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machiwire.jpg 立っているとき歩いているとき、爪は地面からの力を支えています。

 その爪が両側で食い込むと、陥入爪と言います。丸く巻いている爪は、巻き爪です。どちらも赤く腫れたり、歩くときに痛んだり、時に膿んだり、不自由です。

治療としては、

1、薬を使う  抗生物質や消炎鎮痛剤など。そのときの症状がある程度抑えられれば良いなという治療ですね。

2、手術

 a)爪の両側が食い込まないように、爪の製造工場の爪母を含めて、爪の根元から先まで両側を一塊にして摘出する手術。

 b)爪の両側の根元の部分だけを、フェノールという薬(蛋白を凝固させる)や、炭酸ガスレーザーで焼灼する手術。このほうが早く普通に歩けます。

VHO-mika1.jpg

3)ワイヤーなどで両側の爪を持ち上げる

a)マチワイヤー 上の写真です。超弾性ワイヤーを爪の先端に装着し、まっすぐに戻ろうとする力で、食い込んでいる両側の爪を広げるようにします。 

b)VHO(3TO)法 爪の根元に近い所に装着できるワイヤーです。上にジェルを塗って滑らかにし、アクセサリも付ける事ができます。お洒落ね。リンクはこちら

 需要があって必要も分かっていましたが、1日講習会に行かないとワイヤーが手に入らない。時間がなくてとても行けませんでした。「先生行ってきて頂戴」とリクエストがあり、ついに行って来ました。 ワイヤーが高価で、吃驚。 ご希望の方はご予約くださいね。

 

爪は元の部分で作られ、爪の滑走路である爪床を先のほうへ伸びてゆきます。爪の元の位置は変わらないのですが、先のほうは自由縁です。深爪をすると、爪の両側が皮膚に食い込みやすくなってきます.

腫れる、痛む、赤くなる、膿みが溜まるなどの症状を起こすような、食い込んでしまった爪を陥入爪といいます。


nail-l.JPG

 これは今朝切った私の左親指。爪の角のところが、皮膚より手前にあります。 このように角を丸く落とすと食い込みやすくなります。

 

 

 

 

 

 

nail-r.JPG

 こちらは、適切な切り方。右親指。

 

 

 

 

 

 

 

 皮膚の上に爪の角が乗っていますね。一度この形になれば、爪が食い込んで行くのを防ぐことができます。

 観察力の優れたあなたはお気づきになりましたね。そうです。美夏Dr.も形成外科医になる前は、結構深爪をしていました。その部分の爪が白くなっています。陥入爪の患者さんを拝見するようになってから、右のように切るようにしています。

美夏クリニック   http://www.mika-clinic.com 

2010年7月

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