形成術は 未成年、学生は50,000円+tax 一般の方は60,000円+taxです。9月末まで

切開法の重瞼術など瞼付近の他の手術は、10%お割引します。下瞼の脱脂手術は水曜日に江原先生が執刀します。

下瞼の脱脂は、瞼を下の方に引っ張ったときに見える赤い結膜のところから10mm位の切開を置いて、上瞼を少し押したときに突出が目立つ脂をとります。ちょうど涙の通り道の上が膨らんでいる人が適応です。

埋没法で手術して、やはり皮膚を切除したいなとか、ラインを修正したいなと言う方で一年以内に手術をお受けになる方は、差額で手術させて頂きます。(期間内の手術の方) この暑い時期はサングラスがしやすいので、手術をするには良い時期ですよね。

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 先週末1月15日に美容外科学会が竹橋でありました。早めに到着したのに、受付前はすでに列が出来ていました。

 上眼瞼がメインテーマで内容が濃そうだったので、喜んで参加しました。参加医師数はかなり多かったように思います。ちょっと専門的な話になります。

 眼瞼下垂は、目の開きが悪い。まぶたをあけても見える範囲が狭くて、特に上の方が瞼で遮られ、顎を上に向けないと見えにくい状態を指します。(保険適応の下垂症であるという事と手術で目の開き方が改善する事は、必ずしも一致しません。)

 眼瞼下垂の原因には、コンタクトレンズによるものエイジングで挙筋腱膜や挙筋そのものがゆるんだもの先天的に引き上げる事ができない ものなどがあります。

 今回の学会では、「綺麗な瞼のラインを作る」「左右差を作らない」など、いかにして美しい形を作る繊細な手技を駆使するかに議論は集中していました。左の写真は、恥ずかしいですが17年前のパスポート写真の私です。コンタクトレンズ性の腱膜性眼瞼下垂が右にあります。右の写真は一昨年のもの。もともと下垂があった右内側の挙上が、少々不足気味です。

 面白いことに、下垂の合った方の眉毛が濃い。(左の写真では右外側の眉をかなり抜いています) いつも眉を引き上げて見ていたから、眉毛の辺りの血流が良かったんでしょうか?眉毛の高さがほぼ一致しているのは、ボトックスのおかげかもしれません。こちらの写真では右の眉の方が高い位置にありますもんね。

 信州大学の松尾先生は、いつものように下垂の手術と不定愁訴の改善についてお話しておられましたし、ヴェリテの福田先生はぱっちり目にしたいという患者さんの御希望と下垂の手術の満足度をお話なさっていました。

 下垂の手術で、ミュラー筋のタッキング(縫い縮める)という手術があります。それは腱膜の深層を縫い縮める腱膜再建手術に他ならないと、百人町アルファクリニックの余座先生が仰せでした。説得力がありますね。

 会場をざっと眺めると、典型的な一重で下垂を伴っている人、きっと腱膜再建術をしたかなという人、手術をする側の医師たちの瞼も様々です。瞼の手術は、機能と見た目の改善が得られるので、とても満足度の高い手術です。

 まぶたの手術についての記事は こちら

1987mika.jpg 本邦初公開。1987年の私のパスポートの写真です。なんだか指名手配写真みたい。 恥ずかしかったので、下半分を隠してしまいました。画像は顔の傾きがないよう配慮して切り取っています。

 中学生くらいから15年くらいハードコンタクトレンズを装用しています。子供の頃は一重、確か中学生くらいになって、平行型の二重のラインが出てきました。

1993mika.jpg下の写真は1993年、やはりパスポートの写真です。

 眉の位置が、右の方が随分上の方にあります。この頃私は自分が下垂であるという認識がなかった。下の写真では右の眉が気に入らず、外側の眉毛を随分抜いています。そろそろ下瞼の老化が始まっていますね。

 眼に入っている光の加減からみると、上下の開き具合は大体均等です。下の写真の方が下垂は進んでいます。

二重のラインが浅いのは、眉毛で皮膚をひっぱっているからでしょう。

levator3.jpg この図(美容塾「眼瞼」より改変)で赤矢印が眼を開ける筋肉です。メインが眼瞼挙筋で、補助的には額の横皺をつくる前頭筋(眉毛を引き上げる筋肉)です。

 挙筋の力が伝わらなくなる理由は、腱膜が引き伸ばされ弱くなっているか、瞼板と腱膜の接合部(図のココ)の部分で外れてしまっているか、の二つです。(もちろん先天性の眼瞼下垂では挙筋そのものの力が失われているひともいます)

 私の下垂は、ひょっとするとコンタクトレンズ性かもしれない。ハードコンタクトレンズは周囲がシャープです。レンズの動きで腱膜が弱くなってしまうことがあります。これ以上前の写真が手元にないので分かりません。

 ココの所が外れるとミュラー筋は引き伸ばされ、挙筋の力が緑色の瞼板に伝わらなくなる。すると前頭筋の赤矢印の力で頑張って眼を開ける。どうしても下垂の人の額のしわは深くなります

 もう弛んでしまったのは手術以外では回復しない。2枚の写真を比較してみても、だんだん眉と睫毛の距離が長くなります。一生賢明眉毛で引き上げているのだから、やむを得ないですよね。

 目の印象ってとても大事。目元の手術は、見た目は若返って明るい印象になり、機能的には目の開きが良くなります。肩こりや頭痛が良くなる患者さんがいます。なんて素敵!!一石二鳥の手術ってそんなに沢山ない。

 手術は、二重のラインを作ったり変えたり、たるみを取ったりする浅い部分の形を整える手術と、瞼の睫毛が生えているラインを変化させる瞼板~腱膜~挙筋という深い部分の手術に分かれます。もちろん両方一緒に手術することもあります。

 左の図は美容塾編著のセレクト美容塾「眼瞼」 より改変しています。

 眼を開ける、瞼を引き上げるという力の源は、眼瞼挙筋と眉の上の前頭筋です。街行く人たちの顔を観察してみてください。眉毛から睫毛までの距離が、短い人と長い人がいます。

 眉毛と睫毛の距離が長い人は、前頭筋を収縮させて眉毛を引き上げて物を見ています。いつも頑張って眉を引き上げておられるので、だんだん上瞼の皮膚が伸びてきて面積が増えてきます。額のしわが少しずつ深くなり、肩こりや頭痛の原因となる事もあります。こちらの画像が典型的だと思います

 丁度眼瞼挙筋緑色の瞼板の間に、腱膜(青色)があります。ココと書いてある部分が腱膜と瞼板の接合部位で、弱くなりやすいところです。挙筋前転術とか腱膜再建術とかいう手術は、ミュラー筋の前方でこの挙筋腱膜をしっかり瞼板に縫い付ける手術です。挙筋の力がダイレクトに緑色の瞼板に伝わり、前頭筋の力を借りなくても、眼を開くことが出来るようになります。

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