003)皮膚科の最近のブログ記事
皮膚科専門医の谷島綾子先生は、昨年西荻窪で開業なさいました。丁寧な診察をなさっておられます。それで患者さんが増えてこられ、残念ながら美夏クリニックの診療は、週に一回金曜日の午前中のみになりました。
こちらのウェブサイトは、谷島先生の暖かい人柄と皮膚科の実践的なケアが書かれていてとても読んでいて楽しい。
美夏クリニック スタッフ一同 応援しています
おなじく皮膚科専門医の岡本都子先生は、月曜日は河原クリニック、水曜日金曜日の午前には吉祥寺南病院、火曜日木曜日は美夏クリニックで 外来をなさっておられます。
岡本先生はご都合で4月24日5月1日の外来は休診です。
女医ママさんチームですね!!
美夏クリニックは、ここへ来て皮膚科外来の強化に成功
ご紹介いたします。
岡本都先生は、
平成7年福井医大卒業
平成16年名古屋大学大学院卒業です。
名古屋大学の皮膚科の医局で研修され、平成17年皮膚科専門医を取得
キュートな笑顔が素敵なDr.です。
昨年から来て下さっている谷島綾子先生のご紹介は こちら
岡本都先生は 火曜日と木曜日、 谷島先生は 水曜日と木曜日
午前10時から13時半まで (火曜日のみ12時半まで)
お二人とも皮膚科10年選手で日本皮膚科学会認定専門医、しかもママです。
私もあわせると、ママが3人揃いました。(私-石井美夏-は形成外科学会専門医、皮膚科学会員です)
お二人の写真と自己紹介をいずれお願いしておきますね
谷島綾子Dr.
平成8年東邦大学医学部卒業
同年東邦大学大森病院皮膚科入局
平成11年都立荏原病院皮膚科医員
平成16年財団法人鎌倉病院皮膚科部長
我が子に食物アレルギーがあったこともあり、特にアトピー性皮膚炎の方にはきめ細やかな指導をモットーとしております。また皮膚科一般の診療をしてきましたので、足白癬(水虫)、痤瘡(ニキビ)、蕁麻疹(じんましん)など、広く皆様にお力添えが出来ればと考えております。
尋常性疣贅に液体窒素で凍結療法をしました。経過はこちら
いぼは、本人の免疫とウイルスとの戦い。 ウイルスをやっつけるために凍らせます。素直に治ることもありますが、なかなかしぶとくて上手く治療できないことも多い。
医者にとっては、治療の確実性が乏しくて嫌な疾患です 反面、身体の免疫って不思議だ。身体全体の免疫とか局所の免疫とか、色々想像するのには楽しい疾患です。
冬になると皮膚は乾きます。皮脂欠乏性湿疹の方が増えます。 過去の記事はこちら
空気は乾いているし、お風呂は熱く長くなるし(お風呂のお湯で皮脂はとれちゃう)、こたつやホットカーペット、電気毛布でも乾いてしまう。
湿疹があれば皮膚科医師はステロイドなどの処方をします。でも湿疹が起きる前であれば、ご自分の皮脂を落とさないで、そして保湿してねとお話します。
美夏Dr.はもともとはボディブラシもボディシャンプーも使っていたのですが、10年くらい前皮膚科を学び皮膚科診療も始めて、石けん派になりました。「手のひらでなでるように洗うんだよ、香りや刺激のない石けんをそっと使うんだよ」それは敬愛する亀田総合病院の宮崎先生の教えで、忠実に守っています。
自分がアトピーなんだなと(アトピーに特徴的な場所ーー肘や膝の内側などーーには湿疹は出ていないのですが、背中や後頚部はいつも痒い。蕁麻疹も出るし、アレルギー性鼻炎、接触性皮膚炎などアレルギー疾患はそこそこ出ています。RISTは600くらいです。)理解してからは、洗いすぎないように特に気をつけています。
ボディシャンプーがなぜあまり勧められないのか、少々話をしたいと思います。
ボディシャンプーって使った後その洗剤成分を落とすのにかなりお湯をかけて流さなくてはなりません。(もちろん例外はあると思いますが) 石けんの場合は少し流して、お風呂(ぬるめのお湯ですよ!!)に漬かれば結構ぬめった洗剤成分は流れてしまいます。
ボディシャンプーは、皮膚表面に残りやすいので身体に残った成分を流そうとするときに、自分の皮脂も落としてしまうんですね。
当たり前なんですが、保湿剤として処方したり販売したりされているものより、自分の皮膚から出てくる保湿成分のほうが優秀で安全で高機能です。この保湿成分を失わないためには、できればしっかり洗い流す必要のあるボディシャンプーより石けんのほうが向いているように思います。
冬になると、皮脂欠乏性湿疹といって、皮膚が乾き痒くなる患者さまが増えます。皮膚はだいたい6週間前後で、ターンオーバーします。つまり6週間で新しい皮膚に生まれ変わります。毎年冬に痒くなる方は、今の時期から冬に向けたスキンケアが必要になります。
皮膚は、皮脂が覆っています。車で言えばワックスのように。
その下には角層とか角質層という垢となって落ちる前の核のない(言い換えると細胞としては生きていない)細胞が並んでいます。車で言えば、塗料の層かもしれません。
この二つは、洗いすぎで簡単に取れてしまいます。
新車を金属のタワシでこすって傷つける人はいません。でも身体をこすって洗うのは、カネのタワシで新車をこすって傷を作るのと同じようなものかもしれません。
もともと皮膚は外界から自分自身を守るバリアです。そのバリアを守るためには
- お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
- 身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
- ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
- 背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
- お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
- 乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。
痒くて湿疹が出ている場合には、上記のことを守った上で是非お近くの皮膚科におかかりくださいね
お顔の皮膚でも、こすらないでというお話を以前させていただきました。ご興味がありましたら、こちらも読んでみてくださいね
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/308390/
美夏クリニックはこちら http://www.mika-clinic.com
posted at 2006/10/24 15:03 | kojitomika |
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