005)鍼治療の最近のブログ記事
老化現象を見るとき、細胞レベルと臓器単位、あるいは個として考える必要があります。
細胞レベルでは子供ですら老化が起こっているわけですが、それを補い余りあるほどの再生のため、全体として成長が起こり、現実的には問題になりません。
ところが、二十歳も過ぎますと、脳細胞で代表されるように、あちこちの臓器で機能の低下が始まります。 今までの医学では、このような退行変性は、歳だからしょうがない、あるいは当たり前として治療の対象とされてきませんでした。
ところが、医学研究が進み、病気が細胞レベル、DNAレベルで解明されて、老化のメカニズムも次第に明らかになってきました。このことが、治療の考え方にも影響し、抗加齢治療が行われるようになったわけです。
では、古臭いイメージのある鍼治療は、抗加齢治療として、どのような効果があるのでしょうか。 今までは、治療効果があれば詳しいメカニズムはどうでも良く、結果よければ全て良しで、数千年絶えることなく引き継がれてきた治療法です。
疼痛に対しての治療効果については、神経回路の干渉作用、エンドルフィンとの関係が報告されていますが、美容皮膚領域では、鍼灸による局所循環改善、鍼刺激による細胞性成長因子群の関与が考えられ、局所的に組織再生を促しているように理解されます。 脱毛の抑制と発毛作用、皮膚の新陳代謝活性化による、美白効果と色素斑の改善は再生医療とも考えられます。
個全体としては、精神を安定させ、外的ストレスに強くなりますが、この事はまた免疫能の増強に関係していて、局所的にも好影響を与えます。
美容鍼灸を続けている患者さんは、美容手術を受けたのかと聞かれるほど顔はシャープになり、皮膚のクスミが消え、明るく潤いを認めているとお話なさいますが、術者にも効果は認められ、満足度の高い治療といえます。
鍼灸師として免許とりたてのお嬢さんがいます。もともと患者さんですが、美容にも関心がおありで、時々来て頂いています。色白のブランシュちゃんです。
本日はなんと筑田先生はこのブランシュちゃんに鍼を打ってもらっていました。今日は2回目らしい。
DR.美夏「先生は今までに何回くらい自分に鍼を打ってもらったことがあるの?」
DR.筑田「最初は亀田総合病院で鍼治療を始める時に、恩師の馬先生に打ってもらった。特別なんの症状もなかったから、純粋に鍼の患者さんの気持ちを理解するため。良くなったも何もよく分からなかった。
その後ずっと患者さんの鍼を打ってばかりで、自分に打ってもらう機会はなかった。馬先生に鍼を教えてもらってから、もう数年たつ。最近では腰が痛くて、左足にしびれが出てきた。学生時代に三段跳びをしていて、飛ぶ瞬間には体重の数倍の重力がかかると言われている。そのときの影響かなあ?年齢のせいだとは思いたくないけれど。
自分では打てないし、辛かったんだよ。前回ブランシュちゃんに打ってもらったら、しびれが軽くなり、動きやすくなった。
でも昨日ボディボードをして長時間の運転をしたら、また軽いしびれが出てきた。」
ブランシュ「今日見たらね、皮膚は真っ黒、真っ赤で、いったい鍼をどこに打ったらいいのか分からないくらい日焼けがひどい。こんなひどい日焼けした肌に打つのは初めてだった。日焼けに効く鍼は残念ながら知らなかったけれど、効く鍼もあるんじゃあないかしら?次回までの宿題ですね。
どちらにしても腰の筋肉は硬くて張っていた。16本くらい足と腰に鍼を打って15分そのまま。」
Dr.筑田「打ってもらったらね、痛みが軽くなったよ。」
ブランシュ「終わったら飛び跳ねていたの。また悪くなるでしょう?」
Dr.筑田「今日はブランシュちゃんの膝にも打った。右の膝が腫れ、関節腋が貯留し、圧痛があった。診断名は亜急性膝関節炎。」
ブランシュ「ちょっと特殊な鍼を試したら、腫れちゃった。リウマチの患者さん向けの鍼を適応がない正常な自分自身の膝に打ったらから。打った直後から歩けなくなるし、痛い。それで今日筑田先生に治療のための鍼を打ってもらったら、最初じーんとする響きがあって、その後立ち上がった時には痛みは消えていた。今日美夏クリニックへ来る前はテーピングしていたんだけれど、もう必要がない。」
美夏Dr.「鍼って刺されるときが怖くて、緊張して嫌なんだけれど。」
筑田Dr.「リラックスしないからよけい痛いんでしょ。やられたくないのに長く続く鈍痛も嫌なんだから、わがままとしか言えない。結局我慢できない痛みになると、痛い鍼は嫌だから痛くないところだけ打てとか、うるさくて仕方がない。痛みが出やすいツボは決まっているんだけれど、そのツボが一番重要なんだ。それを痛くないように、少しでも楽なように打つのも、テクニック。」
ブランシュ「美夏先生の気持ちがすごく分かる。痛いの嫌ですよね。でも治るのであれば、我慢しようかな?ニキビの治療も一緒ですよね?」
「ところでキスオブザドラゴンというジェット・リー主演の映画があるの。これが鍼を使った映画でお勧めなので、是非見て下さいね。」
posted at 2006/08/07 19:59 | kojitomika |
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面倒くさがり屋ナースは、新婚ホヤホヤ気分が減ってしまったかしら?
新婚かどうかって、新婚ホヤホヤ気分が継続しているうちは、新婚さんでしょ?面倒くさがり屋ナースの新婚ホヤホヤ気分が続くように、フレーフレー!!
新婚の目安は何か?どこぞの医師向け掲示板であれこれ書かれていたことによると
1、相手方の前で、平気でおならをしちゃう
2、いつも化粧をするのに、夫の前だけならさぼっちゃう
3、着替えを、その前で平気でしちゃうとすでに新婚ではないそうです。面倒くさがり屋ナースに月曜日に聞いてみよ。
ところで、内科筑田先生は今度テレビに出演するそうです。テレビ東京で6月19日かな、午後7時から。2時間枠ですって。昨日収録だとか言って、そわそわ出かけてゆきました。
青森の大間というマグロで有名になった寒村の出身で、口の重い筑田先生に、テレビにでるようになんて、ひょっとするとすごい冒険なのではないかとずいぶん心配しました。本人も、自信なさげにしていました。どうやら、放映されるのを見るのがとっても怖いみたい。DR.美夏も古女房みたいに心配しちゃいました。
内容は、どうやら鍼の話らしい。
亀田総合病院で、中国の天津から来ていた馬先生の手技を2年間ずっとみて、成績がとてもよいのにびっくりし、自分でも始めたらしい。
「えーー鍼ですか?」って筑田先生も最初は思ったそうだ。でも自分の前で馬先生が治療した膨大な数の患者さんは、結果がとてもよかった。もちろん「適応」といって、良い成績を出す状態や疾患に対して治療することが前提だ。
鍼治療はなぜ効くのか?西洋医学的な考え方ではなかなか説明しにくい。それを少しずつ質問の方向性を変えて、東洋医学を西洋医学的なアプローチで説明できるかどうか、DR.美夏はインタビューアーとしての腕前を試されています。
インタビューなんかより、皮膚科形成外科美容外科に力を注げって?!?でもね、美しくなるには外からだけのアプローチでは限界があるのね。やっぱり健康で美しくなくてはと、相変わらず古臭い考えのDR.美夏です。
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