毛穴の治療の最近の記事

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すでに沢山の患者さんと約束してしまいました。

レーザートーニング+イオン導入 5回の治療で 52,500円 1、肝斑の治療、2、毛穴の治療、3、引き締めの治療 の三拍子。

 元々かなり以前ーー15年くらい前かなーーに流行った引き締まり若返り治療でQスイッチヤグレーザー(1064nm)を低出力でお顔全体に照射するという方法がありました。それが数年前にトラネキサム酸などの薬を投与しておいてから、肝斑を治療するのによい結果が出て、私も思わずはまってしまいました。結果が良いもの。肝斑の改善以外のメリットは顔のはり がでる。毛穴がひきしまるにあります。

 1064nmのレーザーは、照射した部分でメラニンがパンパンとはじけてゆきます。刺青を消すためにも使います。 こちら 

一般的には532nmの光は表皮で反応し、痂皮(かさぶた)を作ります。でも1064nmの光では深い真皮という部分でメラニンがはじけ、その砕けたかけらは白血球に食って貰います。肝斑の治療では、白く見せているという言い方も出来る(早晩メラノサイトを抑えるような治療をしなければ、再発します)

レーザートーニングの治療は、トラネキサム酸、ビタミンC、E内服、ビタミンC、ハイドロキノン外用を1-2月前から行っておき、その後トーニングを週に1回4-6回、以降は1-2月に一回のスケジュールです。

もともとオリジナルの山下理恵先生のレセピはトラネキサム酸を1日に6錠ビタミンC3g、ビタミンE600mg、内服+外用です。

トラネキサム酸などの内服しないと肝斑はあまり良くならない。でもね、丁寧に丁寧に照射を続けると毛穴がしまってきて、皮膚全体のはりは出てきて、皮膚の色もきれいになり、とてもよい結果です。それでも肝斑治療が目的であればトラネキサム酸は普通は必要です。

ちょうどオバジのクリームプログラム(トレチノインとハイドロキノンを塗る治療)と対照的ですね

オバジのnu-derm(クリームプログラム)は薬を飲まなくてよい。反面治療の期間中はお顔が真っ赤になって、皮膚もはがれてとても辛い。クリニックでの処置の前後の補助療法としてもとても良いのですが、プログラムそのものでは内服の準備は不要です

レーザートーニング治療は、薬の内服外用が基本的には必要です。だけど赤くなったり剥けたりというダウンタイムはない。クリニックには来なくちゃならないけれど、日常生活には支障がない

 

お申し込みが10月末までの方に5回で52,500円のキャンペーン価格でさせていただきます。 薬剤(飲み薬、塗り薬は別です)

写真はハイドロキノンの前処置をして左(向かって右)半分に1回照射した後のお顔です。美夏クリニックのQスイッチヤグレーザーは、Max社VRMです。

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 スタッフとおしゃべりをしていたら、「センセ、鼻のお掃除にレーザーピーリングって結構良いでしょ? でも ピーリングは皮脂を作る脂腺の働きを抑えているわけではない。 鼻の毛穴を締めるには、2週間に1回やらなくちゃ。」って話になった。

 そう鼻の皮脂腺ってとっても活動が盛んです。いくら皮脂をお掃除しても、またすぐ詰まってしまう。

もし1月に1回 お顔全体のレーザーピーリングをするならば、2週間後に(間で)1回、鼻だけのレーザーピーリングをしたら良い。

 

keana-04.jpg写真は、元陸上ママのピーリング前後の写真です。ちょっと良いでしょ?

レーザーピーリング+イオン導入(フルフェイス)の3回セット 48,300円 (通常63,000円)というのを、書きましたけれど、

フルフェイスの3回(イオン導入つき)+鼻(イオンなし)2回で 52,500円 で 良いですよって言っています。  どちらも3月末まで。お気軽にどうぞ

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 毛穴が気になる方はたくさんおいでです。

 治療方針としては、

1、毛穴に詰まっているものを お掃除する。

2、皮膚の張りを持たせる。 (皮膚を引っ張ると目立たないでしょ?) 

3、皮膚の構造を作り変える の3つです。

 毛穴のお掃除をする治療としては、ピーリングとビタミンA(トレチノインやディフェリン)があります。本日はその中でも、レーザーピーリングのお話です。

 

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 ヤグレーザーで、カーボンローションを塗布した皮膚に照射することで、皮膚を浅くピーリングする手技を、レーザーピーリングとか、カーボンピーリングと言います。MAX社のヤグラーザーは0.3msというパルス幅(光の出ている時間)が設定できます。この設定でカーボンピーリングをするとき、マックスピーリングとかスペクトラピーリングという言葉を使います。

 3-4週に1回 お肌の毛穴の開きや黒ずみ、くすみ、ザラつきの改善を目的に治療します。大体目安は3-5回

1、まず、カーボンローションを皮膚に塗ります。

2、まず、スペクトラモード。0.3msecというQスイッチより少し長い時間で光を照射します。カーボンに1064nmという光が当たると、毛穴が発熱し熱で収縮する。(上の写真:ハンドピースはもう少し離して照射する)

3、次に、Qスイッチ 5nsという短い時間で照射していきます。 カーボンが皮膚表面の汚れや角層、毛穴の黒ずみとともに蒸散(吸引器で吸い取ります)しています。下の写真で黒いカーボンが丸く飛んでいるのが分かりますね?この熱で、マラセチアが飛んでしまうのか、脂漏性皮膚炎の治療としてはかなり成績がよい。

 それで3月末まで、このレーザーピーリング+イオン導入(フルフェイス)の3回セットを、通常税込み価格63,000円のところ、診察料を含めて48,300円でさせていただきます。月に1回くらいの割合の施術ですので、あまりご負担がないと思います。

 皮膚の引き締めとタイトニングにも効果が認められています。ヤグレーザーによるピーリングで真皮の浅い部分に熱が入って、若返り効果が得られるの。

 トランサミンやハイドロキノンとこのレーザーピーリングを併用して、肝斑の色を薄く維持することも可能です。

 

 

 

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 北里大学のグループによると80%の日本人女性のお顔の皮膚は乾燥して傷んでいるのだそうです。

 沢山塗って、ダブルで洗顔し、さらに保湿剤を一杯塗るというたし算のケアが好ましくない。できれば、純石けん(添加物や香料などの入っていない素地のみの石けん)を用いて、丁寧に1回洗顔し、その後最小限度の保湿をしましょう。と、繰り返しお話なさっています。(皮膚の恒常性を大事にしましょってお話と一緒ですね。) この話をすると大抵、「それでメイクは落ちるんですか?」という問いが返ってきます。美容系の医師は純石けんで丁寧に1回洗顔、それで落ちるメイクをして下さいと、お話することになります。

 この数年ランカムのフォトジェニックというパウダリーファンデが薄く皮膚に乗り、くすまないので気に入っていました。いつも化粧品のカウンターに行くと2つ、3つと買っていました。それがついに全部なくなり、仕方がないので試供品でもらっていたのをつけたら、やけに毛穴が目立つーーー。色々工夫してみたが、それでも駄目。ファンデって製品によってずいぶん違うのね。

 そうこうしているうちに、武蔵野皮膚科合同カンファランスという杏林大学皮膚科主催の催しがあって、やっと化粧品を買う時間が出来ました。(やっと買い物をする時間が出来た。)そうしたら、フォトジェニックは販売中止ですって。見かけよりシャイな(誰も信じてくれないでしょうけれどーー)美夏Dr.は他のカウンターでファンデーションを試すなどという度胸はなくて(ついでに時間も迫っていて)、パーフェクトフォーエバーを買ってきました。ランカムのカウンターのお姉さん曰く、薄いのがお好きならパフにとってからパフ全体を折り曲げて粉を全体に揉み込んでから、皮膚に乗せなさいですって。

  

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昨日Ns.なすびが来たので、「ファンデが上手く乗らない。大体今まで毛穴が気になることはなかったのに。これじゃあ毛穴にファンデを詰めるメークになっちゃって、さらに毛穴が開く。どうしたらよい?」と駄々をこねました。
 なすびNs.曰く「パフはぽんぽん乗せるもので、延ばすように(皮膚面と平行に動かす)使っては駄目なのよ。毛羽の後が残っちゃうでしょう?スポンジは反対に皮膚面に延ばすように使うの。大体お粉はね、乱反射で陰を作らないために使う。トランスルーセントのがいいの。」だそうです。

 ついでにベースメイクの工夫についてのなすびのコメントはこちら と こちら

 パーフェクトフォーエバーについてなすびのコメントはこちら

 鮫肌ナースもやりすぎないでと言う記事を以前に書いています こちら

 で、本日の美夏Dr.が昼休みの後化粧直しをする前(左)と後(右)です。ブログ記事だと写真の解像率が悪くて分かりにくいかしら?それでも右の皮膚の方が明るく均一に見えます。右下方の色のむらは、肝斑です。

 毛穴やら小じわが気になる肌でも、塗り込めない化粧でカバー出来れば、メイクで皮膚にダメージを与えるのが最小限ですむというお話でした。

 そろそろ日焼けしないように気をつけないと、あっという間に肝斑は悪くなりそうな陽射しですね。皆さまもお気をつけて。

 最近私自身の公開アドレス mika@mika-clinic.com から輸入医薬品の宣伝メールが私の受診ボックスに入ります。「 なりすまし」のようで、私自身が送っている物ではありません。ご迷惑をおかけしていましたら、本当に申し訳ありません。

 

 

 前回の続きです。

 脂漏性皮膚炎は皮膚の常在菌であるマラセチアが、発症因子なのか増悪因子なのか議論があります。言い換えると、マラセチアが原因であるのか、たまたまマラセチアの多い時に脂漏性皮膚炎が起こりやすいのか、結論が出ていません。

 でも抗真菌剤を治療に用いると症状が良くなる場合が結構あります。春になると脂の分泌がよくなるのか、生え際から額、眉の頭の部分、鼻と鼻の左右が赤みを帯びてざらざらし、場合によって小さめの赤みが強い小さいにきびが出来る方がおいでです。このような時に抗真菌剤が割りに結果がよい。

美夏Dr.が考えているポイントは、1日に2回塗ること、お顔であれば3週間、頭皮ならば4-6週間続けること、マラセチアの好む脂分を化粧品などで足さないことの3点です。

 

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 ところで顔に脂漏性皮膚炎があるときに、美容皮膚科的治療をすることがあります。

 脂漏性皮膚炎があって毛穴が開き気味の患者さんに、ヤグレーザーによるカーボンピーリングをします。カーボンローションは毛穴にやや詰めるようにして塗布し、1064nmの波長のヤグレーザーを10Hzくらいで照射します。カーボンにレーザーがあたると熱が発生し、毛穴が収縮し、多分その熱でマラセチアも減るのでしょう、結構きれいな皮膚になります。

 カーボンピーリングでは音にびっくりなさる方がおいでですし、炭火焼き鳥のにおいだと言われることもあります。そんなに痛い治療ではありませんので、結果が良かった方は3-4週に1回くらいで続けてみることをお勧めします。

 赤みが強い場合には、IPL(光治療)もよい。IPLであっても、光のエネルギーは色に反応して熱が出ます。その熱が血管を収縮させ赤みを減らすのと同時にマラセチアも抑えているように見受けられます。美夏クリニックで使用している光治療器=IPLは、メディラックスとルミナスワンのフォトフェイシャルファーストの2台です。

 抗真菌剤で良い結果が出ますので、無理をして美容皮膚科的治療をする必要はありません。でも抗真菌剤でかぶれてしまう人や毛穴や赤みを減らしたい人には悪くない選択肢でしょう。

 ただ、赤ら顔の赤は血液の色です。血管は炎症が続けばすぐまた拡張して赤みが復活してしまいます。こすらないように、炎症を起こさないようにするケアが必要です。写真はMAXとよばれるヤグレーザーです。この機械を使用したレーザーピーリングをmaxピーリングとかスペクトラピーリングと呼ぶ場合があります。

以前書いたレーザーピーリングの記事はこちら 美夏クリニックブログにアップしなおしました。

ついでに毛穴の治療はこちら どちらも傷になってしまった毛穴の治療ではありませんよ。

 昨日昼休みにおしゃべりをしていた時に、「あら珍しく鼻が黒ずんでいるねえ、ピーリングしてもらって、写真撮っておいてね」と頼んだら、治療レポートが届きました。http://www.mika-clinic.com

 治療計画は、1、レーザーピーリングをフルフェイス 2、シルクピーリング(鼻だけ) 3、イオン導入
 治療内容の実際は、 http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka01.html

 さてどうぞお願いいたします。(30歳女性です。)

http://s1.blockblog.jp/storage/server/proxy.php/mika-clinic-drs/keana-01.jpg
レーザーピーリング(マックスピーリング)
カーボンローションに直接照射する波長の長い1パス目は、レーザーが当たったところがポッと熱くなる感じ。2パス目はそのカーボンを飛ばす時の音が大きい。パチンパチンとゴムがはじけるよう。少々痛い感じもあり1発目はびっくりする。
炭の臭いもして、気分は焼き鳥ーーー。
鼻の黒ずみが取れたようなーーー。
皮膚にも張りがでたようなーーー。
http://s1.blockblog.jp/storage/server/proxy.php/mika-clinic-drs/keana-02.jpg

シルクピーリング(鼻だけ)
 掃除機の小さいもので思いっきり吸われている感じ。鼻に詰まっていた汚れがきれいになっているんだろうなと思える吸引力!!
http://s1.blockblog.jp/storage/server/proxy.php/mika-clinic-drs/keana-03.jpg

イオン導入(Cクエルによる)
超音波導入も左半分だけ追加(私は実験台か!)。超音波の音はキーンという歯医者さんで聞くような音。でも痛みとかは全くない。
超音波導入の後は15分寝たままイオン導入をするだけ。

終了して
超音波してもらった顔半分にリフトアップ効果がある!! 色も白くなっていた。鼻の黒ずみもとれてスッキリ!!
http://s1.blockblog.jp/storage/server/proxy.php/mika-clinic-drs/keana-04.jpg


ついでに次の日
肌の調子がとっても良い。毛穴が目立たなくなりつるつる。お化粧ののりが違う。
何か特別な日の前などにするのも良いし、継続してみてもリフトアップや毛穴の引き締めなどに効果があると思います。

 写真で違いが分かるかしら?スキャナーでポラロイド写真を入れてみましたが、なんだか色調が今ひとつでした。まだ画像を入れるのはあまり上手くなくてすみません。

毛穴を引き締めるためには、毛穴を広げるスキンケアをまず止めましょう。ファンデを指でとんとんと、毛穴につめこんでいては何にもならないでしょ。ファンデーションは薄づきのパウダリーを皮膚に載せるように使って下さいね。

 JJという雑誌があります。
しばらく前にDr.美夏は取材を受けてそのまますっかり忘れていました。そうだ、どうなったんだっけと一昨日本屋さんでJJを探したところ、12月号に記事が小さくありました。恥ずかしながら私の笑っている顔まで出てた!!顔がでるのは相変わらずすっごく恥ずかしい!!

 前にもこのブログで毛穴については、書いています。
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/313860/

 毛穴に焦点を当てて書きます。
 シルクピーリングは、ダイヤモンドヘッドバーで削りながら角栓を抜いてゆくピーリングです。ヒアルロン酸の溶液に浸しながらピーリングすることで、お肌にやさしくこのウェット感がウリ。またエステのおけるマッサージとおなじように皮膚の下に水が引き寄せられ、ふっくら仕上がる。残念ながら毛穴の皮脂の産生を抑えるものではありません。
 鼻をいじって角栓を抜く習慣は、皮膚を傷めます。つい抜いちゃうというような人にはもってこいの治療だと思います。
 USAの美容皮膚科領域の売り上げNO.1は、シルクピーリングをはじめとする物理的なピーリング(microdermabrasion)

 マックスピーリングという言葉は、韓国のマックス社のQスイッチヤグレーザーで、カーボンローションを塗布して施行するレーザーピーリングを指します。
 毛穴に詰めたカーボンにレーザーがあたると、カーボンごと毛穴の中身が蒸発してしまい、毛穴がしまる。鼻の傷あとのようになってしまった毛穴は難しいですけれど。ひとつひとつの毛穴に詰まっている皮脂量が多い場合にはシルクピーリングで抜いてからマックスピーリングなんてことも出来ますよ。両頬に広がっている毛穴が周辺から少しずつしまって行く感じです。

 ヤグレーザーは歴史の古い安定したレーザーです。いくつかの会社から販売されています。マックスでのレーザーピーリングが他の会社のレーザーピーリングと異なる点は、パルス幅といって照射時間がやや長めに設定できるために、熱が加わりやすいことにあります。
 いわゆるロングパルスQヤグ(ジェネシスなど)ほどではありませんが、じわっと熱をこもらせることができる。真皮に熱が入れば、真皮のコラーゲンは収縮してひきしまる。

 このマックスピーリングは、パチパチする音と熱が特徴的です。照射時間はわずか5-6分。月に一回の照射で、回数を重ねることで、少しずつ皮膚が若返る。美夏Dr.は前回の美容外科学会総会で継続は力なんだと、ずいぶん思い知りました。

 その若返り方が、毛穴が目立つ範囲が少しずつ減ってゆくように効いてくる。私は多分患者さんはその一回一回の変化はあまり分からないのではないかと思っています。変化が劇的におきる人は、ざらつきと頬の毛穴が目立つ人。脂漏性皮膚炎のざらつきがあるひとは即効性があります。(脂漏性皮膚炎だけなら、抗真菌剤のほうがもちろん普通の保険治療が出来て、手軽なんですけれど)

 黒ずみ毛穴
なんて言葉があるらしい。結構産毛の色が見えています。産毛のための黒ずみならばファーストチョイスは脱毛です。ダーモスコープで見れば一目瞭然。とくに額や眉間の黒ずみ毛穴は、コメットで脱毛するのが一番かもしれません。

http://www.mika-clinic.com

 毛穴と一言で言っても、患者さんの状態は千差万別。また治療結果もかなりばらつきがある。

 治療効果が上がらない毛穴は、いじりすぎて傷あとになってしまった毛穴です。スキンケアは気をつけてやりましょうね。

 美夏Dr.はしばらく前にめずらしくあざやしみ消し用のリキッドファンデをメーカー(医療施設向け)に勧められ使って見ました。1週間で毛穴が黒くなったのにびっくり。ファンデは私は特別なとき以外は、パウダリーが肌には優しいと思っています。
http://mika-ns.jugem.jp/?day=20060809

posted at 2006/12/08 15:46 | kojitomika |

 アンチエイジングの実際のNO.2  になるかしら?本日はピーリングについてです。

 ピーリングという皮膚科的な手技があります。これは皮膚を薄く剥くものです。いわゆるアンチエイジングの層の分類で言えば、皮膚の一番表面からある一定の厚さでピールします。リンゴの皮むきをピーラーって言いますよね。そのピーリングです。私の所でさせて頂いている内容は、下記アドレスからご覧になれます。ケミカルピーリングや、レーザーピーリングや、microdermabrasion シルクピーリングなどです。
 http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka01.html

 東洋人の皮膚は、炎症後色素沈着が残りやすく、ケロイドなど傷跡が目立つ場合があるのが特徴です。そのため一般的にはピーリングは角層までの浅いピーリングが主流になります。TCA(トリクロロ酢酸)や炭酸ガスレーザー、エルビウムなどで、表皮を超えて真皮に至る深さでピーリングすることもありますけれど、どちらかというと例外的です。

 ピーリング 皮膚を剥いて何がいいのか?
「表面のくすみがとれ、毛穴の汚れが取れ、新陳代謝が高まる。」

結局ここにつきるでしょう。

 反対に何に気をつけなくてはならないか?
ピーリングは皮膚の表面をピールーお掃除しています。皮膚表面の皮脂だとか、天然保湿因子だとか、角層だとかを取り除いているわけですから、愛読してくださっている読者はすぐお気づきになりますよね。バリアを破綻させているのです。
 乾燥しやすい。外からの攻撃に弱い(かぶれやすい、日焼けしやすい、ウイルスなどの感染に弱くなる)。

 イオン導入やハイドロキノンなどの薬が、バリアが破綻することで浸透しやすくなるのは、事実だと思っています。でも浸透しやすいのだから、当然かぶれやすい。どうぞ気をつけて下さいね。

 ピーリング系の治療をお受けになった後は、保湿と日焼け止め(かぶれにくい製剤を使ってね)をしっかり使いましょう。
 そしてホームケアでピーリングをなさっている方は、ざらつきが増えた、赤みが見えてきた、かゆい、乾燥するなどの症状が出てきたら、赤信号です。皮膚科にかかりましょう。

 そうそう、私の好きな薬にトレチノインがあります。トレチノインはレチノイン酸とかビタミンA酸とも言いますが、細胞のターンオーバーを促す薬です。基底層に働きかけて皮膚の新陳代謝も促します。働きかけている場所は、基底層だったり、線維芽細胞だったり、血管内皮だったりしますが、これもまた結果としてのピーリング剤です。

 なすび「そういえばセンセ、ピーリングなんかいつでも受けられるのに滅多にやらないよね?」
 DR.美夏「そうなの。だいたい私の肌は乾燥してかゆい。これにピーリングすると、ひりひりして結構不快なの。ケミピ(ケミカルピーリング)も、レーザーピーリングも、割に辛い。だいたい顔触られるのは、あんまり好きではないし。いちどだけ、エステに行って色々やってもらったことがあるんだけれど、そして良いエステティシャンだったんだけれど、かえって緊張しちゃって、リラクゼーションにならなかった。」
なすび「かゆくて自分で掻いているんだから、ピーリングすれば、そりゃしみるでしょ。いつもせっかく掻いちゃあ駄目だって言ってるあげてるのに。」
 Dr.美夏「新しい看護師さんが来てやむを得ないときのみ、練習台になるの。うっかりその前に眉そりなんかしちゃうと、痛くて痛くてーーー」
 なすび「じゃあ、ピーリングに向いている肌ってどんなの?」
 Dr.美夏「ニキビにケミカルピーリングは、ある程度効くよね。酸で殺菌されるでしょ?でもトレチノインの方が簡単だと思っている。」
 なすび「他は?」
 DR.美夏「肌理の粗い肌。でもこすっちゃって厚くなっている肌には、ピーリングなんかするより、とにかくそっとしておくようにする方が良いよね。どういう皮膚がこすっちゃった皮膚なのか、なすびもあと半年すれば一目で分かるようになるよ。3ー6月正しいスキンケアをすれば、見違えるようになる。やりすぎて悪くなっている人って多いの。なすびも気をつけた方がいいよ。
 なすび「努力をさぼって、痛みを回避して、美を引き出さないのもどうかしらね。」
Dr.美夏「美人画家が美人である必要はない なんてね。」
なすび「さぼる言い訳はいくらでもあるって訳ね。」
Dr.美夏「レーザーピーリングはスペクトラピーリングと言う熱の入りやすい、毛穴の引き締まりの良いと言うのをやっているんだけれど、これは効く人は効くよね。ざらつきの目立つ人に良い。どこにも書いていないんだけれど、脂漏性皮膚炎の人に照射すると、熱でマラセチアが飛んじゃうのか、結果がいいの。」
 なすび「シルクピーリングは?」
 Dr.美夏「角栓を抜く必要がある人かな。お手軽で結構きれいになる。リスクも低い。どちらかというとエステ的な治療だと思っている。」

posted at 2006/07/31 19:56 | kojitomika |
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どういう訳かアップする操作をした途端消えてしまいました。どうしてか分かりません。悲しいよう!!がんばってもう一度書きます。

 本日は「アンチエイジングの実際 No.1」です

アンチエイジング治療のなかで、皮膚の表皮から真皮の浅い部分の治療があります。実際の治療目標は、しみと毛穴、小じわの改善です。治療はスキンケアをすることになります。

 個々の治療については、また別の機会にお話しします。今回は、一般的な話です。オバジというロサンゼルスの皮膚科の先生が作ったnu-dermというトレチノインとハイドロキノンの治療プログラム(クリームプログラム)があります。この治療をすると、皮膚のしみや毛穴、小じわなどは見違えるほど良くなります。種々の治療方法の中で、改善度はきわめて高い。
 でも、すっかりきれいになったと思っていても、メインテナンスをしなければ、3年で元に戻ります。どんなアンチエイジングの治療をしても、そのときから年齢を重ねるのだと言えば、やむを得ないことです。でも戻っちゃうと悲しいですよね。良い結果を保つためには、日々のケアやメインテナンスの治療が必要になります。

 しみの治療は、結果がはっきりする治療です。結局気になるしみが残っているか取れたかですから。写真にもはっきり写る。

 しみに比べると、毛穴や小じわの治療は評価が難しい。ロボスキンアナライザーなどを使って評価する方法が少しずつ広まってきています。なぜこのような高額な機械が必要なのか。結局、写真などでの評価が難しいから。
 毛穴が小さくなったと言います。例えば、毛穴の体積が平均して50%縮小したとします。これは、長さに置き換えると、20%の縮小です。(80%になったと言うこと) 0.8x0.8x0.8でおよそ0.5ですよね。
 確かに毛穴は縮小したと思います。でもこれをふつうの写真の上での変化ととらえるのは結構難しい。小じわについても同じです。保湿のされ具合や表情で写真では全く異なる。

 この辺が、毛穴やこじわの治療で、それなりの結果が出ていても、患者さんによって満足度が異なる理由です。

 美容系の集まりに行きますと、「夏みかんのお肌は、みかんにできる。でも、みかんをたまごのような肌にするのは難しい」という言葉をよく聞きます。

 治療をお受けになる前に、よく説明を聞いて、納得してから治療を受けて下さいね。正直なところ、医師や看護師であっても患者さまが本当に理解して下さっているのかどうか、不安になります。また、言葉の理解と思い描いておいでの結果と異なる場合があります。
 治療には、もちろんリスクはありますし、患者さんによっても結果は異なります。どこの医療機関でも、丁寧に説明することをモットーに治療していると思います。よく納得した上で、治療を始めて下さいね。

本日のまとめ
日々のスキンケアやメインテナンスの治療が必要です
しみの治療のように結果がはっきり分かるものと、毛穴や小じわのように評価がしにくい治療があります治療の前に、わかりにくい部分はよく説明を聞いて下さいね

posted at 2006/07/28 19:00 | kojitomika |
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 毛穴を気にしておいでになる患者さんの数がこの2-3年増えています。

 色々な治療手段があります。治療で一番難しいのが、いじりすぎ、こすりすぎで、傷跡のように周辺が固くなってしまった毛穴です。どうしても色々ご自分で試された後の毛穴は、長期間外力がかかり、その場所に炎症がおきています。毛穴周辺に炎症惹起物質や白血球などがあつまり、その結果として線維性の固い傷になっています。

 私が思うには、以下の3つはかなり悪影響をもたらします。
1,粘着剤の力で角栓を引きはがす。(毛穴に傷がついちゃいます)
2,リキッドまたはクリームタイプのファンデーションを毛穴の上から、指でぽんぽん叩き込むような習慣(穴を広げるために、上から叩き込んでいるようなーーー)
3,ケミカルなあぶらとり紙(かえって毛穴の表面のマンホールの蓋を作っていませんか?)

 うっかり叩き込んだファンデを取り除くために、脂を溶かすように、界面活性剤をしっかり使いますと、今度は皮膚表面が乾きすぎ、さらに過剰な保湿が必要になります。保湿しすぎれば、当然皮膚の新陳代謝は低下するのでくすむ。
 悪循環ですね。

 
 ところで毛穴治療にいくつかの手技があります。
シルクピーリング wetな環境でダイヤモンドヘッドバーでピーリング。吸引圧がかかるので、角栓が抜けるのがウリ。

レーザーピーリング  カーボンを塗って、1064nmのレーザーを照射する。周辺から少しずつ毛穴の広い範囲が縮まるように効いてくる。熱が加わるというスペクトラピーリングー美夏クリニックのはこれーというのも、あります。

 (私はレーザーピーリングもスキンケアなので、1-2年すれば元へ戻ると思っていました。でも、1年2回くらいの照射でよい状態を保っておられる患者さんがいます。なぜメンテがうまくいっているのか。きっと日々のスキンケアで毛穴を広げることをなさらないようになったからだと思います。日々のスキンケアは本当に大事です。)

ケミカルピーリング お気軽に皮膚のくすみをとり、毛穴をお掃除するには悪くない。

サーマクール 皮膚のタイトニング目的なので、当然ですけれど。皮脂の分泌も抑えられる。いわゆる皮膚のゆるみが気になる年齢の方には、真皮がターゲットの治療ですが、ダウンタイムがなく、お勧めです。

 なすび 「だから、お粉がいいの。粉を毎日きちんとはたきなさいって言っているでしょう?毛穴も詰めないし、ニキビができやすくなることもない。ヘビーなクレンジングで、皮膚を痛めることもない。センセも、ちゃんとやってね。」

 美夏Dr. 「生活習慣病っていうでしょ。一般的には内科的な疾患で用いられる。最近はやりのメタボリック症候群ていうのも同じ。高血圧やら高脂血症やら肥満やら。 でも皮膚科的な疾患もまた、生活習慣病と言ってもよい状態ってたくさんあるよね。」

 なすび 「なかなか皮膚疾患が治りにくいのは、生活習慣が治りにくいからなのね」

 美夏Dr. 「粉で皮膚が治るとは言っておりませんので、誤解なきよう。でも、ファンデもお粉タイプのパウダリーファンデーションが皮膚には一番害がないのよね。」
posted at 2006/07/26 15:52 | kojitomika |
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