花粉症の最近のブログ記事
花粉症の症状を起こさないためには、感作されている花粉が飛ばないところに住むってのが、勿論最高ですよね!!ただアレルギーって外的な要素だけではない。感作されやすいっていう個体の方の事情もある。
だから、私は杉の花粉症で辛いから、2-4月だけ北海道で働こうなんて思っても、多分2-3年で白樺の花粉症になってしまう。
それでも、感作されている花粉となるべく接触を避けるっていうのは、とても重要なことです。 それで花粉症の方が少しでも楽に過ごすためのコツです。
1、花粉と接触しない。洗濯物は外に干さない。窓や扉は開け放しにしない。花粉が落ちやすいつるつるした衣服を着る。ゴーグルやマスクを着用する。コートや帽子は玄関の外で花粉を払ってから、家に入る。
2、2ー4週間前から薬を飲みましょう(抗アレルギー剤)。早めに飲み始めるのがポイント。
花粉症の治療は、鼻アレルギー診療ガイドラインがあります。 こちら
ガイドラインは大事だけれど、美夏クリニック推奨の花粉症の薬の使い方をお話します。
1、抗アレルギー剤を内服する
大体効果が出てくるのに、2-4週間くらいかかりますけれど、基本の薬です。1日1回の薬、1日2回の薬、眠気の出にくい薬など種類がありますので、ご相談くださいね。
2、漢方薬
小青竜湯は、即効性があって眠くなりません。抗アレルギー剤を飲み始めるのが遅かった方、西洋薬で眠くなる方にはお勧め。頓服で使うのもokです。
そうです、小青竜湯に含まれるマオウが昨年筑田Dr.の虚血性心疾患の引き金になったかどうかってお話しましたよね! アレルギーの全身反応が冠疾患の誘引になるのか、あるいはマオウのエフェドリン作用が冠疾患の発作誘引なのか。 その他、マオウが頭をしゃっきりさせる。だから寝る前に飲むと、今度は寝つけないかもーー
3、鼻には点鼻薬
炎症を抑える薬と血管を収縮させるタイプの薬があります。炎症を抑える薬は、効果が出てくるのに1週間くらいかかります。飛散する予定の1週間くらい前から、吸入するのがお勧め。処方されてすぐ効かないからとすぐやめてしまってはいけません。 鼻閉の強い人には即効性のある血管を収縮する薬を併用して使います。
4、点眼薬
ステロイドは眼科での処方が必要ですが、抗アレルギー剤なら処方可能です。コンタクトレンズを使用している方にむいている薬もあります。痒みがひきますので、赤く腫れている人も楽になりますよ。
5、花粉が皮膚に付くとかぶれる方がいます。花粉は水溶性。やや油分の強い保湿剤がお勧めです。保湿剤だけでは湿疹がでてしまい、薬の必要な方は診察処方が必要です。
雪道に慣れていないのに練習しなくちゃと運転してみたら、路肩でスリップし、側溝に左側のタイヤ2本を落としてしまいました。他の車の人まで降りてきてくれて、押して下さって、脱出できました。とても助かりました。 (私は信州大学卒なのに、貧乏学生で運転を長野県ではしたことがなかった。その後山形や岩手では運転していたのにね。)
ところで、冬の後には春が来ます。花粉の時期がすぐです。環境省が12月22日に発表した今シーズンの春の花粉情報があります。こちら
関東地方では2月20日前後から、昨シーズン並みかそれより少なめの飛散予測のよう ですよ。飛散開始マップは こちら 環境省の花粉情報サイトは こちら
私も重度の花粉症です。飛散予測の2-3週前から抗アレルギー剤を内服すると、とても症状が楽なので、そろそろ開始する時期です。実際には、蕁麻疹が続いているため1年中抗アレルギー剤の内服を続けていて、そのためか昨シーズンはとても症状が軽かった。
もし毎年花粉症に悩まされておられる方は、そろそろ主治医と相談なさって予防されたら良いかもしれませんね。
環境省の報道発表資料をコピーしておきますね。
平成21年春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、平成20年春(前シーズン)と比較して関東、東北地方では同じかやや少なく、東海及び北陸から九州地方は多くなると予測されます。また、例年※との比較では、関東、東北地方では例年並みかやや多く、東海から九州地方では一部を除いて多いかやや多くなると予測されます。
スギ花粉の飛散開始は、前シーズンと比べて1~2週間程度早くなり、また例年と比べても例年並かやや早くなると予測されます。
朝から雨が降っています。春の雨です。 春の雨が降ると皆さまは何を思い出しますか?
美夏Dr.は、ディズニー映画のバンビに出てくる春の歌(ポッポッポ四月の雨ーーー、と歌っていたかしら?ネット検索してみましたけれど、分からなかった)と、学生時代に過ごした松本で聴いた雪溶けの川の音です。
そしてこの春の雨が降ると、空気の湿度が上がり、スキンケアが冬向きから夏向きへ変わります。そうです保湿は控えめに そして紫外線対策 が大切な時期になってきます。
皮膚科外来では、俄然抗真菌剤を必要とする患者さんの数が増えてきます。日本の四季って本当にはっきりしていますね。
午前中の雨のため花粉症の患者さんは、少し楽ですとおっしゃっています。でも、明日晴れて風が吹くと、飛散花粉量は増加して大変です。
寒い冬が終わり楽しいはずの春なのに、随分と残念な話ですね。
自然の中で遊ぶのが、何より好きな筑田Dr.は、針葉樹林の中に入ると下草も生えず、陽の光も射さない、美しさのかけらもないとぶうぶう言います。毎度の話で聞き飽きちゃいますが、確かに広葉樹林の暖かさや変化に欠け、新緑も紅葉もないので、まあ「むべなるかな」という所です。アグリーというかどうかは別にしてもーーー。
それで筑田Dr.の最近の口癖は、戦後植林して増やしてしまった杉を減らすためには、せっせと杉材を使って美しい広葉樹を植えて、日本の山を再生すべきであるですって。
この春の心血管のイベント(心臓の冠動脈閉塞つまり梗塞ですね)のきっかけが、杉花粉による上気道症状が初発だったので、恨みは深いーーー。
それで記事を書きながらネット検索をしていたら、良いサイトが見つかりました。すぎだら倶楽部です こちら
ページの中の杉の木に目次があります。特に一番左の「すぎだらとは」は是非読んでください。(あちこちチェックしたけれどリンクは大丈夫そうなので貼っておきます。)
美容外科のクリニックらしい話題を書こうとしているのに、つい脱線してしまいます。ごめんなさい。そうそう花粉が充分に飛んでしまってからでは、一般的に抗アレルギー剤の効果は弱いと言われていますけれど、それでも楽になります。また小青竜湯は即効性があるので、お役に立てるかもしれません。筑田Dr.の外来は火木金です。美夏Dr.も処方はしますけれど、鼻汁好酸球検査は筑田Dr.にお願いしてます。花粉皮膚炎でお顔や頸が荒れている方がかなりおいでですね。気をつけて。
内服薬には、錠剤や粉薬、カプセルなど色々な形があります。チュアブルと言って咬み砕くタイプの薬もありますし、口腔内崩壊錠(OD)と言ってお口の中で溶けるタイプの薬もあります。
お子さんや時には大人でも、なかなか錠剤が飲めないという方がおいでです。お子さんでドライシロップは量が多くなるので嫌だけれど何とかならないかと言われ、口腔内崩壊錠を処方することで喜ばれることがあります。癖がない味で口の中でしゅわっと溶けてちゃんと飲めるそうです。
花粉症の方でご希望があれば、エバステルOD錠やクラリチンレディタブ錠を処方しています。もし錠剤が飲みにくい方でしたら、ご相談なさってみてはいかがでしょうか?
反対に他に錠剤が処方されている方では、返って普通の錠剤の方が好まれる人もおいでですので、ご希望をおっしゃってみると良いと思います。
きちんと、お薬が使えることを、コンプライアンスが良いと言います。内服薬でも外用薬でも、使わなければ効きません。あまり薬を飲むことが苦手な美夏Dr.がお話するような事ではありませんが、ちょっと知っていると得な話かも---。
筑田Dr.の最近のスタイル。N95マスクでウイルス(飛沫と飛沫核)と花粉を吸い込むのを防ぎ、帽子で髪に花粉が付着するのを避けています。これで花粉用のゴーグルをすれば完全ですって。そのスタイルで、銀行や深夜のコンビニには行かないでね!
マスクは皮膚に密着しているのがポイントです。いくら素材がウイルスや花粉を防いでも、開いている空間があれば、意味がありませんからね!
前に画像でお見せしたのより単価が低くて、N95の基準に当てはまるというのがありましたので、ご紹介します。
今年の冬は、地球温暖化はどこへ行ったのというくらいに寒いですね。東京でも日陰には数日前の雪が残っているのを昨日拝見いたしました。びっくりーーー。
筑田Dr.は、週末花粉症で具合が悪いと、苦しそうでした。
いつもは美夏Dr.の方が余程花粉症の症状が強い。 ところがこのシーズンは、美夏Dr.は蕁麻疹が慢性化していて、この半年ずっと抗アレルギー剤を内服しています。そのため、花粉症の症状はかなり抑えられていてくしゃみも鼻水もあまり出ていません。本当に症状が軽いので、飛散2週間以上まえから抗アレルギー剤を内服するのが有効であるというエビデンスを自分で確認しちゃいまいした。
それで、筑田Dr.は美夏Dr.の症状が出ていないのだから、もともと軽症の自分は大丈夫だろうと油断していたようです。 少々情けない話なのですが、花粉症の症状が強くて辛かったDr.筑田は即効性のある小青竜湯を内服して何とか乗り切ろうとしました。ところが本人の分析によれば、小青竜湯のなかにはいっている麻黄(エフェドリン)が冠動脈を刺激して、虚血発作を引き起こすようで狭心痛が出たようです。可哀想にーーー。まあ、呼吸器症状がでると循環器症状が誘発されるのは仕方がない。結局小青竜湯が症状を引き起こしたのか、花粉症による上部気道の症状が引き金なのか、その両方なのか美夏Dr.には分かりません。
それで、花粉症です。花粉が皮膚に付着すると、花粉による接触性皮膚炎が出ることがあります。花粉皮膚炎と言います。花粉は水溶性なので、油性の保湿剤である程度予防可能と考えられています。昨年書いた花粉皮膚炎の記事を今回このブログに転載しました。こちら http://mika-clinic-blog.com/2007/01/post_151.php
インフルエンザも結構流行ってきています。本日午後武蔵野医師会からのFaxによれば、武蔵野市の小学校では4クラスインフルエンザ様疾患で学級閉鎖になりました。
具合の悪い皆さまへ お花のお見舞いを送ります。百合の香りが強くないと良いのですがーーー。
スギ花粉症で悩む時期が始まりました。
すでに診断がついている方は、早めの対策が症状を軽くてすみます。 基本的には経口薬と局所療法つまり点眼液、点鼻薬をシーズン中使用する事になります。経口剤では抗アレルギー剤、または漢方薬の小青竜湯でうまくコントロール可能です。
漢方薬は抗アレルギー剤で起こりがちなだるさ、眠気は無く、効果が早いので使い易い薬です。
診断について
花粉症は、症状から診断はさほど困難ではありません。でも、鼻炎症状の患者さんには、感冒や慢性副鼻腔炎の方もいるため、両者の鑑別診断は治療上大切な事です。
採取した血液を検査し、スギ花粉に対してのIgE特異抗体を測りますが、それと共に鼻汁の好酸球を顕微鏡で確認します。
好酸球と呼ばれる白血球は花粉症などのアレルギー反応に特異的に見られる細胞で、顕微鏡で見ると小さなイクラをぎっしり詰め込んだように見えます。(このイクラが酸性色素に染まる顆粒です。)これがあれば、まず花粉症間違いなしです。
この細胞が全く見られず、代わりに好中球(淡いピンクの芥子粒を蒔いたように見えます)が見られるなら、そこには細菌などが関係した炎症があると考え、細菌やウイルスによる感冒や副鼻腔炎を考えます。
これらの鑑別診断は、診察しながら鼻汁を染色し顕微鏡で検査しますが、10分ほどの時間で簡単です。 花粉症以外のアレルギー性鼻炎でも細菌性の鼻炎とはこの方法で鑑別できます。
アレルギー性鼻炎か、細菌感染性鼻炎か、原因が確定されていない方には是非やっておきたい検査です。
画像は七味唐辛子。筑田Dr.がイメージ画像として選びました。
昨年の筑田Dr.の花粉症の記事はこちら
2週間ほど前に杉花粉の飛散について、書きました。都の花粉情報が先週出ましたので、ご案内します。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/
飛散開始は、来月初旬からで前回書いたとおりです。
飛散数は、昨春の2~3倍で、例年並みだそうです。ちょっと誤解を招くかとも思ったので、掲載しました。
美夏Dr.はこのところ蕁麻疹が出ることもあって、ずっと内服中です。先週からアレルギー性鼻炎(杉花粉症)の方には処方しています。どうせ内服するなら、もう開始した方が良いと思います。
山の木々は,落葉樹は葉が落ち、針葉樹は雪を載せているかさもなくば緑です。今年は昨シーズンに比べると雪の多い年です。
美夏Dr.は杉花粉症です。
春めいてきて山が赤茶色になってくると、「山が燃えてきた。鼻がぐずぐず、頭痛はするし、くしゃみはでる」ととても辛くなります。杉の花粉が飛ぶ時期になると、燃えているような色あいになるんですね。
花粉症の治療は、症状によって、患者さんのご希望や治療の反応の仕方で決めます。
美夏Dr.の場合は、抗アレルギー剤を中心にして、状況で小青竜湯を頓服的に内服します。
小青竜湯は眠気がでないのと、漢方というイメージと反対に即効性があるのが便利です。年末風邪を引いたときに内服して、返ってカラカラになってしまったとお話したのを覚えておいででしょうか?水っぽい鼻汁を抑え、麻黄が入っているせいか頭もしゃっきりしてかなり美夏Dr.にはお助けマンです。1日3回飲まなくてはならないのが少々辛いですけれど。
点鼻薬や点眼薬もよく効きますが、美夏Dr.はあまり好みではありません。
その心配な杉花粉の飛散予報ですが、東京付近では2月始め頃から、量は平均的だそうです。 一般的に飛散する2週間くらい前から、抗アレルギー剤の内服をすると症状が軽くてすむとされています。そろそろ内服を始めた方がよいかもしれませんね。 今回の予報を拝見したサイトはこちら
スクラッチテストは、皮膚に小さな針で傷をつけ、エキスを滴下して15分待って判定します。
左側に赤くなっているのが、皮膚科の言葉でいう紅斑で中心の膨らんでいるのが膨疹です。右の方のスペースにも対照といって、生理的食塩水で同じテストをしていますが、全く反応していません。
ちなみに、この腕は美夏Dr.です。花粉症だものね。
花粉皮膚炎の診断には、本当はこのスクラッチテストをした上で、さらにそこにパッチをはり48時間後判定。アレルギーの中で、遅延型反応と呼ばれる反応ですからね。美夏Dr.はこの状態でもう充分痒みがあって、根性がなくて、終了にしてしまいました。情けない!!
詳しくは、下記のウェブサイトに説明があります。http://medical.radionikkei.jp/igakushoten/final/pdf/060206.pdf
posted at 2007/02/09 17:27 | kojitomika |
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昨年の夏は、気温はそこそこ高くなったものの、梅雨が長引いて、このシーズンのスギ花粉の飛散量は例年並かやや低めだろうという予報が出ています。 http://www.sugi-kafun.com/
でも週末に鴨川に行ったところ、スギの林がそろそろ赤くなってきています。例年花粉がまっさかりのころですと、大げさに言うと「山が燃えている」ように赤くなります。
美夏Dr.は花粉症がひどいので、山が赤くなると鴨川に行くのはなるべく控えます。まだ東京の方がまし。東京でも抗アレルギー剤で頭はふらふらするし、鼻水くしゃみなどなどもう辛くって憂鬱です。
この花粉で花粉皮膚炎と呼ばれる痒み赤みなどの湿疹がでる方がおいでです。吸入してしまった花粉の影響ではなくて、花粉が皮膚について直接皮膚がかぶれる。
ちょうど花粉の飛んでいる時期に、瞼や頬など衣服に覆われていない部分を中心に湿疹が出た場合、化粧品や点眼液など直接皮膚に塗っているものによる接触性皮膚炎(かぶれ)や、アトピー性皮膚炎のほかに、花粉皮膚炎も念頭にいれて皮膚科では患者さんを拝見しています。 花粉皮膚炎の診断は、スクラッチテスト、皮内テスト、パッチテストや採血によるRASTなどでなされます。
普通のかぶれですと、かぶれている可能性のあるものを除去できれば症状は治まってきます。でも花粉によるかぶれですと、シーズン中は花粉を完全に除去することはむずかしい。 非ステロイド系の消炎鎮痛剤によるアレルギー性接触皮膚炎は場合によって症状が強い。そのため湿疹がでているときのお薬は、ステロイドが一般的です。
このステロイドが特に顔では、週に2回くらいで使っている場合には問題にならないのですが、長期にだらだら使うと血管が拡張する、皮膚が薄くなる、ニキビのような毛包炎などの感染症など、とても厄介です。だからこそ、顔のステロイドは最低限にというお話になるわけです。
花粉皮膚炎の場合には
1、抗アレルギー剤内服
2、保湿
3、症状の強いときステロイド外用(美夏クリニック http://www.mika-clinic.com では、可能であればmildクラスを週に2回までとお話しています)
がお勧めだと思っています。ちゃんと皮膚科医師の処方でおつかいくださいね。
その保湿剤なんですが、ワセリンが花粉をブロックするのでよいという話があります。亜鉛華軟膏も皮膚の表面に膜をつくるようにして皮膚を守りますので、それでもよさそうに思います。どの保湿剤がベストなのか、現時点では美夏Dr.には断言できません。とりあえず宿題です。
美夏Dr.の皮膚が花粉皮膚炎になれば、ワセリンと亜鉛華軟膏のハーフサイドテストが出来て良いのですが、でも花粉皮膚炎まで発症したくはありませんねえ。花粉症やら蕁麻疹やら、アトピーやらアレルギーって増えるばかりでーーー。ほんと、ため息がでます。
posted at 2007/01/22 12:15 | kojitomika |
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