アンチエイジングの最近のブログ記事
人から見たお顔の印象って、何で決まると思いますか?
わたくしはやはり目だろうと思います。
生き生きと輝く瞳、意志と心をあらわす光を持ったまなざし。
だんだん年齢を重ねると、瞼は外側から少しずつ重さがまし、柔和な表情になります。つまり少しずつ垂れ目になります。絵をかくときに、年齢を表すにはまぶたの形で示すことができる。
美容や形成の学会場でまたは仲間内で話をしていると、若々しさを一番てっとり早く獲得するのには、瞼の手術よね という結論になります。
勿論手術ですから麻酔の注射をして、出血します。埋没法って言う糸で止める手術だって時には腫れる事があります。ましてや皺をとる(皮膚の切除をする)手術ですと、内出血もおきますし、縫合した糸も見えます。
でもね、大体1週間すると落ち着いてきて、普通の方は気にならなくなります。薄い色のメガネくらいはあった方が気が楽かもしれません、外出するのにはほとんど不自由がなくなります。
身体にかかる負担も少ない。
フェイスリフトの手術はどちらかと言うとフェイスラインの手術です。とても幸福な手術だと思います。ただ、フェイスリフトは手術時間も長く剥離の範囲も広いので、どうしても2週間くらいはダウンタイム(社会生活が送りにくい期間)なってしまいます。
年末年始にかけて、すこし時間が取れる方は瞼の手術を受けるよいチャンスかもしれません
美夏クリニックでは、今のところ12月の手術は日によってお受けできる状況です。スケジュールが混んでいる方は、どうぞ お早目にご予約くださいね。 ぎりぎりでは無理ですよ!!そうそう事務の方たちが、年内はクリスマスプレゼントとして 5%割り引きますよって言っておりました
「plumpy'nut」って知っていますか?
昨日切り花用延命剤の話を書いていて思い出しましたので、ご紹介しますね。
plumpy nutは、栄養状態が飢餓の為に不良な子供たちが、簡単に衛生的に摂取でき、生存率の向上に役に立っています。この1個で500キロカロリー。
国境なき医師団 や ユニセフ (無断リンク禁止なのでごめんなさい) などを通じて、飢餓地域の子供たちの助けに随分なっています。これこそ本当の延命剤ですね。
国境なき医師団は2006年から22カ国15万人以上治療したそうです。
plumpy nut はヘーゼルナッツペーストからヒントを得た食品で、原料はピーナッツペースト、植物油、ミルクの粉、砂糖にビタミンとミネラルが添加されています。 ( こちら のウィキペディアから引用しています。 )
医薬品だけではなくて、このplumpy'nutや大人用のバランス栄養食と大量の飲料水を、地震や災害、流行病などに備えておくと良いように思いました。武蔵野市がどうなっているのか、後で調べてみますね。
ミャンマーや中国の方たちには届いているのでしょうか?心配なことです。
筑田Dr.がコメントをくれましたよ。(以下Dr.筑田です)
Plumpy'nutはバランスのとれた食物です。栄養不良の人々は諸ビタミン、ミネラル類が不足している事を考慮しています。これは、都会暮らしでカップラーメンやジャンクフードに依存して生活している人々にももってこいの食物かもしれません。 食物は、これは食べてはいけないというものはなく、多くの種類(1日30品目以上ははとりたい)を量もほどほどに摂取することが、大事なことです。
美夏Dr.からの追加です
武蔵野市の災害備蓄品のリストは こちらにありました。
ついでと言っては何ですが、市長への手紙は こちらから
この市長への手紙という仕組みは前土屋市長の時からあります。優れものですね。思わずplumpy nutの話を書いて送っちゃいました。
話題としては少々古いのですが、今年のバレンタインデーはいかがでしたか?
美夏Dr.は素敵なプレゼントを頂きました。
ご本人も咲く寸前の花のようなチャーミングな患者さんが、診察が終わった時、ちょっと恥ずかしそうに、荷物の下からピンクのバラを一輪。 バラの名前は分かりませんでしたが、とてもきれいなバラでした。
そのバラには(多分青山の花茂だったと思います)、切り花の元のような小さな小袋がついていました。茎を鋭利な刃でカットして切り戻し、根本をバーナーで焼いて、花を小袋の栄養剤を入れたグラスに生けました。
一か月近くバラはきれいに咲いていました。
驚きました。不死身のバラ?!!
さすがに一月で、花はしおれてしまったのですが、ずいぶん長く目を楽しませてくれました。切り花用のお薬は種々市販されているようです。中身は、おおよそ二つ
1、生けるお水の雑菌を繁殖させないための殺菌作用のある薬ーー抗菌剤かな?分からなかった。
2、糖類 エネルギー源でしょうね
それで最近では、下の写真の切り花延命剤を使っています。上の写真のカサブランカは最初2輪咲いていました。普通だとなかなか最後まで咲かせられません。でも、ちゃんと5輪きちんと咲いてくれました。
興味深かったのは、お日様の当たらないところに生けておいた為かも知れませんが、お花はきれいなのに早い時期から葉は黄色くなってしまいました。
これは、お花のアンチエイジングでしょうか?
思わず筑田Dr.に「これは高カロリー輸液ですね?人にとっての延命剤は何かしら?」って話しかけたら、「いや高カロリー輸液は病人に対してでしょ?健康な人に施行してもね、意味ないでしょ。」ですって。 まあ切り花も、切られてしまっているので、病人みたいなものかも。
ヒトにも、延命剤があると良いのかどうかーーー。
バランス良く食事を食べ、適度な運動をし、規則正しい生活をするっていうのが、ヒトにとって、一番延命効果があると思っています。サプリメントが人間延命剤であるとは考えていません。
プチ整形なんて言葉がありますけれど、比較的リスクが低くて効果が確実な方法にボトックスやヒアルロン酸注入などの注射による治療があります。
今日はFillerのヒアルロン酸注入のお話です。
ヒアルロン酸はお顔などに注入し、へこみを膨らませたり、鼻やあごなどの形を整えたりするのに使います。
吸収される製剤が良いか、非吸収性(半永久的)の製剤が良いか。良い結果は長続きした方がよいのですけれど、非吸収性注入剤が長期間に安全であるかどうかは長い期間がすぎないと結果はでません。 また注入した非吸収性薬剤を取り除くのは手術以外の方法では難しい。また、非吸収性注入剤でしこりや変形、色素沈着の合併症が報告されている。
その3点で、いずれ吸収される一時的な製剤がより安全と考えられています。日本形成外科学会も日本美容外科学会もいずれ吸収される製剤を勧めていますし、美夏クリニックも吸収性のヒアルロン酸とコラーゲンのみ使用しています。
メンター社からピュラジェンという注入用ヒアルロン酸が出ています。
メンター社提供の写真で公開して良いものを入手しましたので、アップします。
注入前です。
そうだ!冬のキャンペーン中です。
サーマクールの一番のメリットってなんだろうと考えると、注意深く照射すれば頬の位置を上方に持ち上げる事ができると言うことだと思います。 フェイスリフトの手術は結果は最善、もっとも効果的ですが、それでもリフトアップの方向としては上外方で真上ではない。 以前のブログ「美夏先生と楽しい仲間たち」でおなじみのキリコさんの写真が出てきました。(今頃アップしていてすみません)
キリコさんの体験記はこちら
http://mika-clinic-blog.com/2006/06/post_102.php
この写真が照射前のキリコさん。ちょっとしわしわしています。 頬の一番高い位置にご注目を!!頬がちょっとたるんでいるのが分かりますか?
照射は45分くらい。イメージとしては頬の脂肪(buccal fat)をとにかく上へ持ち上げるように照射していきます。フェイスリフトでも一番ダイレクトにアップできるのはあごの頂点から耳の前のラインです。東洋人は頬骨があるから、法令線から耳の上のラインに力点をおいても、頬骨がストッパーになってしまって、法令線がすっきりするのは結構難しい。
サーマクールが上手に照射できるのは、やっぱりリフトの手術をし、顔の解剖学的な特徴を理解している形成外科医だなあとこういう写真を見ると自画自賛してしまいます。(時にはブログでも、得意がってみたい美夏Dr.でした。ちょっとビールを頂いてハイなのかもしれません。)

こちらは照射後6か月後のキリコさんです。あごから頬のラインがシャープでしょ?頬の高さが違っているのが分かりますか?実は3月後の写真はまだ結果が分かりにくかった!! もちろんダウンタイムがほとんど無い。お化粧して帰れる。照射後の痛みがないというのもメリットです。
サーマは確かに照射中少々痛いけれど、照射後の痛みはない。
もう一つがリスクが少ない。傷の心配をしたり、血腫で洗浄再縫合したり、というフェイスリフトの手術のリスクはほぼ無い。サーマクールの照射は、フェイスリフト手術より結果はでないけれど自然な仕上がりになるんですよね、キリコさん!!
追加 写真の質感の違いは照射前はデジカメで照射後はポラロイドフィルムからスキャナで取り入れたためです。 そうそう少々お値下げしています。200と300発の値段が近いのは、やはり300発丁寧に照射する方が結果がでるからです。 クリニックのウェブサイトはこちらルミナスワンに搭載されている双極吸引型RFのアルマは若返り(タイトニング)の機械です。
Facesとも呼ばれ、吸引して二つの電極の間でラジオ波が流れます。真皮を加熱することで若返りやタイトニングを図るのはサーマクールやポラリス、タイタンと同じです。でも、RFで起こりがちな痛みなしで効果が出るのがうれしい機械です。
(若返りの機械は加熱したフライパンにお肉を入れるとジュッと縮むでしょ。あれと同じなの。だから痛いほど効く。という説明がアルマでは加熱している部分と痛点の間が離れているために、痛くなくても効くってことになる。)
日本では2年ほど前に治療が開始され、現在50台ほど稼働しています。
だいたい2年も経つと照射方法の見直しがなされます。今回のパラメーター(照射方法のガイドライン)は、アジア人に対しての経験を元に「パワーを上げるよりも、複数回パスによる施術を」がメインテーマです。
少し前までルミナス社の方は、3回以上のパスは熱が溜まりすぎて危ないかもとおっしゃっていたのですが、これで安心して複数回パスができます。痛くないのが一番の取り柄のアルマです。丁寧に照射しなくてはね!! こちらはルミナス社の写真です。美夏クリニックの患者様のは出せないからーーー。でもね、私の左手はやっぱり右手より余程しわが無いんですよ。肉眼の方がはっきりしますので、ご希望の方はおっしゃって下さいね。美夏Dr.の手の写真はこちら
アルマの前の写真
アルマの後の写真
アルマはその構造から、痛点から遠い真皮が一番加熱されます。そのため痛くなくても効果がでる。
だいたい4回目くらいから張りがでてきたと実感なさっているようです。あんまりコストも高くないので、割によい治療かもと思いました。
薄暗くなった後電車に乗ると、向こうの窓ガラスに映った自分の顔が気になります。法令線とか鼻唇溝といいます。形成外科医にとっては、鼻唇溝の方がなじみが深い。この法令線とその上の目頭から斜め下に走るゴルゴ線と言うのかしら?その二つのへこみが、「ああ嫌だな、老けて見える」と感じるエイジングの最初のサインです。
で、素材辞典のモデルさんを並べてみました。
推定0歳。かわいい!!赤ちゃんだって、へこみはある。ふっくらしたほっぺと口の周りを分けるへこみです。
推定10歳前後の女の子。口角より横にラインが出ます。口輪筋の外側で凹みがあるのがよくわかる。
20台。ひょっとしたら、窓に映るゴルゴ線(目頭から外下方へのへこんだライン)が始めて気になる頃? なんだかお顔全体の色がくすんで、表情に輝きがないですねえ?そうだ!!美容鍼のいい適応です。表情筋のトーナスが上がって、頬がきゅっと締まると、この写真より5歳は若返って見えると思います。鼻のすぐ脇にFiller(ヒアルロン酸やコラーゲン)を注入してもよいけれど、それよりやっぱり美容鍼かな?
推定30台。この方はあまりゴルゴ線は目立たないでしょうね。下瞼の影のほうが、窓には映ってしまいそう。
推定40台。ボトックスやFiller、サーマクールの適応がある方です。頬の緩みがまだ目立たない。北里大の先生だったら、そろそろ手術の時期ですよーーっておっしゃる頃です。頬の脂肪が眼の下からさらに下がってきているために、ゴルゴ線が目立つようになってきていますね。
このあと、私の顔と筑田先生の顔を並べようとしましたが、少々暗い気持ちになったのでやめます。
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口周りのしわは、結構気になるものです。
6月21日ボトックスをそっと注射しました。下は5日後の写真です。
悔しいけれど 20台のくちびるはボトックスいらず
美夏クリニック http://www.mika-clinic.com
しわがきざまれる前にボトックスを使っていれば、予防にもなる。
botoxをくちびるに打ってみて
5年ほど前より、口の周りのシワが気になって仕方がありませんでした。特に食事のときに老け込んで見える感じがあり、友人と出かけるのがおっくうでしたーーー。
ボトックス治療を受けた結果、動かすときの口の周囲のシワはすばらしく改善しています。
これでキスもOK!!?
一番下の写真の女性に、「えー?本当に出ないの?」と散々百面相をしてもらいましたが、やっぱり全くラインが出ない。
真ん中の写真は、下唇の部分を見てもらえば分かるとおり、結構一生懸命口をすぼめています。ボトックスで、これ以上すぼめることが出来なくなっています。
くちびるの皺って一回きざまれてしまうと、Filler(ヒアルロン酸注入)で修正します。それでもやっぱり、きざまれる前がいいなとボトックスの好きな美夏Dr.は感じました。
posted at 2007/06/26 15:01 | kojitomika |
サーマクールは頬の緩みが気になる方へ。
痛がりの方にはなかなか結果を出すのが難しいと思っています。40分くらいなら頑張れるという方には、良いと思います。手術ほどの結果は当然難しいのですが、腫れることでのダウンタイムはほとんどありません。また、リスクが低いのも特徴です。顔の小さな方でしたら、200発でも良いと思いますが、普通の方でしたら、300発丁寧にお受けになった方が結果が出ます。
サーマクールは、ただ照射すればよいというのでは結果は出せません。フェイスリフトと同じように、お顔を立体的に作ってゆくものです。顔の解剖を良く知っている術者にしてもらってくださいね。http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka02_b.html
ボトックスとヒアルロン酸注入は、どちらも注射による治療です。
ボトックスは表情によって出る皺を、筋肉の収縮を止めることで、治療します。今からの時期の多汗症に良いかもしれません。
ヒアルロン酸は凹んでいるところを浮かせる、輪郭形成をするものです。どちらも場合によっては内出血や腫れが軽度出る場合がありますので、お休みのときの治療の方が、お気持ちが楽かもしれません。
http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka02.html
posted at 2007/04/16 17:54 | kojitomika |
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鍼灸師でもあるKナースに先日サーマクールを照射してみました。
直後の感想を送ってくれましたので、本人の了解を頂戴したので、アップします。以下原文そのままです。
そうそう、ゴールデンウィーク中は美夏クリニックは開院しています。その期間には、サーマクール照射の10%offキャンペーンをさせていただきますね。(チップがなくなっちゃったので、入ってくる日を確認してHPにアップします) 美夏クリニック http://www.mika-clinic.com
では体験記お願いします。
先生、わたくし的発見です!
先生くすみが違います!!! 勿論イオン導入した後のくすみが軽減するのは知っていますし、違いもわかります。
しかし、私の目には明らかに違います。
この事態を考えるにサーマクールには二次的な副産物があると考えました。
つまり、鍼の理論と同じことが生じています。軸索反射です。 照射のときに痛みが走るでしょう。あれで、微細な末梢血管レベルで収縮とちょっぴりの生体の正常範囲内の過拡張がおき、血流改善とともに老廃物が代謝されたのではないかと思いました。顔の広範囲に 2回の照射で満遍なくといった感じでしょう。施術後に発赤などの外観的なトラブルが全く無いうえ、くすみが取れていてとても驚きました。このチャンスを逃すまいとしっかり水分をとり、ビタミン補給にと果物を取りました・・・ちょっと興奮しています。
一番の問題は照射時の痛みでしょうか。
でも、顔はもともと敏感なところで人に触られてもいやなところで、顔を守るためにも痛点は他の場所より多いでしょうし。そんな理解と覚悟・十分な説明があれば、個人差はあるでしょうが、求めたい結果・治療方法などの対比の中でがんばれるでしょう。
照射は面なので、人生で一番嫌な記憶の歯医者の麻酔よりもつらさはなく、痛いのは照射する瞬間のみ。表皮は痛み、中のほうは少し温かい感じですね。照射が終わればその部分がジンジンとあとを引いて痛いということも無いですから当然顔全体が痛くてということも無いので良いですね。
後半になると照射とともに体がぴくッと反応していたと思いますが、我慢してじっとしているよりも反応のままに動かしたほうが、屈筋と伸筋の酸素化やエネルギー効率が良く、きっと乳酸もたまらないだろうと判断していました。
途中から笑っていましたが、先生の深く気遣いくださる言動に先生のほうがエネルギー消費が高そうで申し訳なく・・・・なにぶん顔の照射なのでご説明するチャンスが無かったものですから、だんだんとおかしくなってしまいました。
万人向けで無いかもしれないコメントはさておき、言い方を変えれば顔の処置で瞬間瞬間の痛みはありますが引きずる痛みではないことです。治療後通常より皮膚温が高い感じのほてった感じはありますが効果の一つとしてこれくらいの感覚はあったほうが安心でしょう。治療後、発赤や水疱などのトラブルは全く無くいつもの状態です。誰にもわかりません。私はウインドーショッピングをして帰りましたが、もしチャンスがあったとしたらデートも全然OKです。
手術もしたいけれど、時間が無いという方、注射は苦手etc・・・・とか家族、彼氏、会社の人など 誰にもばれないように美しくなりたい!という方にはとてもとてもお勧めですね。結婚が決まってお顔に自身の無い方は結婚式の半年前にサーマクール、これをしたらいいですね"^_^" (またこの話。美しさと愛はセットなので・・・・・・)
毎日顔を見て悩み、化粧品を選び、テクニックを考えるその時間とエネルギーを考えれば、これは一考の価値が十分にあります。
美しさとは、叡智とチャンスと決断ですね。
くすみやたるみの経過がどのようになってくのかはとても楽しみです。
頬の脂肪が下がってしまって、マリオネットラインの外側にたるみ出たら、フェイスリフトをするか、サーマクールをするか、いずれかの選択になります。正面から見て、フェイスラインに緩みが見られるようになると、頬の皮膚をタイトニングする必要があります。
コラーゲンやヒアルロン酸などの注入では、皮膚のはりは望めない。
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/354161/
熱したフライパンの上に肉を載せると、ジュッという音と共に、肉は縮みます。サーマクールはそれと基本的には同じ。皮膚そのものがやけどしてはまずいので、熱が加わるのは真皮層と脂肪層のなかを走る線維組織です。
当然痛い!! 痛みを避けるために、ブロックなどの麻酔をすることは、やけどのリスクを高くするからしてはいけないことになっています。リスクを負えば可能です。
サーマクールの治療で満足度が高い方は、美意識が高く、痛みを何とかクリアした、フェイスラインがある程度保たれている方。照射させていただいた患者さんのフォトを拝見すると、なすびNs.タイプの方が、本当にきれいになっています。
posted at 2007/04/14 17:27 | kojitomika |
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Medical Beauty Forumという外科手術を除外した抗加齢をテーマにした学術集会に行って来ました。今回のメインテーマは、「再生医療」と「脂肪」
「再生医療」以下に書きました。「脂肪」は、脂肪吸引とメソなどの話でした。
脂肪は、現在筑田先生に私のウエストを5cm引き締め、体重を10kg落とすプログラムをお願いしています。始まったらレポート致しますので、お楽しみに。
MBFの講演の中で、美容開業医の先生お2人が対照的なスタンスをお取りでした。
痛い治療か、痛くない治療か
お一人は、「少しずつでも向上の望める痛くない治療を回数を重ねて繰り返す。それでご満足いただけない場合は、手術をします」とおっしゃっていました。またお一人は「手術以外の治療でも、ご希望があれば結果が出るよう、痛い治療でも積極的に行う」と実践されています。両極端でしょ?
前にフェイスリフトの話で、手術の術式とは、ミニマムで最大限の効果を出そうとする治療と、できる限りの事は尽くして手術するという治療を、歴史的に行ったりきたりしながら変化していきますとお話したことがあります。ちょっと似た感じですね。
痛くない治療をお勧めの先生は、いわば「良い食事をしっかり食べましょう」、痛い治療を積極的に取り入れている先生は、「薬は効かなきゃ薬でない」と言い換えることが出来るかもしれません。どちらも重要ですね。
美夏Dr. ( http://www.mika-clinic.com ) は「良い食事」のほうは、スキンケア指導や筑田先生の漢方や鍼治療(美容鍼も含めて)にお願いして、患者さんの希望があればちゃんと「目に見える治療」がどちらかというと好みです。結局形成外科医なんですね。
自分自身にたいしてはどうか
私が自分に対して治療するときには、ついボトックスや手術になってしまいます。トレチノインはとても面白い薬で好きなので使用しますが、穏やかで微妙な治療はどうも苦手。
例えば頬の若返りならば、レーザーピーリングもサーマクールも可能なのに、手術の方が良いなあと思っています。
これこれ「痛いのは結局逃げたくせに。ウエストを痛みなしにどうやって短縮するなんていうのよ」なんて、悪口を言っているのは誰ですか??
うーん、痛い治療を安全に痛みを和らげて治療しなくちゃいけませんね。
「痛み」は安全弁なので、その安全弁を解除するのには、他の安全弁を工夫しなくてはなりません。
美容外科における再生医療は、すべての細胞は原始的な幹細胞から出発する、という事から始まっているようです。幹細胞を集めることはなかなか大変なので、コラーゲン線維を作る繊維芽細胞や血小板の多い部分を取り出して注射するという方法でvolumeを出そうとするものです。簡単に言えば、現状ではFillerの代わり。自分自身の細胞を使うので、安全である。培養という細胞などを増やす技術で、少量で多量をまかなえる。
私は不勉強でそのように理解いたしました。
一般診療に少しずつ実践され始めているところですが、まだはっきりとした成績が出ていない、というところだと思います
posted at 2007/03/14 19:45 | kojitomika |
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美容鍼灸(cosmetic acupuncture)というお顔の若返りと美容によいという鍼治療についての話です。そうそう私のメールに筑田先生が美容鍼灸の原稿を送ってくれてそのままでした。それをコピペしますね。(これで原稿書きがさぼれます。)以下筑田先生からのレポートです。
最近アンチエイジングが話題になっています。 この抗加齢療法、いわゆる若返りの方法には内科的な側面から、また形成外科及び美容外科的な側面から取りくまれています。
アンチエイジングへの内科的なアプローチにはホルモン療法、漢方治療などがありますが、最近話題になっているのがメソセラピーと美容鍼灸です。
メソセラピーはフランスで1950年頃からフランスで行われ始めた治療法で、最小限の薬剤注入による鍼治療と理解されます。これについてはいずれ詳しく述べることにします。
今回は美容鍼灸について紹介します。
鍼治療は数千年前から中国で種々の疾患に施され、効果が確実なことから伝統医療として現在も行われている医療です。紀元10世紀ごろに韓国、日本などのアジア諸国に中国の医学が広がりました。19世紀にはフランスに、1972年にニクソンの訪中によってアメリカに鍼灸がはじめてもたらされました。現在ではドイツ、フランス、スウエーデンなどヨーロッパ諸国では鍼灸の普及は目覚ましく、鍼治療をしている医師の数は日本より比較にならないくらい多い。
鍼治療で良くなる病気としてはまず痛みを引き起こす疾患を思い浮かべると思います。そのほかに喘息、アトピー性疾患、婦人科疾患でも治療手段となります。驚くことに中国の宋の時代に宮中で美顔、壮健のために行われていたそうです。
実際、痛みを取り除くために鍼治療をしておりますと、冷えの症状が軽くなり、肌の色艶が改善し、顔面にも輝きが現れ、体調が全体に良くなって大変喜ばれる患者さんを多く拝見いたします。
アメリカではこの効果に注目し、Cosmetic Acupunctureとして、流行しつつあります。
この美容鍼灸を続けることで300例の施行例で90%に肌のしわ、目のたるみ、肌の引き上げ効果など90%で認めたと、1996年の医学ジャーナルに発表され注目されました。
施術で5年から15年若返ることが出来るとされていますが、もちろん美容外科における手術治療ほどの効果は現れません。
サーマクールなどはこの中間に位置するのかと思います。
安全で痛みが少ない事や、全身的に健康アップが図れることから、最近では美夏クリニック
http://www.mika-clinic.com
で少しづつ美容鍼灸を希望する方が増えてきています。
posted at 2006/11/24 19:37 | kojitomika |
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ボトックスは、美夏Dr.の好きな薬です。でもどんな治療法にも利点欠点があります。今回は欠点についてお話します。
ボトックスの一番の欠点は、加熱されていますけれど、血液製剤のアルブミンが入っていることにあります。加熱によって死滅しない病原体で現在分かっているのは、クロイツフェルトヤコブ病です。言い換えると、肝炎やエイズなどのウイルスは加熱することでなくなっている。
皺治療に、年に2-3回の注射で効果が確実なので、私は時々打ってもらいます。加熱してあるアルブミンによるリスクは、交通事故にあうより低いと自分では思っています。でもリスクが皆無な訳ではありません。
もうひとつの大きなリスクが抗体産生です。ボトックスはたんぱく質なので、個体の感受性によって、ボトックスにたいする抗体が産生される可能性があります。
抗体ができちゃうと、ボトックスは効かなくなる。ボトックスは、筋緊張性頭痛や裂肛や腰痛など、筋肉の動きを止めることで痛みを止めることもできる。かなり色々な分野の治療に可能性があります。効かなくなっちゃうとボトックス治療の可能性がなくなるので悲しい。
今年の内科学会で抗体産生しないボトックスの開発が進んでいるという発表があったそうです。
ボトックスは筋肉の動きを止める薬なので、ボトックスを注射した顔が好きか嫌いかという点もあります。医師はある程度(ある程度というのは、片方の筋肉の動きを止めた場合に拮抗筋という反対側の筋肉の強さが人により様々で、予測しきれない)注射した結果を予測して、治療しています。 でもね、その顔がご本人の好みかどうかは、やはり予測しきれない。
先日注射してもらい、やや上がり眉になりました。私はそれなりに面白くて、気に入っています。ちょっと表情が変わったのか、患者さんに「何かやったでしょう!?」と聞かれます。他の人には良く分からないくらいのちょっとした変化で若くみえるのって面白いでしょう?
でも、これがクレームになることはあります。
あとの欠点は、良かれ悪しかれですが持続期間が平均3-4月、人によって差があります。いくら気に入った結果でも維持するためには繰り返しの治療が必要です。(良かれの方はーーー結果が気に入らなくてもいずれ元へ戻るということです。)
ということで、汗の治療でも他の治療でも、ボトックスを追加で(ブースターで)注射するのは最低限にしてね。また、打つ回数も最小限に。
今月始めの美容外科学会では、皮膚表面のレーザー治療や高周波治療から、フェイスリフトをはじめ手術治療まで、それぞれの手技の詳細や成績について、たくさんの討論や発表がありました。
抗加齢治療はアンチエイジング治療と呼ばれ、話題の中でかなり大きな部分をしめます。
そしてその内容はターゲットの深さや手技により、さまざまです。このブログでもお話いたしました。
この学会で感じたことのひとつに、患者さまのニーズが、比較的短期間にはっきり改善が見える治療と日々の生活の中で負担なく少しずつ改善するタイプの治療に分けられているという事があります。
例えば、美夏クリニック( http://www.mika-clinic.com/ ) でもさせていただいている治療のひとつに、ヤグレーザーによるレーザーピーリングがあります。北里大学の先生によるご発表では、母集団30人のうち、平均4年2月の間に平均26.5回このレーザーピーリングをなさった結果、20人の方で非常に効果があり、6人の方で効果あり、不変が一人だったそうです。
治療回数の多い方を選択した上で、結果がどうであったかという御発表でした。でも、この施設でのもともとの治療回数も平均12.77回とかなりの数です。
レーザーピーリングは、一回一回の効果がそんなに眼に見えるものではありません。多少の赤みは出ることがありますが、いわゆるローリスク、ローリターンの治療です。それを回数を重ね時を経れば、その時が経つ前よりも皮膚の状態が良くなる。
日々の生活の中で負担なく少しずつ改善するタイプの治療は、はっきりと結果が見えるタイプの治療ではありません。それでも患者さんに喜んでいただける治療であり、それなりに価値のある治療なんだと認識しました。
posted at 2006/10/26 18:57 | kojitomika |
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美夏Dr.はやっと手に入れたスキャナで、余分な部分をトリミングして、画像を取り入れることがなかなかできず、朝から悪戦苦闘していました。ようやく何とかアップできそうなので、まず筑田先生の写真をトライしてみます。
筑田先生は、美夏クリニック http://www.mika-clinic.com にサーマクールを導入するにあたり、御自分にまず照射してもらって効果を確認することにしました。それが、全然効果がないだの、どこが変わったのかなど、まあやりがいのない!!それが2-3月した頃から少し良いのではないかなど肯定的な評価に変わっていく過程は、ブログに書かれています。
http://www.mika-clinic.com/invitation/blog2.html
まずこちらは、サーマクール照射前です。
結局2回照射しています。こちらの画像は2回目照射直後です
アンチエイジングの治療で、手術やFiller、ボトックスなど以外では効果が少しずつ現れます。この写真はかなり変化があるように思いますけれど、それでも筑田先生も不満たらたらでした。毎日少しずつ変わってゆき、半年たってきちんとした効果が出る治療で、患者さんが満足なさるのは結構難しいものだと思いました。
斜め方向の写真も、次回どこがどう変化したのかの解説も含めてさせていただきますね。
posted at 2006/10/16 18:55 | kojitomika |
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一昨日昨日と美容外科学会でした。
美容外科学会は10年位前にはあまり活発だった印象がないのですが、最近は参加者の数も500人を超したと言っておられたかしら、真剣な討議がすすんで、大変盛況で熱気にあふれていました。
美容外科学会で必ずシンポジウムのテーマになるのが、フェイスリフト。美容外科医はフェイスリフトでよい結果を出すために、日々精進しているのかもしれません。
このところ北里の美容医療研究所の宇津木先生を頭にして、美容医療の新しい基準が作られつつあるように思います。
そのひとつが、アンチエイジング治療はなるべく早い時期からというのがあります。
これは一体何を根拠にしているのか?
お顔の深い部分と皮膚をつなぐ線維組織があります。この線維組織はretaining ligamentといいます。骨格と皮膚を皮膚に対して垂直に走っている線維組織です。例えてお話しするならば、ヨットで帆をマストに結び付けているロープがこのretaining ligamentです。皮膚が重力で下方に引っ張られてくると、この線維組織が当然引き伸ばされてきます。ロープが緩むと帆が広がってはためき始める訳です。
年齢が高くなって例えフェイスリフトで皮膚とその下の薄い筋膜組織SMASで引き上げを図っても、重力の力は術後もかかっておりますので、どうしても緩みがでてくるまでの時間が早い。ロープが緩んで長くなる前にしっかり結びなおしておきましょうと言うのが、早い時期からフェイスリフトの手術はしておいたほうがよいという根拠だと思います。
手術はどんどん拡大して大きくなってゆく流れと、ミニマムでなるべく大きな効果を出そうとする流れとがあります。手術の術式というのはこの二つの流れの中を歴史的には行ったり来たりしています。 ここしばらく海外の学会には参加できておりませんが、4年前だったかフロリダでBakerGordonシンポジウムというのに、参加した時に同じ流れを感じました。retaining regamentの概念を提唱されたDr.Stuzinは前者で広範剥離しっかり再建の手術をされていましたし、Dr.Bakerだったか(フロリダの方ではない)lateral smasectomyというミニマム手術でよい結果を出されていました。(場所を取る書籍類を涙をのんで処分してしまって、確認できません。もしかしたら正しいお名前ではないかもしれません)
自分が手術をうけるならば、きっと選ぶのはミニマム手術かなあ。その場にならないと分かりません。
フェイスリフトでは、年齢が高くなり緩みが顕著になり線維組織(皮膚を支える前述のretaining ligament)が緩むと、その緩みを改善するまで手術では剥離し、線維組織を再建しなければならない。
宇津木先生の所ではそのSMASの下の線維組織を結び変えてやり、上へ引き上げてやるという手術をなさっています。
8時間超かけて手術をなさるそうです。朝手術室にはいると、患者さんが出てこられるのはもう夜ですね。とても診療所で安全に手術できる時間ではありません。
だからこそ、「早め早めにリフトしなさい」 「早いうちからケアをしなさい」ということになるのでしょう。早い時期であれば小さい手術ですみ、ロープが伸びきっていなければ良い結果もまた、持続しますものね。
宇津木先生の「40台になったら、フェイスリフトをしなさい」というご発言が心に残ったフェイスリフトのセッションでした。
お洋服をかけるハンガーがありますよね。人の顔ではハンガーは額からこめかみ部分。このハンガーの本体をきっちり早めに作り直しておくことが、美しさを保つためには大事だそうです。
個人的に少々宇津木先生とお話していましたら、是非早々に額のフェイスリフト(前額リフト)をするように、勧められました。
うーん、気になるところ一杯あるけれど、きりがないなあ、時間がないなあなどと思いながら、帰宅いたしました。
しばらく、美容外科学会のお話を続けます。
posted at 2006/10/10 13:26 | kojitomika |
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3ヶ月前(もうそんなに経ちますか)にサーマクールとメソリフトを受けてくださったキリコさんから、経過報告のレポートを頂戴しました。顎から頬にかけての皮膚の緩みが解消し、滑らかになっていて、良い結果がでたと思っています。
ちなみに、No1はこちら
No.2は こちら
No.3は こちら
では、キリコさんお願いいたします。
サーマクールを受けたのは3ヶ月前。4ヶ月前に撮った子どもの入学式の写真を見て「あっ!」とびっくり。
頬のたるみのせいで陰が出ていた部分が、今ではほとんど目立たなくなっています。自分ではなかなか気づけませんでしたが、きっと人から見た印象もちがうのでしょう。
そういえば、久しぶりに会った人から「あら、太ったんじゃない?」と言われました。この場合、体全体を見回して言われたのならショックですが、顔だけ見てそういわれたので、嬉しかったですね。私の顔はカラカラ派なので少しやせると、頬にかげりが出て陰険な感じになるんです。冬も乾燥肌なので、乾いて小じわがでやすくなります。頬がふっくらしていると、若返って見えて、気持ちまでイキイキしてきます。 ただメソリフトの効果は、長く続かない気がします。やはり美夏先生がブログに書かれているように日々のたゆまぬ努力と、半年ごとのメンテナンスは必要のようです。とにかく注入後はふわふわするんですよ!
例えば入学式等のセレモニー。同窓会、旅行などの前にタイムラグを取りながら、リフトすると言うのが楽しみどころかなと思います。
ヒアルロン酸やコラーゲン入りの化粧水も増えていますが、タダ塗るのでは浸透力が薄くて、夜枕でこすればる取れる程度ではないかと思うのです。しっかりと皮膚に入れて持ち上げる・・・メソガンで注入する意味があると思いました。
お手入れを楽しむ・・・と言う気分は、女性ならではの感覚ですね。ずっと女を忘れるような仕事一本やりできたので今更ながら女性を楽しむ事を感じています。
キリコ
あのキリコさん、ヒアルロン酸やらコラーゲンやらは、皮膚の上に塗っても吸収はされません。分子量が大きいからね。皮膚の保湿には役に立ちます。
皮膚のバリアは重要なものです。皮膚の言い分としては、簡単に外界の異物が身体のなかに入っては困ります。それでは皮膚という防御壁の役割がはたせていません。
勿論分子量の小さいもので吸収されるものはあります。だからこそかぶれる。
薬をバリアを通過させて、皮膚に何かを与えようとする工夫が色々あります。例えば、外用剤のドラッグデリバリーシステムとよばれる基材や薬剤の(マイクロではなくて)ナノ単位の形であったり、イオン化して電荷で吸収させるイオン導入であったり、メソセラピーなどのように直接注射で入れるものであったりするわけです。
posted at 2006/10/02 17:54 | kojitomika |
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前回に引き続きトレチノインの話題を
トレチノインがニキビや若返り(小皺、毛穴)にはマイルドに、しみ抜きには強力に使うというお話をしました。
また、トレチノインを使用していて、赤みが出てくるようならば、ハイドロキノン(メラノサイトがメラニンを産生する過程を抑える薬)を併用した方が、安全性が高い(黒くならない)こともお話しました。
ところでトレチノインとハイドロキノンをつかった治療のプログラムが、私の存じている範囲内で3つあります。それぞれ製剤も異なり、プログラムのスケジュールも異なります。
1、オバジ nu-derm(クリームプログラム)
ロサンゼルスのオバジという皮膚科の先生によるプログラム。トレチノインの総量は3つの中で一番多い。そのために、多少の個人差はマスクされ、結果にぶれが少ない。
フルフェイスで治療するのが、原則。他との違いは、漂白というよりは皮膚の色を均一にするのが目的(USAでみんな色を白くしたいとは限らないですものね)。
フルフェイスで治療するので、口周りの乾燥や皮膚の剥けが派手。一見してオバジ顔とも呼ばれる、まっかっかで日焼けの後のような薄皮が出来る。
この治療中の辛さが一番の欠点でしょう。オバジ先生は1クール(6週間)の間患者さんはこのプログラムを嫌悪する(hate)とおっしゃっていました。それはその通りだろうと美夏Dr.もやってみて感じました。
レーザー講習会で欧米の講師のお話では、リスクを下げるために(特に肝斑)、nu-dermをレーザーなどの治療の前に施行する場合が多いそうです。
2、東大形成外科の吉村先生によるトレチノイン療法
原則として漂白療法。しみの部分のみにトレチノインを使い、ハイドロキノンは広めに使う。こすって悪化させやすい頬骨の上のしみの患者さんが元々多く、頬骨の上ですと、(1)赤くなっても頬紅のようにも見える。(2)頬の上は皮膚が動かないせいか余り剥けない。の2点からnu-dermよりは患者さんの受け入れが良いと思っています。
ただ、肝斑のある方で紫外線を受けた場合、nu-dermより悪化しやすいような印象があります。特に更年期前後の方。塗り方によってか、トレチノインの感受性の違いなのか、改善度にばらつきがあるよう感じています。
(3)メラフェード 肝斑は繰り返しでてくるしみなので、穏やかに長期間治療しましょうというコンセプトの元に作られたプログラムだと理解しています。
ベタメサゾンというステロイドが入っていたために私のところでは取り扱っていません。でも今回ステロイドが入っていない製品がリリースされたそうです。期待できるといいですね。
posted at 2006/08/19 13:54 | kojitomika |
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どういう訳かアップする操作をした途端消えてしまいました。どうしてか分かりません。悲しいよう!!がんばってもう一度書きます。
本日は「アンチエイジングの実際 No.1」です
アンチエイジング治療のなかで、皮膚の表皮から真皮の浅い部分の治療があります。実際の治療目標は、しみと毛穴、小じわの改善です。治療はスキンケアをすることになります。
個々の治療については、また別の機会にお話しします。今回は、一般的な話です。オバジというロサンゼルスの皮膚科の先生が作ったnu-dermというトレチノインとハイドロキノンの治療プログラム(クリームプログラム)があります。この治療をすると、皮膚のしみや毛穴、小じわなどは見違えるほど良くなります。種々の治療方法の中で、改善度はきわめて高い。
でも、すっかりきれいになったと思っていても、メインテナンスをしなければ、3年で元に戻ります。どんなアンチエイジングの治療をしても、そのときから年齢を重ねるのだと言えば、やむを得ないことです。でも戻っちゃうと悲しいですよね。良い結果を保つためには、日々のケアやメインテナンスの治療が必要になります。
しみの治療は、結果がはっきりする治療です。結局気になるしみが残っているか取れたかですから。写真にもはっきり写る。
しみに比べると、毛穴や小じわの治療は評価が難しい。ロボスキンアナライザーなどを使って評価する方法が少しずつ広まってきています。なぜこのような高額な機械が必要なのか。結局、写真などでの評価が難しいから。
毛穴が小さくなったと言います。例えば、毛穴の体積が平均して50%縮小したとします。これは、長さに置き換えると、20%の縮小です。(80%になったと言うこと) 0.8x0.8x0.8でおよそ0.5ですよね。
確かに毛穴は縮小したと思います。でもこれをふつうの写真の上での変化ととらえるのは結構難しい。小じわについても同じです。保湿のされ具合や表情で写真では全く異なる。
この辺が、毛穴やこじわの治療で、それなりの結果が出ていても、患者さんによって満足度が異なる理由です。
美容系の集まりに行きますと、「夏みかんのお肌は、みかんにできる。でも、みかんをたまごのような肌にするのは難しい」という言葉をよく聞きます。
治療をお受けになる前に、よく説明を聞いて、納得してから治療を受けて下さいね。正直なところ、医師や看護師であっても患者さまが本当に理解して下さっているのかどうか、不安になります。また、言葉の理解と思い描いておいでの結果と異なる場合があります。
治療には、もちろんリスクはありますし、患者さんによっても結果は異なります。どこの医療機関でも、丁寧に説明することをモットーに治療していると思います。よく納得した上で、治療を始めて下さいね。
本日のまとめ
日々のスキンケアやメインテナンスの治療が必要です
しみの治療のように結果がはっきり分かるものと、毛穴や小じわのように評価がしにくい治療があります治療の前に、わかりにくい部分はよく説明を聞いて下さいね
posted at 2006/07/28 19:00 | kojitomika |
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